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Shopping Addict 2022 Oct. 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2022 Oct.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

10月も終わりに近づき、一気に冬を感じるほどの寒さになりました。冬支度の手引きに、今月もこのコーナーをお届けします!

小牟田亮
山本博史
石井陽介
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
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  • 小牟田亮
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01 32
小牟田亮

怒涛の秋を経て。

この秋は本当にバタバタしていました。主な理由は、イベントごとが重なったことなのですが、慣れないことの連続でなかなかタフな日々でした。そうこうしているうちに今年もあと二ヶ月。来年は色々な意味で結構動きがありそうです。果たしてどうなることやら。。

ROTOL

ネオアメカジ。

フイナムに携わってもう15年になります。思えば随分遠くまできたものです。いまでは会社でも超古株に。これまで本当にたくさんのスタッフたちと仕事をしてきたのですが、その幾人かが会社を離れ、独自の道を歩んでいます。この〈ロトル〉には、昔フイナムにいたスタッフが関わっています。そんなわけで、気恥ずかしさがありつつも、ずっとブランドのことは見ていたのですが、最近すごく個人的に好きな感じです。ベーシックをいまっぽくひねる塩梅がとにかく絶妙で。バーシティジャケットをベストにしたこの一着も、令和アメカジな感じがしてすごく気になっています。しかもリバーシブル。
¥74,800

ロトル
info@rotol.jp

COMOLI

コモリのダウンジャケット

引き算の美学。

相変わらず一番好きなブランドは〈コモリ〉なのですが、この欄に出すのは年に一回ぐらいにしています。でないと、毎月出てくることになってしまうので。。この秋冬もいくつかオーダーさせていただいたのですが、このダウンを見たときにそのべらぼうな軽さに驚きました。そして存在としても軽やかです。レトロなルックスのダウンジャケットって世に山ほどあると思うのですが、そのうえでこの軽さ、軽やかさを全面に出したものってどれだけあるでしょうか。〈コモリ〉はなにをするかではなく、なにをしないかを重要視しているブランドだと思うのですが、このアイテムにも“しないこと”がたくさん詰まっています。
¥79,200

ワグ インク
03-5791-1501
comoli.jp

YOKE

ヨークのブルゾン

自分ごとの服。

服は肌に馴染むかどうか、ということがすごく重要だと思っています。この場合の肌馴染みの良さというのは、素材がこうで肌当たりがどうとか、そういうことではなくて、その服を着たときに自分的に違和感がないかということです。ようはその服を自分ごととして捉えられるか、ということだと思っています。ブランドがまとう空気だったり、つくり手のキャラクターだったり、いろいろな要素がそこにはあるわけですが、〈ヨーク〉は自分の服かも、と思えています。とっくに大人気で多くの人に受け入れられている俊英ですが、自分的にはこの2022AWくらいからピントが合ってきたという話です。ベーシックをどれだけ捻るか、創意工夫するか、というその塩梅が非常に気持ちがいいなと思った次第です。
¥74,800

エンケル
03-6812-9897

TANAKA

タナカのダウンジャケット

みんなのタナカ。

〈タナカ〉、もう完全に見つかってしまいましたね。「TOKYO FASHION AWARD 2023」も受賞しましたし。この欄で毎シーズン何かしらを紹介してきた自分としてはすごく嬉しく、そして同時に少し寂しくもあります。この手のファン心理ってどのジャンルにもありますよね。。ただ、多くの人に知られたからといってそれで心が離れるのはおかしな話です。好き嫌いの評価基準は自分のなかにしかないはずです。今回はこの冬で一番気になったアウターをご紹介します。リバーシブルで着られ、なおかつパッカブルにもなるダウンジャケットで、個人的には表しか着ないなと思ったのですが、背中に背負ったときの見え感がすごく好きです。電車のなかで、ぜひやりたいやつですね。
¥84,700

タナカ
www.tanakanytyo.com
contact@tanakanytyo.com

山本博史

ハセツネ

4年振りに参加してきました。スタート直後から終始雨で、路面はぬかるみ、足は泥んこ。いや、でも、これはこれで面白い。大人だらけの泥んこ祭り。いやあ、地球を舞台に遊ぶのって楽しいですね。

