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FEATURE
新しい世界を創り出す、表現者のための場所。ドクターマーチンが東京から世界へ発信する新たなカルチャー。
Dr. Martens SHOWROOM TYO

新しい世界を創り出す、表現者のための場所。ドクターマーチンが東京から世界へ発信する新たなカルチャー。

原宿や表参道は日本のファッションの中心地である一方、世界のカルチャーと結びつき発展してきたエリアでもあります。今年10月、そんな場所にひとつのお店が誕生しました。その名も「Dr. Martens SHOWROOM TYO」。これは〈ドクターマーチン〉が “MADE IN ENGLAND” とスペシャルなコラボモデルに焦点を当てたはじめてのコンセプトショップで、改めて自分たちのルーツを見つめ直し、新たなカルチャーを発信すべく立ち上げたスペースでもあります。ブランドの頂点に位置付けられるコレクションのみを取り扱う店がなぜこのタイミングで生まれたのか。ブランドのキーマン二人のインタビューを交えながら、その理由に迫りました。

48足のコラボモデルが物語る、ドクターマーチンと裏原の繋がり。

瀟洒な建物が軒を連ね、さまざまなブランドの旗艦店やセレクトショップがひしめく東京の表参道・原宿エリア。日本のファッションカルチャーの発信地であり、世界のさまざまなカルチャーと関わりながら発展を遂げてきたこの場所に「Dr. Martens SHOWROOM TYO」がオープンしました。

このショップは〈ドクターマーチン〉が「新しい世界を創り出す表現者のための特別な場所」として位置付けています。しかも、このブランドがコンセプトショップをオープンさせるのは世界でもここがはじめて。だからこそ、隅から隅までこだわった店づくりになっているのです。

〈ドクターマーチン〉は1960年にファーストモデルが誕生後、長い歴史のなかで音楽やアート、そしてファッションとの繋がりを深めてきました。これを示すかのようにエントランス正面には、これまで数々のブランドと手掛けた貴重なコラボモデルのアーカイブを展示。〈アンダーカバー〉〈ダブルタップス〉〈フラグメントデザイン〉といった日本のブランドや、〈シュプリーム〉〈マーク ジェイコブス〉などの海外ブランドに至るまで、計48足ものアーカイブがアートピースのように展示されています。

そうしたブランド同士の繋がりは必然的に起こったものなのか? もしくは偶然的なのか? いまではさまざまなところで “コラボレーション” が行われる時代。そこにはマーケティング的な要素も強く、純粋な意味での “コラボレーション” は珍しいものとなりましたが、裏原黎明期の90年代はピュアな共同作業が当たり前のものでした。今回、ショップのオープンに際して制作されたカルチャードキュメンタリームービー「JUKEVOX JOINTS」では、当時の裏原ムーブメントに着目し、世界が注目した日本のカルチャーがどのようにはじまり、いかにして発展していったのか、当事者たちのコメントと共に紐解いていきます。

ムービーは現在、エピソード2が公開中で、〈ネイバーフッド〉の滝沢伸介さん、〈ダブルタップス〉の西山徹さん、〈バウンティーハンター〉の岩永ヒカルさん、〈オンブレニーニョ〉の江川 “YOPPI” 芳文さんが登場。今後も裏原のレジェンドたちや、そうしたカルチャーに影響を受けた次世代のクリエイターたちも登場するのでお見逃しなく。エピソードは全部で8つあり、隔週で1本ずつ「Dr. Martens SHOWROOM TYO」の特設ページで公開される予定です。

カルチャードキュメンタリームービー「JUKEVOX JOINTS」予告編
INFORMATION

Dr. Martens SHOWROOM TYO

営業:12:00〜19:00(火曜、水曜定休)
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-28 1F
電話:03-6746-4898
オフィシャルサイト

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