CASE 04 CLASSIC COMFORT with Masaaki Ida
PROFILE

「川村都スタイリストスクール」を卒業後、五十嵐孝智氏に師事し、2011年に独立。雑誌や広告、ブランドのカタログを中心に幅広く活躍中。モードを軸にしながら、異なるエッセンスをミックスしたスタイリングを得意とする。
Instagram:@masaakiida


ー 履いていただいたのは、レザーライナーとクッション性のあるインソールを採用した「クラシックコンフォート」というシリーズです。
〈ブランドストーン〉は、今日初めて履きました。ゆるくもないし、きつくもない、絶妙なフィット感があって、履き心地が本当にいいですね。
ー 〈ブランドストーン〉には、どんな印象を持っていましたか?
周りでも履いている人が多くて、街からアウトドアまで対応するイメージです。レザーを使用しているから、経年変化も楽しめますよね。ロケバスの方で履いている方も多くて、ガンガンに履いて汚れていてもそれがいい感じの味になっていて。おしゃれとしてきれいに履いても、そういう風に仕事用としてラフに履いても、かっこいいブーツだと思います。

ー サイドゴアブーツはどんなスタイルに合わせたいですか?
こう合わせるみたいなセオリーはないように感じています。意識して履かないのも正解というか。先日、とあるブランドのデザイナーとも話していたんですが、最近はフォーマット化されたファッションの人が多い気がしていて、決まったアイテム同士を合わせているのが、おしゃれみたいな風潮がありますよね。でも、自分がかっこいいと感じたものを自由に着るのも、おしゃれだと思うんです。サイドゴアブーツも感覚的に履いていいと思います。
ー ちなみに、今日のコーディネートのポイントはありますか?
今日は少しモードに寄せつつ、春なのでさわやかに。〈ラフシモンズ〉のコートに、〈ディガウェル〉のワイドパンツを合わせました。色はごちゃつかせず、シルエットと素材感で特徴を出しています。ブーツのヌバックの質感を活かした、ミニマルなコーディネートです。

ー そんなスタイリングでも〈ブランドストーン〉が合いますね!
足元の合わせ方は難しいイメージがあるかもしれないですが、深く考えすぎずにコーディネートしたら、自分なりにハマりました。靴はスタイリングの中で重要な役割を担いますが、〈ブランドストーン〉はどんなスタイルにも合いますね。ひとつのテイストに捕らわれないブーツだと気づきました。
ー 確かに、いろんなテイストに合いますね。
僕も気分に合わせて洋服のテイストを変えているんですけど、新鮮に感じることを大事にしています。例えば、モードとカジュアルを掛け合わせるような、ミックスさせたスタイルが好きなんです。そんな風に履けて、どんなスタイルにも当てはまる〈ブランドストーン〉は便利な1足だと思います。