乗用車と変わらない気分で運転できるから、気持ち的にラク。
さて、時刻はまだお昼前。朝早くに出発したので、ひと通り自転車遊びを楽しんでも、まだ時間には余裕があります。陽の長い夏は、やっぱり早起きに限ります。このまま東京に戻るのはもったいないので、次の目的地へ、ということでふたりはラインくだりでおなじみの長瀞を目指すことに決めたようです。

「長瀞はすごくひさぶりですね。河の景色や、駅前の商店街が楽しみ」(管野)
「こうやって、スポットからスポットへとスムーズに移動できるのはクルマがあってこそ。長瀞でもツーリングできたらいいですね」(木村)


仕事で「カングー」に乗っているという管野さんですが、新型に乗るのはこれがはじめてということ。実際に運転していて、その性能の違いを感じるのかどうかが気になります。
「やっぱり、新型のほうが運転しやすいですね。アクセルを踏んだときの動き出しがいいし、走りがタフだし、シートの座り心地もいい。それに視界も開けているから、乗っていてストレスがないんです。普通の乗用車と変わらない気分で運転できるから、構えなくていいのも気持ち的にラクに感じますね」(管野)

ふたりとも普段からクルマを運転する機会が多いようで、自転車とはちがう楽しさがあると話します。
「普段は仕事で運転することが多いんですけど、息抜きにひとりでドライブをすることもあります。運転していると、なんだかリラックスできるんですよ。余計なことを考えないで済むというか、運転に集中することで他のことを忘れられるというか。だから、友達と遠出するときなんかも、ぼくは運転役を買って出るようにしていますね。そっちのほうが好きだし、リラックスできるから」(木村)
「ぼくは仕事とプライベートでクルマに乗る機会があって、どちらもひとを乗せることが多いから、それはそれで楽しいです。ひとりで運転するときは、その中でも贅沢な時間になっているかもしれない。クルマってすごくプライベートな空間になるから、その移動時間が心にゆとりを持たせてくれるというか。いまの自分にとっては貴重な時間だったりもしますね」(管野)


そんな話をしていると、「カングー」は無事に長瀞に到着。むかしと変わらない景色に、ふたりとも懐かしさを感じている様子。ゆっくりと自転車を漕ぎながら街を探索することにしたようです。
