No.02_Tomoya Kageyama
高機能で、デザインも洗練されている。

PROFILE
1989年生まれ、静岡県出身。広告やブランドのルックなどで活躍。モデルとして活動する以前は、ファッションブランドやセレクトショップで働いていた経歴を持つ。クライミングに没頭し、休日は山やボルダリングジムで過ごしている。
Instagram:@tomoyakageyama
―クライミング歴はどれくらいですか?
影山: 5年目です。ボルダリングジムに通っているモデルの友達に誘われて始めました。友達が上手で、競い合っているうちにひとりでも行くくらいハマっちゃって。1年も経たないうちに仲間が増えていって、外岩に行くようになったんですよ。で、初めて来た外岩がここ(御岳ボルダー)。


―素人からすると、こんなところに指を引っ掛けられるの? って思っちゃいます。
影山: ぼくも最初に来たとき、どうやって登るのか全然分かりませんでしたよ。でも、かっこいい岩だから、絶対に登りたくて。何度も通って、ようやくクリアしました。
―〈アークテリクス〉はクライミングのハーネスが起源のブランドですが、どんなイメージを持っていましたか?
影山: やっぱり山のイメージが強いですね。ハイスペックだから、本格的なアウトドアをやっているひとが着ている印象でした。

―今日着られているのは、「ガンマ MX ジャケット」ですね。これはいつ手に入れたものですか?
影山: 2年くらい前ですね。友達が働いている古着屋で見つけて、山で着られるのはもちろんですけど、街で着てもかっこいいカラーだと思って買いました。これがぼくにとっての初めての〈アークテリクス〉です。
―ストレッチが効いていて、通気性も優れているから、ロッククライミングにもぴったりのソフトシェルですね。
影山: そうですね。ただ、岩に登るときは汚れたり、擦れても気にならない服を選ぶようにしていて、このソフトシェルはウォームアップのときや休憩中に着ています。風を通しにくいからロンTのうえに羽織るだけで全然寒くないし、伸縮性もあって動きやすい。キャンプのときもよくインナーにしています。いろんな場面で使えて便利ですよ。


―腰につけたチョークバッグも〈アークテリクス〉ですが、これを選んだ理由は?
影山: 絶妙なオレンジのカラーが決め手でした。他のブランドのものと比べると、〈アークテリクス〉のチョークバッグはおしゃれなんですよ。それに、使い勝手もすごくいいんです。
―例えばどんなところが?
影山: バッグの開閉がワンタッチでできるのがいいですね。前に使っていたチョークバッグのコードロックは開けにくくて、閉じたまま登っちゃって焦ったこともありまして(笑)。それに簡単に閉められるのに、チョークが漏れることもないですね。

―ウエアもチョークバッグも、パキッとした明るいカラーリングが印象的です。
影山: 日本だとベーシックなカラーを選ぶひとが多いけど、海外のクライマーは色で遊ぶような、おしゃれなひとが多いんです。スケーターとかに近いような感覚で、それがすごく好きで。うまいとか下手とか関係なく、せっかくならファッションも楽しんだほうがいいじゃないですか。
―デザイン面でも〈アークテリクス〉を気に入っていると。
影山: そうですね。デザインが洗練されていて、いわゆるアウトドアというより、都会的なデザインのアイテムが多いと感じています。街に馴染むし、それでもって高機能。クライミングを初めてから、〈アークテリクス〉がもっと気になるようになりました。クライミングで〈アークテリクス〉を着ているひとをみると、「おっ!」って目に付きます。