THE NORTH FACE

ザ・ノース・フェイスの141 カスタム

情が宿るプロダクト。

基本的にぼくは既製品が好きです。数多ある既製品のなかから、自分らしいものを選び、自分らしく着る、それだけ。限定やコラボレーションなんて、自分のスタイルを彩るうえではいらない情報なんですよね。むしろ、そういったネタに踊らされるのも嫌だし、そんなことでうわつくのがかっこいいと思えない。でも、カスタマイズは別。なんというか、ものに情が宿るんですよ。〈ザ・ノース・フェイス〉のカスタマイズサービス「141 カスタム」でつくったこちらの2品。あえてのピンクにベージュのジッパーを合わせたジャケットに、パンツは落ち着いたトーンで構成。ブランドロゴを同色にすることで、2つで1セットな雰囲気をプラスしています。我ながらいい色の組み合わせ♡ しかも、特性のケースには生産担当の方によるメッセージカードが同梱されているという、嬉しいサプライズも魅力的。受け取ったその日から愛用していますが、末永く使い続けていければなと。
GTX TRAIL JACKET ¥38,000〜 SWALLOWTAIL VENT LONG PANTS ¥17,000〜

ザ・ノース・フェイス スフィア
住所:東京都渋谷区神宮前6-10-11
電話:03-6773-5500
www.goldwin.co.jp/tnf/141custom/athletic-category/

Topo Athletic

トポアスレティックのトレイルランニングシューズ

自然な走りをレースでも。

日頃のジョギングでは、あえて足に負担のかかる薄底シューズを愛用しています。裸足感覚で着地感はダイレクト。クッション・反発も乏しいので、蹴り出しには脚力が必要。ジョギングレベルだと、それくらいの刺激がある方が逆に心地いいんです。とはいえ、レースで同じような負荷はかけたくありません。そこで重宝するのが、普段と変わらない自然な走りをキープできるシューズです。〈トポアスレティック〉のトレイルランニングシューズ「PURSUIT」は、まさにそれ。お馴染みのゆったり設計のトーボックスに、ゼロドロップでスタックハイトは28mm。心地よいクッション性と確かな反発力を備えたZipFoam™ミッドソールを合わせ、ナチュラルなストライドを可能にしてくれます。しかも、アウトソールには圧倒的なグリップ力を誇るビブラム メガグリップを搭載。まだ、実際に試していないのですが、山で使うのがいまから楽しみです。
¥23,100

アルコインターナショナル
電話:06-6563-7346
www.topoathletic.jp

Cotopaxi

コトパクシのバックパック

華やかなバックパック。

基本的にシンプルな格好を心がけています。トレイルランニングにおけるレイヤリングを念頭に置きながら、ベースレイヤーがあって、気候に合わせてミドラーを入れて、風が強ければウインドジャケットやレインジャケットを羽織る。色の組み合わせやサイズ感など、自分なりのこだわりはあるものの、あくまでもシンプルで遊び心は乏しい。そんな味気ないぼくのスタイルを一気に華やかにしてくれるのが、〈コトパクシ〉のトラベルパック「ALLPA 42L DEL DÍA」です。他社の残材を利用したリパーパス素材を使い、裁縫職人が自ら色を選び組み立てていく。ゆえにすべてのカラーリングがオンリーワン。それでいてスーツケースのように開閉式で、内部には小分けにされたジッパーポケットが配備され、PCスリーブも搭載するなど、使い勝手も上々。容量は42Lで、機内持ち込みが可能なサイズというのも魅力的。来週、宮崎出張を控えているので、早速使ってみようと思います。
¥29,700

アルコインターナショナル
電話:06-6563-7346
cotopaxi.jp

milestone

マイルストーンのヘッドランプ

夜のトレイルが楽しくなります。

信越五岳トレイルランニングレースの失敗の要因の1つに、ヘッドランプ選びがあります。ここ数年、急速に進化しているのは知ってはいたものの、手持ちのものでなんとかなるだろうと、思い込んでいたんですよね。これが困ったことに、とにかく暗い。足元のコンディションが確認できないので、夜間のトレイルが怖いのなんの。こういった小さいストレスを少しでも無くすために、早速新しいのを買いました。前から気になっていた国産メーカー〈マイルストーン〉の「MS-i1 “Endurance Model”」。最大光量1000lmを誇り、点灯2分後に徐々に明るさが落ちる設計により、7.5時間という長時間の照射時間を実現。明るさも4段階あるため、状況に応じた光量を選択できます。しかも、モバイルバッテリーとしても使える専用リチウム充電池が付属して、価格は驚きのアンダー1万円。早速、ハセツネで使ってみたら、まあ快適。おかげで楽しく、夜のトレイルを走ることができました。
¥9,900

