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新生活にぴったりな髪型ってどんな感じ?
MONTHLY JOURNAL Apr. 2024
vol.1 NEW LIFE ISSUE

新生活にぴったりな髪型ってどんな感じ?

4月といえば新生活のはじまり。このタイミングに思い切ってイメチェンするのもいいけど、いつものヘアスタイルを整えるだけで印象は変わります。髪型もファッションのひとつというわけで、ぼくらが気になる東京のