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ダナー × ブリーフィングのアイテムを、スタイリストはこう使う。Vol.1 池田尚輝
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ダナー × ブリーフィングのアイテムを、スタイリストはこう使う。Vol.1 池田尚輝

どんな時代になろうとも、アイデンティティを大切に、徹頭徹尾、堅牢なものづくりを続ける〈ダナー(Danner)〉と〈ブリーフィング(BRIEFING )〉。そんな両者が交わり共作したバッグとシューズが、この度発売されました。タフネスのキーワードの下に作られた傑作は、いかに優れているのか。日々、インスピレーションを求め街をさまよい、様々な環境で撮影を行い、バッグとシューズにこだわりを持つスタイリスト2人はそのアイテムをどう使う? 1人目は、スタイリストの活動以外にも、最近は極私的な企画展にも注目が集まる、池田尚輝さん。

両者のタフネスはスタジオにも、ロケにも。

ー 池田さんは普段〈ダナー〉を履かれたりしますか?

池田:実は、結構思い入れがあるんですよね。(ダナーの本社がある)オレゴン州に2009年に行ったとき、やっぱりオレゴンで〈ダナー〉を買いたかったんですけど、時間がなくて行けずで。のちにニューヨークの「Tent and Trails」っていう本気の山屋のお店に行って、2回買いました。1回目はサイズ選びに失敗して、そのあともう1回行って買って(笑)。

ー 一方で〈ブリーフィング〉の印象はどうでしょうか?

池田:ザ・アメリカンミルスペックって感じです。ミリタリー由来のタフなものづくりをずっと続けていますよね。ウェビングベルトとか、バリスティックナイロンの使い方も好きです。あと、〈ブリーフィング〉はいつも、別注に目を引かれます。別のブランドと交わると、一層輝く気がして。今作もまさにそんな感じです。ちなみに、今回のシューズはシャークソールですけど、シャークソールってもともと何用なんですか?

ー 登山用です。深い刻み目が濡れた路面や岩場などで、しっかりグリップしてくれて、かつクッション性にも優れているという。

池田:やっぱり安定感はありましたね。あと、スタイリングのことに関していえば、ブーツだとハードに見えてしまうけど、ローカットだとそんなに重くならない。最近は足元にボリュームをもたせるバランスが多いから、使いやすいんじゃないかな。シューズもバッグも、街にロケに、どっちでも使いやすそうです。雑に使ってもくたびれないし。

ー コーディネートでいうと、ピンクの靴下が、なんとも池田さんらしいなと思って。

池田:最近、靴下は外したいんですよね。そうしたときに意外とピンクっていいんですよ。着るのはちょっと気恥ずかしいけど、チラリと見せるくらいにはちょうどいい。血色もよく見えたりするんです。

ー スタイリストさんってものが多いイメージなんですが、やはりトートバッグがお好きですか?

池田:トートバッグの頻度は多いですね。上着に干渉しない所が好きです。

ー トートバッグにもとめることを教えてください。

池田:ものの出し入れにストレスがないってことと、置きやすいこと。このトートバッグは自立してくれるし、小物の収納も充実しているから、相当使い勝手がいいですよ。

ー 仕事道具はどんなものを持ち歩いているんですか?

池田:ノート、手帳、名刺、お茶、充電器、ハサミとか入っている小物入れ。以上です。結構少ないですね。このトートバッグであれば収納力は問題なし。

ー スタイリストの3種の神器的なものってあるんでしょうか?

池田:皆が持っている訳ではないけど、あるとカッコ良く見えるのは服ブラシでしょうか。例えばたくさんの芸能人の方がいる映画祭とかの仕事では、服ブラシをパンツの後ろポケットに挿しておけば、ある種の目印になるというか。尊敬する先輩のスタイリストの方がやっていたので、真似させてもらっています(笑)。

ー 粘着テープのコロコロより、汚れは取れると。

池田:砂や埃は、ブラシのほうが確実にとれますね。あと、コロコロはステンレス製の小さいものを持っています。小物を油断しちゃうと、全体的にちょろい感じになっちゃって(笑)。

ー 演者側からすると、最後にブラシで整えてもらうと、気分はあがりますよね。

池田:ファイナルタッチにブラシを使うと、僕的にも送り出せる気がしますね。少し儀式みたいですが、そういう事も少しくらいはやらせてもらってもいいのかなと(笑)。

INFORMATION

Danner

電話:03-3476-5661
jp.danner.com

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