milestone
milestone81.com

石井陽介

まるでプロレス。

麻雀のプロリーグ「Mリーグ」にはまってます。一流雀士の打ち筋やチーム戦ゆえの駆け引きなど見所はたくさんあるんですが、実況がとにかくアツくて面白い。特に日吉辰哉プロの実況。テンションが完全にプロレス実況なんですよね。「俺の喉はくれてやる!」なんて、麻雀実況でフツー出てこないでしょ。2022シーズンもどんな名言・名実況が聞けるのか楽しみ!

GENERAL RESEARCH PARASITE FOR IS-NESS

ジェネラルリサーチ パラサイト フォー イズネスのパディングジャケット

ポケットの数は181個でした。

過去のアイテムに新たな付加価値を見出す、“アーカイブ”への再評価がここ数年日増しに高まっています。主に90年代〜00年代あたりのデザイナーズブランドが顕著ですが、稀に裏原をはじめとしたドメスティックブランドもその対象となります。そのひとつが、〈ジェネラルリサーチ〉のパラサイトコレクションです。「無数のポケットが洋服に寄生する」をテーマにした、超ポケットフルなコレクションはいま見ても強烈。当時モノの一部モデルは、現在結構な価格で取引されているとか。さて、写真は〈ジェネラルリサーチ〉と〈イズネス〉の手によってリデザインさえれた新生パラサイトのパディングジャケット。身ごろの前後、両袖、さらにはフードにまでパラサイトした小型ポケットの数は全部で181個! 当時でもここまでポケットが付いたものはなかったのでは? このインパクトに一発KOされた次第です。
¥154,000

イズネス
www.store.is-ness.com

BOW WOW × GUNDAM

バウワウ × ガンダムのスエット

ガンダムはファースト派。

ヴィンテージ古着のコレクタブルアイテムのひとつに、カラーフロッキープリントのブラックボディスエットがあります。そのほとんどが60年代頃のカレッジモチーフで、カラーフロッキーのマスコットキャラ+単色のカレッジロゴというパターン。さまざまなプリントが存在し、昔から一部のヴィンテージフリークから人気を博しているわけですが、こちらのカラーフロッキーはどうでしょう? 描かれているのはなんと、ガンダムとシャア専用ザクです。手掛けたのは古着に造詣が深い〈バウワウ〉。古着通ならではのマニアックな視点もいいですし、そこにアニメモチーフを放り込むという思い切りの良さが痛快! ともすると出落ちで消費されそうなネタ系アイテムですが、染め、退色日焼け加工、リアルなプリントのクラックなど、いまでは到底なしえない技術を注ぎ込んだ本気のつくりにより、見事脱オタアイテムに。自分はすかさずガンダムをゲットしまた。
各¥33,000

C30
03-6384-5811
c30-bowwow.com

hobo

ホーボーのショルダーバッグ

バックパックと見せかけて。

普段はもっぱらバックパックを使っています。細かな仕分けもない、シンプルなデイパック。ショルダーストラップを両肩にかけると、ちょっと生真面目な気がしてキャラに合わないのと、リュックを下ろすのが少しメンドーだから、片方だけ肩に掛けて背負うのが自分流。ですが、当然ながらバックパックは両肩で掛けるように設計されているので、片掛けだと背負い心地は悪い。そんな折に見つけたのが〈ホーボー〉の「エブリデーショルダーバッグ」です。ショルダー部のつくりはメッセンジャーバッグ、しかしボディ部のデザインはデイパックのそれ。いざ背負ってみるとショルダーバッグにも、デイパックにも見える不思議な感じが気に入ってます。斜めがけもよいですが、ショルダーをギュンギュンに絞ってワンショルダーで使うのもいい感じでした。ヴィンテージライクなナイロンの質感も好みです。
各¥16,500

