SAMPLE 4. 野津達彦さん、ソフィアさん、くららさん
PROFILE
達彦さんは〈ギャップ〉歴20年。現在は、アジアパシフィックのVMDシニアディレクターを務めている。〈ギャップ〉のウインドウデザイン、マネキンのスタイリングなども手がける。
ー 達彦さんの今日のパンツは、ウィメンズのものなんですよね?
達彦:そうなんです。〈ギャップ〉はもともと、ダイバーシティとかジェンダーレスとか、そういうカルチャーがあるんです。だからメンズの服を女性のお客さんが買われたりとか、ぼくみたいに、逆もある。最近は特に、そういう傾向が強くなってきましたよね。ちなみに、いま着ているパーカは、いつもよりワンサイズ小さいM。秋は全部ダボダボするよりは、下がワイドなら上はタイトに合わせたいですよね。
ー 〈ギャップ〉のなかでもパーカは特におすすめですか?
達彦:〈ギャップ〉の命なんで(笑)。あと、素材に関しては、柔らかくて肌触りの良いカーボナイズドとドライフィニッシュっていうのがあって、よりアメリカっぽい生地感のがドライ。素材を選べるのもおすすめのポイントです。
ー 〈ギャップ〉の色で好きな色はありますか?
達彦:ホワイトとグレーとネイビーです。ぼく自身、〈ギャップ〉で買うのはその3色がほとんどですね。
ー あと、〈ギャップ〉のパーカと言えばロゴがドンと入っていますよね。
達彦:そうですね。たとえば、ほかのブランドのロゴがフロントにドーンとあったら嫌だけど、〈ギャップ〉はなぜか許されてる。それってうれしいですよね。その根底にあるのはアメリカブランドってこともだし、アメリカンヘリテージだと、お客さんが思ってくれてるからだと思うんです。
ー くららさんは普段からどういう服装が好みなんですか?
達彦:ちょうど思春期で、トレンドを追っかけるからね。
くらら:いま、短い服が好きだから、ギャップフィット(ギャップのスポーツライン)とかは好きです。あとスエットも好きです。いま着てるものも。
ー ソフィアさんが思う〈ギャップ〉の魅力はなんでしょう?
ソフィア:シンプルなものが好きなので、自然と〈ギャップ〉を手に取ることが多いです。Tシャツとかも形がいいし。今日穿いているデニムも形がきれい。ちなみに、メンズサイズをよく着ていて、今回着ているトップスもメンズのXLなんです。
ー 今回は親子スナップということで、最後に、子育て論を教えていただければと。
達彦:ぼくは、勉強しなくてもいいと思っています。彼女が元気で、笑顔でいてくれたら。ひとつ言うなら、なにかひとつ、夢中になれるものがあればいいなって思いますね。
ソフィア:私もだいたい一緒ですけど、この子はひとりっ子なので、将来そういう風に、まわりに見られて欲しくないというか。私が大勢の兄弟と育ったというのもあるんですけど。だけど、あまりに意識しすぎちゃって、too muchなところもあったりして。
くらら:昔から「挨拶はちゃんとして」って言われていたから、それは、ほかの子たちに比べてできると思います(笑)
ー くららさんは今後、留学とかされるんですか?
くらら:大学はニューヨークのデザイン学校に行こうと思っています。
達彦:えー、そうなの!? 初耳!(笑)