PROFILE
高円寺の古着屋「ナウオアネバー」でキャリアをスタート。その後アメリカへ古着留学、帰国後に「オキドキ」で働きながらizmt氏にシルクスクリーンプリント学び、手刷りのTシャツブランドを始める。2015年に代々木上原に古着屋「ドゥージョー」をオープン。
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実店舗やウェブショップを持たず、イベント出店のみで運営を行う神出鬼没のノマドな古着屋「ウェーバー」参謀役。これまで収集してきた珠玉のヴィンテージTシャツ256枚を一挙掲載したアーカイブブック『0001』を、全世界1000部限定で販売中。
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2014年に古着のオンラインストア「アノラック」をオープン。新潟に移住し、オンラインストアを運営する傍ら、今日も元気に生きている。この春、「アノラック」の公式Instagramがスタート。
レギュラーの中でも“さらに普通”。でも、おもしろいのがドレギュラー。
ー レギュラーTシャツファンはお待ちかね。前回からおよそ9ヶ月ぶりの開催となる「ドレギュラーTシャツ展 Ⅲ」。前回を知らない読者のために、改めてどんなイベントなのか教えてください。……という流れも、これで3度目です(笑)。
中野:ですね(笑)。古着用語でいうところのヴィンテージの対極にある存在として、普通に買えるアイテムをレギュラーと呼びます。その中でも“さらに普通”という意味で“ド”を付けたレギュラーTシャツを集めたのが「ドレギュラーTシャツ展」。要は“まだ価値が付いてないモノに価値を見出す”イベントになります。
ー ちなみに前回は、どなたが1番早く完売されたんですか?
畠中:中野くんじゃない?
中野:一応、ホームだからね(笑)。前回は一樹くんが最後まで残ったよね。
Izmt:そうそう。第一回目は最後まで残ったのが、ぼくだったけどね(笑)
ー 3度目ということで、前回、前々回を超えなければという意味でも、セレクトが大変だったのでは?
中野:前回は1人40枚ずつ120枚くらい用意しましたが、今回も一緒。ちょっと数を増やしてみようかなぁと思ったんですが、やっぱりその数が限界でしたね。しかもぼくの場合はレギュラー……じゃなくてスタメン落ちも結構ありましたし。
畠中:ぼくはサイズ感が前回はちょっと問題だったのかも。だから今回はかなり厳選して集めたんで。
Izmt:ぼくも特殊分解縛りとか、ちょっとマニアックなところを攻めちゃったからなぁ……。とはいえ、反省を活かして、次に繋げようなんて殊勝な心掛けをする気も全くないけど(笑)。ただ、Sサイズはなるべく出さないようにしようと思って、ボツになったやつは「アノラック」で販売しています。
ー (笑)。では、お待ちかねのリコメンドタイム! お一人ずつお持ちいただいたTシャツについて、“それのどこがおもしろいのか”を教えてください。順番は前回同様、中野さんからでよろしいですか?
Izmt:昨日、中野くんに「可能なら最初に回してくれ」って頼んだんだけどなぁ。上手いオチも考えられてないんで……。
一同:(爆笑)。
畠中:流れ的にも、中野くんからスタートして最後にIzmtちゃんで締めるっていうのがイイんじゃない?
中野:じゃあ、そうしようか。