ホーボー
thathobo.com

SHIMANO 

シマノのクーラーボックス

こんなの待ってました。

キャンプギアは完全に見た目重視で選びます。もちろん機能も大事ですが、年に数回行く程度、しかも行っても1〜2泊くらいのライトキャンパーなので、使っていて気持ち良い見た目のものこそ、自分にとっては重要なのです。写真は、発売当初からずっと気になっていた〈シマノ〉の「ICEBOX」。およそクーラーボックスとは思えぬシックなカラーリングが完全に自分の好みと合致しました。それに私物のキャンプギアとも相性が良さそうってのもポイント高し。保冷スペックが異なる4種類のモデルがラインナップされていて、ご覧のチャコールは3面真空パネル+発砲ポリウレタンにより抜群の保冷力を誇ります。おまけに蓋は両開きで使い勝手もいいし、堅牢なつくりだから椅子代わりに座っても問題なし。とまあ、気にしないと前置きしておきながら、その機能もすこぶる良好なのです。まわりで使ってる人も多く、評判は上々。これにしこたまビールを突っ込んで、冬キャンプに行きたい!
ICEBOX EL チャコール 30L ¥34,100 / 22L ¥31,900

シマノ
lifestyle.shimano.com

村松諒

フリマアプリ。

ずっとやろうと思っていた「メルカリ」の出品。重い腰を上げてはじめました。商品はいつか着るだろうと思ってクローゼットに眠らせていた服たち。アップした途端、いくつか新しいオーナーの元へ旅立っていきました。それにしても「メルカリ」の出品って簡単なんですね。

BARBOUR for ADAM ET ROPÉ

バブアー フォー アダム エ ロペのコート

あの俳優の残像。

〈アダム エ ロペ〉の企画で撮影させてもらった俳優の安藤政信さん。実際にお会いしてみると物静かでありながら独特の雰囲気を持っている方で、カメラと対峙した時の立ち居振る舞いが何をさせても様になっていました。話を聞くと、フォトグラファーとして活躍していることもあり、クリエーションに対して非常にストイック。絵づくりに妥協しない姿勢がひしひしと伝わってきました。この撮影で着てもらった服のひとつが〈アダム エ ロペ〉別注による〈バブアー〉の「デスパッチ ライダース コート」。もともと1940年代の英国軍の兵士が着用していたモーターサイクルコートをモチーフにつくられたもので、ゆとりのあるAラインのシルエットに特徴があります。こちらは素材を定番のオイルドコットンから撥水性と防風性に優れた2レイヤーのポリエステルコットンに変更し、シルエットをいじらず、ディテールをいまの時代に合うよう簡素化したそう。個人的にはこれを着た安藤さんの姿が一番好きでした。まだ記事をチェックしてない方はぜひこちらでご覧ください。
¥62,700

ジュンカスタマーセンター
0120-298-133
www.adametrope.com

White Mountaineering

BLKのフリースジャケット

スマホに蓄積された記録と記憶。

あっという間に今年も10月。季節は冬の入り口です。つい先日、急いで衣替えをしたのですが、いざという時、気兼ねなく羽織れるアウターが少ないことに気づきました。シワとか型崩れとか一切気にせず、ちょっとくらい乱雑に扱ってもびくともしないやつ。何かいいものはないかと、メモ代わりに撮影したスマホの写真をざっと見返してみました。そのなかにあったのが〈ホワイトマウンテニアリング〉の展示会でチェックしたフリースジャケット。ハイスペックライン「BLK」の一着です。保温性と通気性に優れた「ポーラテック」社のフリース生地をベースに、身頃と袖の一部にコーデュラナイロンによるリップストップ素材を組み合わせてつくられています。しかも肌触りがよく、生地に厚みがあるから、冬の防寒対策にもってこいなんです。黒でまとめたソリッドなデザインも◎。聞いたところによると、すでに店頭で展開中なのだとか。冬支度がお済みでない方はチェックしてみてください。
¥45,100

ホワイトマウンテニアリング
03-6416-5381
www.whitemountaineering.com
Instagram:@blk_whitemountaineering

