新しい時代の流れと、変わらないこと。
「事務所にいる時はほかのスタッフがかける色々な新譜とか聴いて、『これなに??』みたいな感じで知らない音楽を教えてもらったりしていますね。Apple MusicやSpotifyで普段聴かないようなアーティストもフォローして、ランダムに聴くようにもしています。そうしないと、どうしても好きなのしか聴かなくなってしまうので。アーティストや友達が教えてくれるのを聴いてます。あとは昔から好きなアーティストが新譜をリリースしたら聴いたり。単曲(シングル)で聴くのももちろんいいですけど、『このアーティストがいまどういう気分なんだろう?』っていうのを知るには、アルバムを通して聴くのがいいなって思いますね。とは言いつつ、単曲でも聴くんですけどね(笑)」



文字通りクルマの顔であり、キーヴィジュアルでもあるフロントのキドニーグリルは、車両にリアルタイムで情報を送る最新のテクノロジーを搭載。ロング・ホイールベースにショート・オーバーハング、流線的なルーフ・ラインなど、スポーティなヴィジュアルには〈BMW〉のフィロソフィーが宿ります。
インディペンデントな形で音楽レーベルを20年も続けるということは、おそらく想像以上にいろいろなことがあり、その中で変えないものと変えていくものがあることが、多くの人を魅了し続けることに繋がっているはず。ここ数年で音楽の聴き方もフィジカル(CDやレコードなど)からサブスクにどんどん移行したり、コロナ禍でライブも以前のようになかなか開催できないなど、レーベルを取り巻く環境は時代と共に変化し続けている。
「この前の20周年の(日比谷)野音も、直前にアーティストやスタッフの中でいろいろなことがあったり、自分も体調を崩してしまったりで、けっこう大変だったんですよね(苦笑)。でも、そういうことの繰り返しというか、やり続けていくことで形にできるようにもなりますし。15周年の時とそんなに(気持ちが)変わらないかなって思っていたんですけど、野音に来てくれて人たちにラジオのディレクターが内緒でインタビューをしてくれていて、“お父さんとお母さんが小学5年生の時に連れて行ってくれたイベントがカクバリズムで、それから音楽が好きになって妻と出会って、今日は子どもを連れてきました”っていう方がいて。それを聞いて、多少なり皆さんの人生と併走できているのかなとか思ったりもしましたし。20年の重みを感じたりしましたね。カクバリズムはアーティストが続けてくれたから続いたっていうのが大きいんですよね。だから環境が大事なんだと思います。これから先、いかに能動的に守りに入らず、攻めていけるかですよね」


写真ではわかりづらいが、運転席のガラス部分にナビゲーションが投影されるヘッドアップ・ディスプレイを採用することで、格段に視認性が向上。18インチのダブルスポーク・ホイールは、ヴィジュアルの高級感と走りの安定性をメイク。