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黄田駿
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須藤結理
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竹田崇真
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柴山英樹
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古賀結花
ヤクルト1000はエリクサー。
“第二の脳”とも言われる腸。“腸脳相関”って言葉があるくらい大事な臓器だと知っていたんですが、実際にヤクルト1000を飲み始めてみたら、心身ともに改善されてきた気がします。主にメンタル面。ヤクルト1000は、コンビニやスーパーにもあるので、見つけたら買ってみてください。寝起きのすっきり感がかなり変わります。
SHEBA
シーバのパッカブルジャケット
両A面の応用編。
リバーシブルを買っても結局裏返さない。だれもが経験済みのファッションあるあるだと思うんですが、その原因は表と裏のコントラストの強さじゃないかと睨んでいます。表が無地で、裏が柄物みたいな。無地の気分なのに、ペイズリーがひょっこり顔を覗かせてくるような図々しいアイツがイヤなんです。だから、言われてから気づくくらいのさり気ないリバーシブルであれば、いいんじゃないかと思うわけです。このジャケットは、片面がホワイトで、もう一方がアイボリー。申し分のない、申し訳程度のリバーシブル具合です。だが、そこがいい。そこがスタイリングの微妙なニュアンス替えとして使えそうなんですよね。パッカブルなので、寒暖差の激しいいま時期にも重宝しますし、旅行のお供にバックパックに忍ばせてもおける。ミルク＆ハニーな色合いなので、夏の暑苦しさも中和してくれそうです。
¥44,000
シーバ
e-o-f-d.com
rem
レムのスエット
ニューエイジ・スエット。
“処女作には、その作家のすべてがある”なんてよく言われますが、このスエットからはつくり手のすべてが感じ取れます。これを手がけたのは大阪・堀江のセレクトショップ「クレオパトラ」の看板スタッフであり、バイヤーのJUNJIくん。国内外に目を向けて、国境もジャンルも横断する彼が手がけているだけあって、どこにも属さない無国籍なムード。しかもそれが千鳥足のように右往左往する不安定さではなく、軸足をストリートに置いて、モードやレイヴへと軽やかにピボットしているような感じなんです。トップスはボートネックとモックネックを掛け合わせており、ずどんとしたドルマンスリーブ。一方のボトムはワイドテーパード。袖と裾はカットオフになってるので、スエット特有の素っ気なさを感じさせません。セットアップで着用しても成立するし、他のアイテムと組み合わせることで味変できる。さまざまなブランドを編集するバイヤーならではの方程式で仕立てられてます。若いのにやり手です、ほんと彼は。
各¥19,800
Type of person
タイプオブパーソンのショルダーバッグ
メイド イン ハンド。
〈タイプオブパーソン〉のアイテムから漂う、ただならぬアメリカンカルチャーの風味。しかも、ツンとした刺激臭ではなく、柔らかなフレーバーなのがいいんですよね。おそらくそれは稚拙なトレースではなく、巧妙なサンプリングによって成り立っているからだと思うんです。このカバンもハンティングバッグのようなカラーリングですが、土臭さはなく、メッセンジャーバッグのような颯爽とした雰囲気があります。しかも、PCや着替えのシャツなんかも入れておけるキャパシティもしっかりと抑えられています。個人的にツボったのが、「出来上がりに個体差が少し出てしまいますが、あらかじめご了承ください」というECに書かれた一文。デザイナー・コウタくんの人柄の良さが滲み出まくってますし、この愛嬌がアメリカっぽいと思うんです。ハンドメイドだから出てくる個体差は、もはや味。思う存分堪能したいです。