Paul Smith

ポール・スミスのセーターとカーディガン

大人のカジュアルスタイル。

今年6月、数年ぶりにパリに行きました。目的は2023年春夏メンズファッションウィークの取材。約1週間程の滞在で25本のショー、プレゼンテーションや展示会を含めると30本以上のコレクションをチェックしました。なかでも目に留まったブランドといえば〈ポール・スミス〉。テーラリングをベースにしたフォルムの美しさ、そして躍動感のある色使いはさすがで、ファッションを熟知しているデザイナーのポール・スミスならではの内容でした。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。今回、秋冬コレクションからピックアップしたのは、波打つようなグラデーションカラーのセーターとカーディガン。プレスルームを訪れた時、この独特な色味に惹かれて思わず手に取ってしまいました。写真は重ねて撮影していますが、ツインセットではないので、もちろん単品での着用もOK。秋深まるいま、こんな服を着て街を歩いたら最高かも、そんなことを思いました。
カーディガン ¥49,500、セーター ¥44,000

ポール・スミス リミテッド
電話:03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp

DSQUARED2

ディースクエアードのミニバッグ

隠れた人気商品。

フイナムでは〈ディースクエアード〉と一風変わった取り組みをしています。内容は各界のエキスパートに登場いただき、このブランドの魅力を他と違う角度から読者にお届けするというもの。1月に掲載した初回ではタレントの明石家さんまさん、8月に掲載した2回目ではスキージャンパーの小林陵侑さんに登場いただき、ポートレート撮影とインタビューを行いました。3回目は11月に掲載予定で、なんと世界的に活躍する大物ミュージシャンをブッキング。先日撮影が無事終わり、これまでの2名とはまた違った感じで〈ディースクエアード〉の世界観をお届けできそうです。で、プレスルームにお邪魔した時に見つけたのが、こちらのミニバッグ。サコッシュ愛用者のぼくにとってちょうどいい大きさだったので、思わず手に取ったわけですが、プレスの方に話を聞いてみるとモチーフになっているのはクライミング用のチョークバッグなのだそう。ショルダーストラップを使った肩掛けはもちろん、カラビナを使ってパンツのベルトループに引っ掛けることもできちゃう。今シーズンの隠れた人気商品だと聞いて納得しました。確かにこれ、ちょっとしたお出かけの時に間違いなく使い勝手がよさそうです。
¥64,900

ディースクエアード/スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス
0120-106-067
LINE:@dsquared2_jp

鈴木悠介

Zepp違い。

先日KID FRESINOのライブへSORAさんと一緒に行ったとき、「佐々木くんのライブ楽しみですね」「羽田から見る夜景もきれいですね〜」なんて呑気に話しながら会場に着くと、なんだか様子がおかしく…。本当はお台場の「Zepp DiverCity」なのに間違えて「Zepp Haneda」に行ってしまい、急いでタクシーで向いましたがスタートにはもちろん間に合いませんでした。

COOKIES

クッキーズのトレー

DJが選曲しているような感覚で。

どこかの国の元首相の国葬とは、国民の方々からのリスペクト度合いがまったく違う、先月逝去されたエリザベス女王の肖像がプリントされた〈クッキーズ〉のトレー。サイズはおよそ14センチ×18センチで、イギリスの国章がデザインに落とし込まれているのもグッときます。なかなか日本ではお目にできないこちらのトレーを購入できるのは、お世話になっているある方が運営するウェブストアの“1/8OZ CLOTHING”。サンフランシスコ、ロサンゼルスのブランドをはじめとした、HIP HOPのアイテムをメインに取り扱うセレクトショップで、日本では入手困難な海外のアイテムなどが、数多くラインナップされています。年内には日本が世界に誇るビートメイカー/プロデューサーのBudamunkさんとのプロジェクトや、ショップのオリジナルアイテムもリリース予定だとか。いくつになっても海外のものは見てるだけでもワクワクするし、“1/8OZ CLOTHING”のように世界観が色濃く反映されたセレクトは好きな人にとったら最高の一言で、DJが選曲をしているかのようなセレクトは今後も楽しみです。
¥3,850

1/8OZ CLOTHING
https://www.instagram.com/eighthclothing81/
https://eighthclothing.com/

OMSB

OMSBの『ALONE』のLP

2022年を象徴するHIP HOP。

5月にリリースされたOMSBさんの3rdアルバム『ALONE』は、色んな人と「ALONE聴いた? 最高でしたね!!」みたいな会話を何回もしたし、『SUMMITimes』でRenさんがおっしゃっていたように、本当にみんなが“自分のアルバムだ”と思いながら聴いたと思います。高級車やお姉ちゃんなどについてのRAPもきらいではないですが、となりで声を挙げてくれるような、市井の人の声をRAPすることこそ、本当のHIP HOPだと思わせてくれる作品。「WWW X」でのワンマンライブは所用があり行けなかったので、その翌日に群馬の「WANDERLUST」というパン屋さんでOMSBさんのライブがあったので、そちらにお邪魔しました。ライブ翌日に「WANDERLUST」のDENさんに、「十勝屋」というお蕎麦屋さんへみなさんと一緒に連れて行ってもらったのも最高の思い出。そんな『ALONE』がLPで12月3日に出ると知ったとき、宙芳さんに「レコードで聴けるの最高ですよね」と言ったら、「あのジャケがでかいのもいいですよね」という返しもさすがですねって感じだったりと、一生聴き続けたい1枚です。
¥5,280

サミット
https://www.instagram.com/summit_info/
https://www.summit2011.net/

DAWN

ストリートカルチャーマガジンのドーン

いま紙媒体で出版するということ。

3年前まで月刊誌の編集をしていて、俗にいう“紙離れ”を実売や広告収入という偽りのない数字で実感しまくっていたので、2022年に紙媒体を出版している人へ対し、本当にすごいなという気持ちがあります。「WEBも紙も編集はやること一緒じゃない?」とたまに言われますが、個人的に半分くらいは一緒だけど、全然違う部分も多くて。1冊という単位でディレクションすることと、見開きでデザインを考えることの2点が、特に違うんじゃないかと思っています。不定期で出版されている『ドーン』は、つくり手の方のパーソナルな部分が色濃く投影されていて、特に今号はそれぞれセパレートされた特集ページをめくるのも面白いし、トータルで見たときもすごくメッセージ性が強い1冊に。さらに若い人にもっと雑誌を手にしてもらいたいからと、10代限定で10名の方に無料プレゼントを行ったりと、そういう姿勢を含めて編集なんだなと思わされました。内容をどう読んでどう感じるかは自由だと思うので、ぜひHPやインスタや書店などを通し手に取って、自分の目でチェックしてみてください。
¥2,640

ドーン
https://www.instagram.com/dawn_tokyo/
https://dawntokyo.buyshop.jp/

SASAZUKA BOWL×BLUE LUG

笹塚ボウル×ブルーラグのピンリフレクター

10年ぶりの自転車用に。

ある特集をつくる時にボウリング場で撮影をしたく、都心のボウリング場といえば「笹塚ボウル」が真っ先に頭に浮かんだので、アポ入れをして撮影をさせていただくことに。撮影前のロケハンで久しぶりにお会いした「笹塚ボウル」の大城さんは、お互い前職時以来の再開。家に帰ってやり取りをさせてもらっていた当時の雑誌を見てみると、2010年発行だったのでおよそ12年ぶりでした。無事撮影も終了し、帰りに「笹塚ボウル」のグッズコーナーを覗いていると、自転車ショップの「ブルーラグ」とコラボしたボウリングのピンでメイクされたリフレクターを発見。ちょうど11月に引っ越しを予定していて、運動不足もあって事故以来乗っていなかった自転車を10年ぶりに購入しようかなと考えていたところ。まだどこのフレームにするかすら決めていませんが、自転車をGETしたらこのリフレクターはいいなと思いました。クルマやバイクに乗っていると、自転車って結構気づかずヒヤっとするので、自分のためだけでなく周りのためにも、自転車に乗る方はリフレクターは必須なアイテムだと思います。
¥2,200

笹塚ボウル
https://www.instagram.com/sasazukabowl/
https://sasazukabowl.com/

ブルーラグ
https://bluelug.com/

脇山修平

自転車。

久しぶりに自転車のグリップを変えたり、タイヤを変えたりしました。手入れをほとんどしなくても乗れてしまいますが、ちょっと手入れするだけで格段に気持ちよく乗れますね。そんな気になったのは、YouTubeで「ブルーラグ」へ撮影に行ったから。やはりいつ行っても最高ですね。

