PROFILE
セレクトショップ、コレクションブランドにて販売を経験。その後、企画やデザイン業を数年間活動した後、自身がデザイナーを務める〈イエスタデイズトゥモロー〉をスタート。現在はブランドを休止し、フリーのデザイナーとして〈サンドウォーター〉のデザインを担当している。
PROFILE
自転車屋、スケートショップを渡り歩いたのちに、自身のお店である「WOOD VILLAGE CYCLES」を幡ヶ谷にオープン。中古のフレームやパーツを主軸として取り扱い、お客さんの要望に合わせて、日々、スタイルのある自転車を組み上げている。
プライベートはもちろんだけど、仕事でも使える。
記録的な猛暑が各地で猛威を振るう、2023年の夏。東京も多分に漏れず、強い日差しとアスファルトの照り返しに体力を奪われる毎日。酷暑からすこしでも逃れるため、自然の中へ避暑へと繰り出そうと計画するふたりがいます。
幡ヶ谷にある自転車屋「WOOD VILLAGE CYCLES」に集まったのは、そのオーナーである木村祐太さんと、フリーランスデザイナーとして活躍する管野寿哉さん。ふたりは「カングー」に自転車を積み込み、自然の中でツーリングを楽しむ予定です。
マウンテンバイク2台、そしてちょっとしたキャンプ道具を積み込んでも余裕のある積載スペース。今年の3月にリニューアルを果たしたばかりの新型モデルは、リアシートを倒すことで2,800Lもの広さにスペースが増量。従来のモデルに比べて大幅にアップしています。
「むかし働いていた自転車屋の社用車が『カングー』だったんですよ。そのときは積載スペースに6台の自転車を載せてました。最新の『カングー』はそれよりも広いってことだから、夢が広がりますね」(木村)
「自分もいま契約している会社の社用車が『カングー』で、ラックごとサンプルを載せたりしてますね。やっぱりこれだけ荷物が載ると、プライベートはもちろんだけど、仕事でも使えますよね。あとは新しいデザインになって、顔立ちもよくなりましたね」(管野)
管野さんが語るように、以前よりも精悍な顔付きになり、クールな表情になった「カングー」ですが、良くなったのはエクステリアだけではありません。インテリアもすごいんです。
ステアリングホイールは本革を使用し、マットクロームフィニッシャーで装飾され、どこかラグジュアリーな雰囲気に。メーターパネルは、7インチデジタルインストゥルメントパネルとなり、先進感と視認性のよさを兼ね備えています。
さらにダッシュボードは水平基調のデザインとなり、シャープな装飾によって上質感がグンと上がりました。8インチマルチメディアイージーリンクでは、各種デバイスと簡単に接続が可能に。それによって、ナビや音楽などの設定がスマートフォンでおこなえるようになり、操作性が大幅に向上しています。もちろん、ディスプレイ上をタッチしての操作も可能。デバイスとの接続がなくても、ナビなどのサポート機能を使用することができます。
ということで、音楽やナビ、そして運転サポート機能をセットして、早速目的地へと向かいます。今回ふたりが向かったのは埼玉県の飯能にある有間ダム。山に囲まれた豊かな自然の景色の中で、気持ちよくツーリングができる場所です。
先ほど「顔たちが良くなった」と語られていた「カングー」。ドライブをしながら、管野さんはこのクルマのデザインについて再び言及します。
「機能的な部分と、デザインのバランスがすごくいいんですよ。積載力が高いクルマって、どうしてもデザインが置いてけぼりになっちゃう傾向だけど、『カングー』は洗練性があるというか。いまは自然のほうへ向かっているけど、普段は街乗りしたくなるデザインですよね。アップデートされつつも、クラシックなところもきちんと残されていますし。過去から受け継がれてきたデザインなんだなというのを感じますね」(管野)
新型になってよくなったのはデザインだけではありません。運転性能も上がっていて、多彩な先進運転・駐車支援システム(ADAS)を配備。運転に対する負荷を減らし、安全性の高い走行を可能にしているのです。
たとえば高速道路での運転は一般道よりも気を使うもの。車線の真ん中を走るようにサポートしてくれる「レーンセンタリングアシスト」は、運転手の心強い味方です。
さらに「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」は、あらかじめ設定した速度でクルマが走行し、設定速度よりもスロウな車両が前方にいると、自動的にスピードを落として追従してくれるため、渋滞時の運転がとてもラクになるのです。
これらの機能はほんの一部。たくさんのサポートシステムによって運転の安全性が大幅にアップし、ドライバーはもちろんのこと、同乗者も安心してドライブを楽しめるわけです。
続けて木村さんは、助手席に乗りながらこんなことを話していたのが印象的でした。
「助手席に座っていて安心感を感じるんですよね。走っていてエンジンの音が静かだし、へんな揺れもなくサスペンションがしっかりしている感じがして、安心感がありますね。商業車としてつくられているクルマだからなのか、すごくタフなんだろうなと思います」(木村)