¥12,100
タイプオブパーソン
typeofperson.stores.jp
iFLYTEK
アイフライテックのAIボイスレコーダー
御用だ！時間泥棒。
インタビューや議事録で時間を蝕むテープ起こし。1時間の取材時間を、丁寧に書き起こすとなると、その倍かそれ以上になるなんてこともざらにあります。これまであの手この手を尽くしてきましたが、結局のところは対症療法。数分の時短になったところで根治には至りません。ところが、このAIライティングレコーダーVOITERがテープ起こし界に革命をもたらす予感がします。簡単に機能を説明すると、騒がしい環境やオンライン会議中でも不要なノイズを除去し、AIが音声をテキスト化し、文脈を判断して文字を自動修正してくれるというもの。例えば、「キシャのキシャがキシャでキシャした（貴社の記者が汽車で帰社した）」といった、ややこしい文章も一発変換してくれます。兎にも角にも書ききれないほど、機能が満載なので詳細はこちらへ。次の取材では最新鋭の印籠をドヤ顔でふりかざしてやろうかと思っている次第です。
VOITER ¥54,780、VOITER mini ¥20,350
アイフライテック
www.shop.iflytek.co.jp
ヲタク、はじめました。
ファン歴1ヶ月でたいへん恐縮なのですが、TWICEのライブに奇跡的に当選して、先日東京ドームに行ってきました（!!!）。ちいさな箱でのアングラバンドのライブに慣れすぎてしまったせいで、音響が…距離感が…など歯がゆさを感じましたが、それを凌駕するほど彼女らのパフォーマンスにマスクびしょびしょ。これからもワンス活動に励みます！
福順都家
ボクスンドガのソンマッコリと赤米マッコリ
手間暇と愛がたっぷり。
（いまさら？という声はいったんノイキャンしまして…）当方いま、K-POPにハマっています。きっかけは忘れましたがここ1ヶ月、Niziu、TWICE、NMIXXと、J.Y.PARKの思惑通りに沼へ…。視覚聴覚では飽き足らず味覚も韓国ナイズドしようと、最近は家で韓国料理をつくっています。そしてそれに合わせて取り寄せたボクスンドガ（福順都家）のマッコリがかなり衝撃的な体験だったのでご紹介を。加熱処理をせず、酵母や乳酸菌を生きたまま瓶詰めしているいわゆる”生マッコリ”で、それゆえ栄養もたっぷり。封をすこしずつ開けると、なかの麹が発酵し炭酸が発生するので、マッコリ本来の濃厚なまろみに加え、口当たりが爽やかでとっても飲みやすいんです。開けてすぐの一杯と、最後の一杯では、やや味に変化があって1本でストーリーが感じられるのもおもしろい。ちなみに商品名の ”ソン” は韓国語で「手」という意味で、全て手づくりしていることからこう名付けられました。手塩にかけて育てるアイドル同様、このマッコリも手間暇と愛情をたっぷりかけているからこそ、最高峰の味わいなのかもしれません。
ソンマッコリ ¥1,980、赤米マッコリ ¥2,200
CIBONE
シボネのオリジナル アクリル ファイル トレイ
ジャングルを竹林に。
いま原稿を書いているデスクは、例えるならジャングルでしょうか。資料の山をかき分けて領収書を発見したり、ないと思って買った本と同じものが発掘されたり、飲みかけのペットボトルもそびえ立っています。デスクの汚さは効率に悪影響を与えることはわかっています。だからそろそろ道具に頼ろう、せっかくならスタイリッシュなものにしようといちばんに探したのは「シボネ」。ありました、しかもいいのが。このアクリル板のトレイはスタッキングができるので種類を分けて収納可能（ここまでは序の口）。なにより、シルエットをなぞるように色づいたラインが特徴的で、殺風景なデスクの小粋なアクセントになりますよね。3色あって同色まとめ買いももちろん良いんですが、個人的には3色揃えて買うのが◎。だってネオングリーン、ピンク、スモークグレーの色選びが「シボネ」らしくないですか？ これなら気分もあがるし、きっとジャングルは竹林のごとくすっきりしてくるはずです。
