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家電を作る人、使う人。2つの視点からTWINBIRDを紐解く。
ABOUT THE GOOD LIFE

家電を作る人、使う人。2つの視点からTWINBIRDを紐解く。

「いい高さの冷蔵庫だな」。家電メーカー「ツインバード(TWINBIRD)」のショールームに入った瞬間そう思ったのは、きっと、潜在意識下にあったストレスのありかを言い当てられたような気がしたから。家電をひと目見て、ごく自然と暮らしに思いが巡ったとたん、彼らがライフスタイルメーカーを標榜するわけがスッと腹落ちしました。そう、「ツインバード」は家電メーカーであることにあきたらず、ひとびとの暮らしを豊かにする企業になるべく2021年にリブランディングをはかりました。新たに「匠プレミアム」「感動シンプル」というふたつのラインをたずさえ、都会と田舎、日常と非日常、アナログとオートマ……、さまざまな二律を軽やかに飛び交う。フイナムでは、その家電を「作る人」と「使う人」のそれぞれの視点から紐解きます。

  • Photo_Kazuma Yamano
  • Text_Masahiro Kosaka(CORNELL)
  • Edit_Yuri Sudo

使う人・相場正一郎 暮らしの心地よさを加速させる道具たち。

第二章では、イタリアンレストラン「LIFE」のオーナー・相場正一郎さんのご自宅へ。仕事と暮らしの拠点を東京に置きながら、栃木県那須にもつ別荘をおりにふれて訪れる。都会と田舎、日常と非日常を行き来する相場さんに、「ツインバード」の商品はどのように映るのか。

写真左から相場正一郎さん、娘さんの葉和ちゃん、妻・千恵さん。

ー都会の暮らし、田舎の暮らし、両方の豊かさを知りながらものづくりをする「ツインバード」。相場さんも、最近では那須に別邸をもちながら、いわば生活のオンとオフを上手に使い分けているそうで。

正一郎:栃木県出身だからか、正直、東京の生活に窮屈さを感じることがあるんです。

ー昨今のアウトドアブームも手伝って、そうした都市生活からのエスケープは一種ムーブメントのようになっていますね。

正一郎:緑のなかでテントを立てて、ストレス社会から解放される。そういう状況には、やっぱり萌えるんじゃないですか。田舎出身かどうかは別として、そういう気持ちは俺も等しくありますね。

ー二拠点生活をはじめた直接のきっかけは?

正一郎:子どもが産まれて、鎌倉に引っ越そうってのが最初だったかな?

千恵:もともとサーフィンが好きだから、海の近くに住みたいと話していたんです。

正一郎:でもね、いざ見に行ってみると、ちょっと違うなって感じてしまって。そのあと千葉にアパートを借りたりもしたけど、結局、山におさまっちゃった。北海道でインテリア設計をしている会社の催しにゲストシェフとして呼んでもらって、ちょくちょく行くようになったんですけど。その環境や家の雰囲気に癒されたんですよ。同じことやってても、ぜんぜん違うんですよね。この家でパソコン作業してても憂鬱でしょうがないんだけど、山の家でやってると気分がいい。

ーあくまで二拠点であることにはこだわったのですか?

正一郎:俺の場合は商売をここですることにしちゃったから。これで飯食ってる以上は、動かせないですよね。でも、ずっと引っこんでるわけじゃないのがいいんだと思いますよ。東京で仕事して、取りたいときに休みを取れるよう頑張って、週末や長期の休みを向こうで過ごす。ずっと遊んでたら飽きちゃうじゃないですか。釣りとかサーフィンとか、たまに仕事してたほうが充実する。家のなかでの暮らしもそうですよ。普段ここで過ごしてるからこそ、山の家が心地いいんです。

ーそうした田舎暮らしがあることで、東京での暮らしや仕事が変わったりもしましたか?

