山と海、長野と鎌倉の架け橋になっていけたらいい。

―YAMATOUMIの意味するところは、長野の山と鎌倉の海ですよね?
瀬木:山と海、長野と鎌倉の架け橋になっていけたらいいなと思っているんです。どちらの土地にも面白いものや人がたくさんいるから、それを繋げていきたいんです。そのためにはお酒って最高のツールだと思いません? お酒も造るし、お酒を飲む場をやっている自分だからこそできることなのかなと。
―YAMATOUMIの味とは?
瀬木:理想は自給自足100%。全て自分の育てた素材で作った酒を目指しています。季節ごとに採れるハーブは異なりますし、この土地と自分の個性を出していけたらいいなと思っています。最初はまわりの尊敬できる人の作り方や力を借りて、それを自分なりに変えていくやり方ですね。クラフトジンとカテゴライズされるとは思うんですけど、ノンジャンルでいきたいし、ジンと呼ばれなくてもいいんです。美味しいを大事にしたい。美味しい蒸留酒、美味しいお酒、それでいいんです。