￥7,480
上からNeonGreen、Pink，Smoke Grey
www.cibone.com
WATARU TOMINAGA
ワタル トミナガのシースルー ストライプ T
夏の共犯者。
2016年にデザイナーの登竜門の大会で最高賞受賞、2020年にニューヨークコレクションで本格デビュー、その後〈マリメッコ〉など数々のブランドとコラボ、2021年にパリファッションウィークデビュー…と息継ぎをする間もなく駆け上がった〈ワタル トミナガ〉。快活でポップなカラーパレットと、立ち止まって見たくなるグラフィックがブランドの魅力です。これまで20代前半の子たちがおしゃれに〈ワタル トミナガ〉を着ているのを見て満足してましたが、今シーズンのこちらなら地味めなわたしのワードローブに華を添えてくれそうかもと思ったので、紹介させてください。ネイビー、イエロー、オレンジ、グリーン、レッド、ブルー、戦隊レンジャーさながらのカラフルなボーダーTなんですが、2×3の色合わせの妙で品よくまとまっています。そしてもっとよく見るとボーダーのあいだあいだにラメのシースルー素材が噛まされていて、ふしぎな浮遊感！ 改めてブランドの振り幅を感じつつ、夏だし…という根拠なく高ぶる気持ちとともにぜひ着倒したいものです。
¥39,600
MAIL：info@watarutominaga.com
www.watarutominaga.com
CAMISAS MANOLO
カミサス マノロのシャツ
シャツと好奇心と。
お行儀のいいシャツブランドかと思ってサイトに飛ぶとびっくり（PC推薦）。品良く並んだシャツの写真がマウスオンで想像以上に拡大されたり、文字が下から上に流れてきたり、愛嬌のあるビジュアルをつくっていたり。そしてプロダクトを見ると、“シャツ” というお題にあらゆる方程式を用いて解をだそうとする、好奇心の跡が見て取れます。この一枚は夏に着るならと思って選びました。身幅広めのフォルムなのに、トゥルンとした透け感のあるコットン素材がだらしなさすぎず、夏の風を爽やかに孕んでくれそうなシトラスカラー。シャツの既存のジャンルに当てはめられそうで当てはめられない、そんな仕上がりです。ちなみに日本で買えるのはおそらく「Esmeralda Serviced Department 」というセレクトショップだけ。新品/古着ミックスで売っていて、独自のユーモアをひとさじ入れてビジュアルづくりをするハイセンスなショップなんですが、彼らのこのシャツへの解も秀逸なのでぜひサイトをご覧ください。
¥38,000
Esmeralda Serviced Department
www.esdepartment.com
至高の90分。
CLにEL、各国リーグと、最近はサッカー観戦三昧。なかでも先日行われた、プレミアリーグでのマンCvsリヴァプールは間違いなく今シーズンのベストゲーム。戦術面・技術面・強度面、どれをとっても高次元な一戦は、世界最高のエンタメでした。
Goldwin
ゴールドウインのジャケット
ナチュラルダイ
最近、〈ゴールドウイン〉が気になってます。先日行われた「楽天ファッションウィーク」で新プロジェクト「ゴールドウイン ゼロ」を発表したり、シーズンビジュアルを見ていても、アウトドアブランドとは思えないこだわりぶりで、軸足をアウトドアに残しながらも、徐々にファッション的な色合いを強めているように感じるのです。中でも気になったのが、この「Mobility Packable Jacket」。名前の通り、パッカブル仕様のシェルジャケットなんですが、ポイントは廃棄される植物を活用した天然色素で生地を染めていること。絶妙なインディゴカラーは藍によるものです。あと、リサイクルナイロンを使用したリップストップはコットンライクな風合いを再現していて、普段のコーディネートに取り入れやすいのも嬉しいポイント。環境に配慮していることが選ぶ理由になるより、デザインが気に入って着ていたものが、実はサスティナブルだった。後者の方が実際長く着るだろうし、本質的なのかなと思います。