BAL × OUTDOOR PRODUCTS

バル × アウトドアプロダクツのバックパック

使い勝手抜群。

ここ最近、展示会で何かしらオーダーしてしまう〈バル〉。今期選んだのは、〈アウトドアプロダクツ〉とのコラボバックパックでした。仕事用で使っていたのものに穴が開いて、黒のバックパックが欲しかったというのもあるのですが、届いてみて分かったのがとにかく使い勝手抜群と言うこと。ガバッと大きく開くメインコンポーネントは、内部に〈バル〉お馴染みの蛍光カラーを使うことで物を探しやすく、PCスリーブをもちろん完備。大きめのプルタブ付きファスナーや、サイドにはメッシュポケットもあります。下部には、登山用のザックで使われるような寝袋を留めるストラップが付いていて、上着なんかをぶら下げても◎。〈アウトドアプロダクツ〉製ということでつくりもバッチリですが、ロゴが黒で目立ちにくいのもまたいいですね。日常使いにかなりオススメです。
¥27,500

BAL FLAGSHIP STORE
03-6452-3913
baloriginal.com

OATLY

オートリーのオーツミルク

家でもオーツラテ。

近年、驚くほどのスピードでカフェのメニューに仲間入りを果たしたオーツラテ。その甘みとまろやかさに惚れて、好きな飲み物に仲間入りしました。牛乳の代わりに使われるオーツミルクも、気づけばスーパーにも置かれ存在感を放っていますが、意外とハズレもあったりします。その点、日本本格展開がスタートばかりの〈オートリー〉はアタリでした。世界で初めてオーツミルクを開発した研究者が設立した、ということから分かるように、元祖だけあって美味しく飲めるのです。味はスタンダードなオリジナルとチョコレート味の2種、持ち運びに便利な250mlと自宅向けの1Lの2サイズ展開です。牛乳の代わりに使うのはもちろん、お酒と割ってもいい感じかと。オーツ麦一筋らしく、その謳い文句も伊達じゃありません。栄養抜群でサステナブルなところもいいですね。飲む時は、よく冷やして振ってからどうぞ!
販売推奨価格 左から 250ml ¥216、1L ¥702

トゥッティフルッティ
03-6457-7107

Karimoku Case Study

カリモクケーススタディのダイニングチェア

極私的な家具。

このお知らせには痺れました。先日発表された、〈カリモクケーススタディ〉の新作のことです。「NFコレクション」と名付けられたそのコレクションを手掛けたのはノーマン・フォスター氏。〈アップル〉の本社など、驚く建築物を数多くつくってきた建築家です。発売されたのは〈カリモクケーススタディ〉のテーマに則った家具で、今回は「フォスター・リトリート」という私的な空間に置くためのコレクションになっています。なかでも注目はダイニングチェアの「NF-DC01」でしょう。コレクションの起点になったというこちらは、ファブリックをフレームの内側に埋め込んだり、繋ぎ目を含めしなやかな曲線が美しいです。12月9日(金)まで、「カリモク コモンズ トウキョウ」で展示会をしているので、見た目通りリラックスできる座り心地を一度体験しに行ってみてください。
¥231,000〜

カリモク家具
0562-83-1111

JBL

ジェービーエルのイヤホン

見た目はおもちゃ、音は本格。

一度でも買ったことがある人なら分かると思うのですが、完全ワイヤレスイヤホンって沼です。着け心地だったり、音の好みだったりはもちろん、使い勝手といった機能面も大事だったりします。簡単に言えば、ワイヤードに比べて求めるものが多くなったという訳です。となると、とにかく試してみるしかないのですが、なかなかチャレンジするのは怖かったりします。ほどほどの値段でハズレが少ない〈ジェービーエル〉は、そのなかでも手が出しやすいイメージです。新作の「TUNE FLEX」は、懐かしのクリアボディがかなりキュート。でも、一番変わっているのはイヤーチップを変更することでオープンイヤーと密閉型を切り替えられるということ。ながら使いが増えてきていることもあり、なかなか考えられた仕様です。途切れも感じられず、音も〈ジェービーエル〉らしく元気でいい感じ。プレゼントにもいいと思います。
¥13,200

ハーマンインターナショナルコールセンター
0570-550-465
www.JBL.com

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