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off the hookと釣りのいい関係。
Good Thing, Good Fishing.

off the hookと釣りのいい関係。

フイナムではこれまでバス釣りをメインに釣りの記事を発信してきましたが、釣りにはもっとたくさんの楽しみ方があります。そこで今回は写真家の平野太呂さんの声がけによって集まった、ナカムラグラフの主宰でデザイナーの中村圭介さんとライターの村岡俊也さんによる、水辺の同人誌『off the hook』チームの“へらぶな釣り”に密着しました。ちなみに、3人とも、しっかりアラフィフ。そんな愉快な!? おじさんたちによるへらぶな釣り体験記と『off the hook』のあれこれについて、前後編に分けて紹介します。

  • Video Direct & Edit_Rui Shimamoto, Woomin Gen
  • Videography_Ryuichi Tani, Ray Otabe, Woomin Gen
  • Edit_Jun Nakada
  • Special Thanks_DAIWA

毎回同じポイントに餌を送り込むこと。

しばらく無言で竿先を見つめる3人。みんな心の中で“俺がいちばんに釣ってやる”、と思ってそうな面持ち。真剣です。そして、遂にその時がやってきます。

村岡:……!?、きたっ!

平野:おっ!

一瞬で竿を持つ手に力が入る村岡さん。グイッとしなる竿。魚が水中で必死に抵抗しているのが見て取れます。額に滲む汗。竿を立てて上へ伸ばすと、魚がゆっくりと水面に上がってくるのが見えてきました。たも網で魚をすくって竿を置く。ここまでおおよそ10分。無心で魚と対峙した結果がこちらです。

村岡:釣れたー!

平野&中村:釣れたね〜!

平野:逆にプレッシャーかかってきたな(笑)

安堵の表情を浮かべる村岡さん。口数は少なめ。でも、実際こういうときって言葉にならないものなのかも。釣れたのは銀色に輝くへらぶなで、大きさは約30センチと行ったところ。記録用に写真を撮って、リリースする村岡さんのなんとも幸せそうな顔。もう撮れ高はバッチリと言っていいでしょう。

その後も、村岡さんが2匹目を釣り上げるも、残念ながらブルーギル。終了まで残り30分を切ったところで、ようやく平野さんにもアタリが! 全員がその動向を見守ります。釣れたのは、これまた30cm超えのなんとも綺麗なへらぶな。ホッとひと安心な表情を浮かべる平野さん。

残る中村さんは、幾度となくアタリを感じつつ、最後の最後まで粘りを見せたものの、延長戦の末、残念ながらタイムアップとなってしまいました。

さぁ、時間はちょうど13時。体も頭もフル回転だったメンバーはみんな腹ペコ。というわけで、帰りに立ち寄ったのは、平野さんリクエストによる、木更津の老舗焼きそば専門店「篠田そば店」。お腹を満たしながら、本日の感想を聞いていきましょう。

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