¥27,500
ゴールドウイン
www.goldwin.co.jp
CCU
シーシーユーのシャツジャケット
ほどよいレザー。
いままで色んな服を着てきましたが、レザーは未経験。ぼくにとっては無骨すぎるというか、なんというか。でも、2020年秋冬からスタートしたレザーシャツを中心に展開する〈シーシーユー〉のそれは、一目見て「着たいな」と思えました。リネンのように見える素材は、実はシルク。肝心のレザーは、ピッグスエードとしてポケット部分に採用することで、ほどよいアクセントになっています。カジュアルでありながら、ドレッシーな一面もあって、レザーを敬遠していた身としても取り入れやすい塩梅です。デザインはジャケットのようだけど、シャツの軽快さや肌馴染みのよさもあるので、軽装になる夏の主役として活躍してもらいたいと思っています。
¥34,100
イーライト
03-6712-7034
ccu-leather.com
VEILANCE
ヴェイランスのコート
雨が待ち遠しい。
服を選ぶとき、どういう人がつくっていて、どういう風に出来上がったものなのか、みたいな文脈を重要視していました。ところが、近頃は趣向が変わって来ています。というのも、編集者って撮影のとき、座ったり、走ったり、重いものを持ったり、色々動くことがあるんです。そんなシチュエーションにおいて、やっぱり役立つのは機能的な服。ぼくにとっての最適解は、〈ヴェイランス〉でした。無駄を極限まで削ぎ落としたミニマルな服は、着る場面を選ばず、仕事着にもってこい。それにデザインがシンプルであるからこそ、どんな服と合わせても喧嘩することはありません。22SSから新登場した「レクサーコート」も、いま自分のワードローブに加えたい1着。13デニールの「GORE-TEX 3L C-KNIT」を採用しているおかげで、防水なのに超軽量。ゴアテックス特有のパリパリ感もありません。街で着るなら、これぐらいがちょうどいいんです。梅雨にこれがあれば、普通なら憂鬱になる雨を少しは楽しめそうです。
¥104,500
DIESEL
ディーゼルのデニムパンツ
グレンのデニム。
先月公開された〈ディーゼル〉の特集記事、ご覧いただけましたか？ 新クリエイティブ・ディレクター、グレン・マーティンスによる一大プロジェクト「ディーゼル ライブラリー」にフォーカスし、各界で活躍する10人に出演してもらいました。このコレクションでラインナップするのは、シーズンを問わず後世に残っていくデニムアイテム。定番品、いい響きですよね。中でも、食指をそそられたのがこのデニムです。特筆すべきはシルエットで、グレンらしいビッグサイズに仕上がっています。普通なら裾をカットしたくなるところですが、そのまま穿くのが〈ディーゼル〉流。それほど背が高くないぼくが穿けば、裾を引きずることは明白ですが、これならそれがスタイルになってしまいます。出演者のみなさまのように華麗に着こなせるかはわかりませんが、ひとまずチャンレンジしてみようかなと。
¥27,500
ディーゼル ジャパン
www.diesel.co.jp/ja/
417 EDIFICE × crépuscule
417 エディフィス × クレプスキュールのカーディガン
久しぶりのパープル。
いままで「これでもか！」というほどモノトーンやグレー、ネイビーの服ばかりを買い続けてきたぼくですが、今年の春は色モノが気分です。色モノといってもビビッドや蛍光色ではなく、少しくすんだパステルカラー。「417 エディフィス」が〈クレプスキュール〉に別注したこちらのカーディガンなんか、まさにドストライクでした。淡いパープルは、ベーシックカラーを基調とした装いに違和感なくハマり、それでいて春らしさを演出。素材に採用したコットンは肉厚ながら柔らかく、ストレスフリーに着こなすことができます。ボタンを開けてカジュアルに、留めてトラッドに着こなすもよし。チャレンジングな色味ながら、幅広い着こなしにマッチする一枚です。
