アイキャッチに攻めるも、ユースフルに守るも、自由自在。
どんな方向性で自分のオリジナリティを表現するかは自由。主張のある一本、あるいはさり気ないこだわりが効いた一本、まずは大枠からイメージを始めるアントニーさん。
「ポイントになる色で攻めるか、どんな服にも合うよう使いやすい色で置きにいくか、迷ってます。でも、つまんない奴だと思われたくないですから……今日はやっぱり攻めですかね」



開始数分で組み上げたのは、フォレストグリーンをベースにしたシックな一本。「芸人が置きにいっちゃダメだ」と方向転換を決意!
限定モデルやコラボレーションを多彩にリリースしてきた〈G-SHOCK〉に詳しいからこそ、まだ見ぬ一本を目指すアントニーさんは難航中。
「文字板だけでも4種類あるので、だいぶ印象が全く変わりますね。小学生の時に“ファーストG-SHOCK”を手に入れて以来、購入し続けて15本ほど持っています。赤と黄色が好きなんですが、赤をベースにすると昔出ていたエヴァンゲリオンとのコラボモデルのイメージに引っ張られるし……迷ましいですね。芸人仲間でもジャングルポケットのおたけさんやチョコレートプラネットの松尾さんなど、付けている人が多くて、麒麟の田村さんもコレクターレベルに持っているらしいので、今日は黄色を生かしつつ、誰とも被らない一本をつくりたいですね」


アントニーさんが今日の私服に合わせていたのはウィンタースポーツにぴったりの雪山をイメージしたモデル。どんなスタイリングにもすんなりハマる一本として愛用中。カバンの中に忍ばせていたもう一本は、自身の好きな色である赤と黄の配色が印象的な〈THE HUNDREDS〉とのコラボモデル。