No.2 長塚優河

PROFILE
1980年代にオープンしたセレクトショップ「DAMEGEDONE」に勤務するスタッフ。アメリカで買い付けてきた現行品と古着を中心に取り扱い、アウトドア系のアイテムも豊富。仕事では独自のファッションを発信しながら、休日は自転車に乗って出かけるのが最近のルーティン。
Instagram:@yuganagatsuka
色使いに今回のコレクションのポイントがある。
ーいつ頃から自転車にハマりだしたんですか?
長塚:数年前からですね。友達と一緒に乗りはじめて。遠出をしたりするわけじゃないんですけど、都内を移動するのにはすごくいい乗り物ですよね。銭湯が好きなので、これに乗ってお風呂入りにでかけたりしてます(笑)。
ー自転車と〈エル・エル・ビーン〉の相性はいかがですか?
長塚: すごくいいですよ。アウトドアを得意とするブランドだし、アクティブな印象があるから、やっぱりすんなりとなじみますよね。
〈エル・エル・ビーン〉は個人的にも好きなブランドのひとつで、いくつかアイテムを持っているんです。ぼくが働くお店ではアメリカの古着を取り扱っているので、すごくなじみがあるんですよ。アメカジの中でもいろんなジャンルがありますけど、自分はアウトドア系のものに魅力を感じる。機能っていう本質を貫いていて、アイテム単体で語れることが多いし、そういう服に惹かれます。

ラヴェル・マイクロフリース・ラインド・ジャケット ¥27,500(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター)
ー「L.L.Bean Japan Edition」のアイテムを見て、どんなことを感じましたか?
長塚: 全部いいなぁって思いました。いい意味で力の抜けたデザインやシルエットがいいし、だけどカラーリングに遊びがあるところが魅力的ですよね。自分の好きなファッションに落とし込みやすそう。サイズ感もすごくいいですね。日本人向けにアレンジされているとはいえ、アメリカのひとたちが着ていそうな世界観に惹かれます。

スミスフィールド・フード・スウェットシャツ ¥12,100(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター)
ー今回のコーディネートのポイントを教えてください。
長塚: ヘンリーネックのパーカと、ジャケットを選びました。ヘンリーネックはレイヤードを見せやすいので、中にシャツを着て胸元にアクセントを持ってきています。ジャケットは古着でもありそうなアイテムなんですけど、グリーンとかネイビーはよく見かけるけど、チャコールグレーって実はなかなか見かけないんですよ。そういうところに、今回のコレクションのポイントがあるような気がして選びました。そうしたアイテムを全体的に淡いトーンで合わせて、色味で統一感をだしています。
あと、〈エル・エル・ビーン〉のバックパックを背負っているのもポイントです(笑)。あえて赤をチョイスして、カラーアクセントにしています。