¥19,800
417 エディフィス
baycrews.jp/brand/detail/417
Graphpaper
グラフペーパーのポロシャツ
品よく、ラフに。
もう何着買い足したかわからない〈グラフペーパー〉のウェア。上質な素材使いはもちろんのこと、時代に左右されないベーシックなデザインを備えた彼らの服は、飽きることなく何シーズンも着られるんですよね。今季ピックアップしたのは、程よく厚手な鹿の子編みのハーフスリーブポロ。何が良いって、どことなく漂う上品さです。毛羽立ちの少ない良質なコットンを双糸使いでハイゲージにすることで、細やかな凹凸に加え、優れた耐久性とソフトな肌触りを実現。ボリュームを備えたパターン設計は生地と体の間に余白を生み出し、夏場でも涼しげな着心地に。襟も型崩れしにくいとあれば、向こう3年間は夏のベスメン入り確定です。
¥17,600
グラフペーパー
graphpaper-tokyo.com
Blahw
ブラーのベイカーパンツ
ドストライクな白パン。
数年前までは一切持っていなかったものの、最近は週に2~3回穿いている白パン。「コンサバ感が出るから…」と避けていたのですが、試しにワイドシルエットの白パンを購入したところ、これがどハマり。コンサバ感はおろか、色本来の軽快さが病みつきになり、昨年購入したチノパンとスエットパンツをヘビロテしている次第です。今夏に向けて入手したのは、一昨年デビューした気鋭ブランド〈ブラー〉の一本。素材には綿、麻、ポリエステルからなる混紡地が採用され、シャリ感のある軽快な穿き心地に。ダンブラー加工によって生み出された、優しげな風合いも特徴的です。随所に備えられたポケットも魅力ですが、個人的なポイントはウエストゴムと裾紐。品良くもトラックパンツ感覚でラフに穿ける白パン、なかなか出合えませんよ。
¥25,300
ブラー
Instagram：@blahw_official
UNUSED × SUICOKE
アンユーズド × スイコックのサンダル
ポーチ付きサンダル。
そろそろサンダルの出番！ というにはまだ早い気もしますが、街を見渡せば既に下ろしている人もちらほら。というわけで、早速、ぼくも新調してきました。選んだのは、毎シーズン恒例、〈アンユーズド〉と〈スイコック〉のコラボモデル。今季の一品はご覧の通り、スライド部分に備えられたポーチが特徴的。一見すると大胆なデザインに思えますが、いざ履いてみると悪目立ちせず、程よいアクセントくらいな収まりなんです。気になる履き心地はタフで滑りづらく、クッショニングも抜群。で、実際、ポーチに何を入れるか。履く人によって答えはさまざまあれど、個人的には栓抜きか、小銭ですかね。これからの季節といえば外飲みですし、スマホ決済ができないサウナは意外に多いので。
¥25,300
アルファ PR
03-5413-3546
ゾーンへのいろいろな入り口。
キャンプに行く理由はひとそれぞれ。自分の場合は意識をトランスレーションさせたいからだと最近気がつきました。静まり返った湖面などをじっと見つめているときの、ゾーン的な何かに入る感覚を常に求めている気がします。ランニングやクラブ通いにも通ずるものがあるんじゃないかと。トランスする方法を求めて、最近はアイソレーション・タンクに興味ありです。
SEVEN BY SEVEN
セブンバイセブンのシャツ
初夏の一枚。
暑くても、ロングスリーブが好きです。奇妙に気温が上下する日々がようやく終わり、これからぐんぐん夏に向かっていくんだろうなとひしひし感じてはいます。が、よっぽどの暑さでない限り、つい長袖に手を伸ばしてしまいます。せめて人目からは涼しく、こんなマーブル柄でいきたいところです。〈セブンバイセブン〉のこのシャツの繊細な柄、プリントじゃありません。触ってみると絵の具が乾いたようなざらりとした質感。いわゆる水圧転写という技法で、水面へ垂らした染料にボディを押し付けて染色しています。小学校でやった図画工作の懐かしさが爽やかに滲む一枚。一点ずつデザインが異なるのもくすぐられるところです。ちょうど「伊勢丹新宿店」でポップアップイベント開催中なので、表面をそっと撫でてみてください。
