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アウトドアとファッション。両極から探るアークテリクスについて。
BEYOND WILD TO STREET

アウトドアとファッション。
両極から探るアークテリクスについて。

1989年、カナダはバンクーバーで誕生した〈アークテリクス(ARC'TERYX)〉。地球上にある最高の素材、技術を駆使して生み出される革新的なプロダクトは、アウトドアフィールドではもちろんこと、いまやその存在感はストリートでも際立っています。極限の環境と都市生活。この両極のシチュエーションで、なぜ〈アークテリクス〉は人々を惹きつけるのか。愛用者4人のリアルな声を聞きながら、アウトドアとファッション、この2つの視点から紐解いていきます。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Soma Takeda

アウトドア視点から見るアークテリクス。

No.01_FACE
山でも街でも着たくなる、憧れのブランド。

PROFILE

FACE
アーティスト/イラストレーター

目と口がアイコニックなイラストを描き、グローバルに展開するブランドとのコラボレーションは数知れず。アーティストのSHINKNOWNSUKEさんと、セレクトショップ「SUPPLY/BACKDOOR」のオーナー井岡千浩さんの3人で結成した「Muddy Waterz」でポッドキャストを週1で配信し、マイペースに山登りも楽しんでいる。
Instagram:@face_oka

―最近、「Muddy Waterz」のみんなで山に行っていますか?

FACE: 最近みんなやることが多くて、ご無沙汰で…。でも、アウトドアショップには通っていますよ。新商品を見たり、知らないギアに触れたり、いまだに新しい発見があるからおもしろい。この前ヨーロッパに行ったときも、ついつい足を伸ばしちゃいました。

―山登りをする際のギア選びで大切にしていることってありますか?

FACE: 見た目と使いやすさ、ですかね。ぼくは低山を中心に登っているから、そこまで本格的な装備は必要ないんですけど。

―ウエアは〈アークテリクス〉のシェルを着ているそうですね。

FACE: このシェルは2020年にリリースされた「BEAMS」別注の「ゼータ SL」です。胸のロゴがゴールドで、フロントがダブルジップ仕様になっていたり、インラインにはないディテールが採用されていて。フードには「BEAMS」のロゴが同色で刺繍されているんです。

―他にもいろんな〈アークテリクス〉のアイテムを持っているんですか?

FACE: 今日穿いているパンツは〈アークテリクス〉の「SYSTEM_A」のものですし、ザックにも〈アークテリクス〉のフリースも入っています。山登りをするときはなにかしら必ず身につけるブランドです。あと、トレラン用のベストもSHINKNOWNSUKEさんと一緒に買いましたね。ベストは走る以外に、フェスのときにもかなり役に立ちましたよ。

―かなりのヘビーユーザーですね。そんなFACEさんが〈アークテリクス〉を最初に認識したのはいつですか?

FACE: 高校生のときかな? ちょうどそのころ、アウトドアブランドのブームがあって、同級生が〈アークテリクス〉のバッグを使っていたんですよ。

―当時、〈アークテリクス〉を使っているひとは多かったんですか?

FACE: いや、そこまでいなかったです。王道のアウトドアブランドじゃない、そのチョイスがヤベェ! って思いましたね。

―ブランド自体の印象はどうでしたか?

FACE: とにかくあのロゴが強烈で。授業で習った始祖鳥のデザインを使っているのが衝撃的でした。プロダクトのデザインも洗練されていて、かっこよかったですし。当時は欲しかったけど、高嶺の花って感じで買えませんでした。

―ずっと憧れていたんですね。

FACE: それで最初に手に入れたのが、このシェルなんです。やっと着られるようになって嬉しかった。だから、山登りだけじゃなくて、街でも着ていますね。

―山で使ってみて、どんな機能性を実感していますか?

FACE: とにかく軽いのに、素材はゴアテックスを使っているから雨の日でも着れて快適なんです。風を通さないし、レイヤリングすれば、冬でも全然寒くない。低山ハイクが多いぼくにとってはこれがちょうどいいスペックなんですよね。

―シーンを問わずに活躍してくれる1着というわけですね。

FACE: 街ではバイクにも乗るんですけど、そのときも着ています。そういえば、バイクに乗るときの手袋も〈アークテリクス〉でした(笑)。ブレない芯がありながら、前衛的でクールなイメージがあって、山でも街でも着たくなるブランドです。

INFORMATION

アークテリクス

公式サイト

ARC’TERYX MUSEUM

会期:4月20日(土)~5月5日(日)
場所:6142 HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前 6-14-2
詳細はこちらから

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