正一郎:かねてから、店づくりにもそうしたエッセンスは入れるようにしていますよ。憩いの場所として、ホッとできるようなムードを、田舎を知らない人でもちょっと感じられるように。

ーこの部屋も、本当に居心地がいいですよね。趣味を感じさせる素敵な物がそこかしこにあるのに、どれも暮らしに溶け込んでいて、違和感を感じさせないというか。なかでも、フィルムカメラやレコード、ギターなど、アナログなものが目につきます。

正一郎:レコードなんかは黙ってると増えていく一方なので、いまはもう引き出しに収まる量にとどめるというルールにして。カメラは、最近長男もやるようになって、一緒に撮りに出かけたりしていますよ。

ーアナログな物やそうした手触りのあるものを部屋に置くことで、心地よい暮らしをつくっている?

正一郎:あえてっていうのは、最近はないかもしれない。アナログかそうじゃないかは、あまり気にしていないですね。山の家だって、テラスを究極に心地よくしようと思って、焚き火台もワイヤレスプロジェクターも置いてる。そうやって、心地悪さを排除していっているんです。

ー心地よい時間に、アナログとデジタルが垣根なく同居しているのは素敵ですね。山の家というと、どうしてもデジタルな物は排除したくなってしまいます。

正一郎:最初はそういうのでやってました。Wi-Fiも入れないようにしてたんですけど、あまり心地よくなくて。

千恵:とくに子どもたちには大不評(笑)。来なくなっちゃうもんね。

正一郎:まぁ最近は俺ひとりで行くことのほうが増えてますよ。子どもがもうちょっと大きくなって、車とか運転するようになったら、家族みんなが自由に行き来して、だれがどっちの家にいてもいい状態になりそう。それが理想かな。

ー「ツインバード」は以前からご存知でしたか?

正一郎:以前、ジェームス(「JAMES & CO.」のこと。代表の塩谷雅芳さんは相場さんと旧知の仲で、「LIFE NIIGATA」のオーナーも務める)の周年イベントで新潟に行ったときに、「ツインバード」の商品開発の方と知り合って。「ツインバード」は塩谷さんも使っているっていうし、気になっていたんです。いまは那須の家をリフォームしている最中で、物は基本的に揃っているんですけど、家電はちょっと探しているところ。とくに「ツインバード」の冷蔵庫は気になっていて。

千恵:私も店頭に見に行ってみたのですが、「背伸びせず使える冷蔵庫」は、壁紙みたいなマットな質感とカラーリングがよくて、ロゴも控えめで好きでした。

正一郎:家電選びって、いつも辛くて。なかなかピッタリとくるものに出合えないですよね。

千恵:若い頃はそれなりに安価なブランドでも十分だったけれど、歳を重ねて、機能もそれなりに求めるようになってきて。省エネとかも気になってきたりして。

ーそういう意味では、コロナワクチン輸送のための冷却機で培った断熱のノウハウが、この冷蔵庫の開発には生きているそうで。このリッター数では業界ダントツの省エネ性能だとか。

正一郎:別荘に置く予定なので、そこは嬉しいですね。ほかの家電は電源を落としても、冷蔵庫だけは、いないときでも点けておくので。

2023年3月23日(木)食卓にて
撮影・相場正一郎さん

家族4人でカレーを囲んだときの食卓。保温機能があるので、食べ盛りのお子さん2人もすぐにあたたかいカレーがおかわりができます。

ー今回は、「ツインバード」の商品のなかで気になっているものを事前に伺い、家のなかで試していただきました。

正一郎:“ちょっといい家電”、きてますよね。うちは、いつも鍋料理はテーブルに持ってきて温めながら食べるので、「ホットトリベット」はよさそうだなと思ったんです。

千恵:週末は、料理も少しラクしたいなと思うと、やっぱり鍋料理にすることが多くて。鍋料理は吹きこぼれることもあるから、これは凹凸も少ないし、操作パネルもないから掃除しやすくていいですよね。

正一郎:操作パネルがなくて、セパレートっていうのは珍しいですよね。もっとアピールしていいんじゃない?(笑)