¥30,800
Sakas PR
03-6447-2762
Outlery
アウトラリーのカトラリーセット
ポケットにIN！
YouTubeで「CABHEY RIDE ON!!」を愛聴しながら常々共感していましたが、キャンプで箸、忘れがちです。野外泊では忘れると命に関わるものも少なくないので、カトラリー類などという文明の利器は、すぐに頭からすっぽ抜けてしまうのです。毎度割り箸を購入するのもスマートじゃないなと、見つけたのが「アウトラリー」です。箸以外にもスプーン、フォーク、ナイフと揃い、それらがすべて手のひらサイズのボックスに収まるというのがなんとも気持ちい。デザインがスタイリッシュなのもポイント高めです。収納に優れたカトラリーというのはもちろん他にもいくつかありますが、これだけいろいろ揃って見た目もよく、そしてここまで小さいものとなると、意外と見つからないのではないでしょうか。木からナイフで箸を削り出して、とワイルドな手法もあアリっちゃアリですが、個人的にはもっとeasyにいきたいので。
¥8,980
Outlery
product.gift/products/outlery-1
日本のライト・ヴァース
日本のライト・ヴァース 1〜4
瀟洒な詩のアンソロジー。
金欠でも積読中でも“これは”という本に出会えば買わずにはいられない性分ですが、月末にまとめ買いした「日本のライト・ヴァース」はまったく痛い出費でした。しかし、全4巻からなり、巻ごとに異なる編者、イラストレーターがついた詩のアンソロジーは間違いなく買いですね。とくに第1巻の「煖爐棚上陳列品一覧」というタイトルに長新太の装画を乗っける星新一的センス、手に取らずにはいられませんでした。第3巻では和田誠が装画を手がけているのも決め手のひとつとなりました。小さく持ち運びやすいサイズ感で、詩集なのでふとした拍子に好きなページを開けるのもいいところ。さすがは「COW BOOKS」、良書が揃ってます。紹介文がこれまたいいのでご一読を。“詩人たちがちんみょうなお皿にきてれつなスプーンでもる宇宙のお味…軽妙な詩心、平明なことば、難解な装画でおくる名詩傑作選”。
¥6,600（古書のため購入時点の参考価格）
COW BOOKS
www.cowbooks.jp
Snow Peak
スノーピークのテーブル
家具としてのキャンプ道具。
新生活をはじめるにあたって、これから家具類を揃えるという方がいるならば、ぜひともアウトドアブランドをご覧いただきたい。とくに椅子やテーブルなど、生活様式が変わると不要になったり、その後また必要になったり、うっかり買いにくいものを重点的に。というのも、持ち運びに特化したキャンプギアはコンパクトに収納できる場合が多く、いざ使わなくなったときには畳んで押入れにでも放っておけばいいというメリットがあるんです。ということで、いま完全に自宅用として1年間愛用している「IGTスリム」のご紹介をば。〈スノーピーク〉らしいウッドとアイアンで組まれたこのテーブルは、いかにも家具然としていますが、天板を取り外して脚を畳めばフラットになる仕組みです。天然のチーク材は使い込むほど味わい深くなっていきます。“家具”だと思うと価格もかなりお手頃じゃないでしょうか？ いちばんの推しポイントは、天板の一部を外してオプションパーツをセットできるところ。外で使うなら「フラットバーナー」で調理を可能にしたり「ステンレストレー」で熱いものを置けるようにしたり。アレンジを楽しむのがいいんです。と言いつつ、まだ1ユニットも買えていませんが…。
¥45,100
Snow Peak
www.snowpeak.co.jp