SELECT ITEM1.
ホットトリベット ブラック×ステンレス ¥66,000

まるで鍋敷きのようになじむ、薄さ40mmのIH調理器。5段階の火力出力調節ができ、最大で1200Wまで出力できるのでグリル調理も可能。どの席からでもスマートに操作できるワイヤレスコントローラー付き。磨き上げられたステンレスが重厚感を漂わせる。

ー遠隔のコントローラーは、卓上IH調理器でも珍しい仕様だそうです。せっかく話が盛り上がっているときに本体の操作パネルで温度を調整したりすると、腰が折れちゃいますよね。これなら話を妨げず、スマートに操作できます。本体の薄さも40mmと、同様の他社製品と比べても最薄クラスだとか。上に鍋を置いたとき、たとえば小さなお子さんでも、向かいに座る家族の顔が見えにくくならない。重心が低くなれば、安全性も増しますし。

正一郎:白もあるんですか。そっちもかわいいですね。「ツインバード」の「スチームオーブンレンジ」はグッドデザインに選ばれていますよね。やっぱり、そういうのがついてると安心します。現代のいろんなデザインを見てきた人たちが審査するものだし、自然にいまの時代になじむデザインなんだろうなって。長く使うほど、デザインの良さがわかってくるだろうし、そうしたものは生活空間にもきっとなじむはずです。あと、「ホットトリベット」はプレゼントにいいなと思ったんですよ。とくに、子育てが終わったシニア世代に。夫婦ふたりの食卓で使うのに、ちょうどよさそうだなって。

SELECT ITEM2.
コードレススティック型クリーナー ¥28,800

スリムな紙パック式のコードレスクリーナー。1.4kgと軽量ながら、吸込仕事率は70W。新設計の自走式ヘッドとゴミセンサーを搭載していて、掃除しにくい場所のゴミもしっかり吸い込む。

2023年3月28日(火)自宅リビングにて
撮影・相場千恵さん

娘さんの葉和ちゃんがリビングをコードレスクリーナーでお掃除。ヘッドが自由自在に動くので、イスの下や絨毯の上も楽々。軽いので葉和ちゃんでも片手で持ち上げられます。

ー「コードレススティック型クリーナー」も使っていただきましたね。

正一郎:これ、ヘッドが踊りますよね。

ー言い得て妙です。ヘッドに搭載されたローラーが、いい仕事をしてくれるみたいで。クイックルワイパーのように老若男女がラクに使えて、しっかり掃除できる掃除機を目指したそうです。

正一郎:やっぱりコード式が吸引力は頼もしいけど、いまの時代だと、「ヨイショ」って感じですもんね。これはスイスイいくから、いつも掃除しづらいテーブルの脚の付け根なんかも、這わせるように掃除できる。

千恵:紙パック式っていうのもよかったです。これまではサイクロン式の掃除機を使っていたんですが、ゴミを捨てるときに埃が舞ってしまったり、きれいに捨てたつもりでも髪の毛などが残ってしまったりするのが気になっていたので。

正一郎:掃除はこまめにやる方なので、さっと使えて、軽くて、小回りが利くっていうのはやっぱり嬉しいですよ。こういう道具たちが山の家や東京の家にもあれば、暮らしの心地よさがもっと加速しそうです。

INFORMATION

TWINBIRD

問い合わせ先:ツインバードお客様サービス係
電話番号:0120-337-455
承り時間:平日-月曜~金曜9:00~17:00 (土・日・祝日・弊社休業日は除きます)
公式Instagram
公式サイト

【ツインバードのある暮らし。新生活キャンペーン】
賞品に新潟の古民家ホテルの宿泊券などをご用意したInstagramの投稿キャンペーンを実施中(投稿締切りは5月10日まで)。詳細はInstagram公式アカウントのピン止め投稿、またはリンクツリーのキャンペーンページリンクをご覧ください。

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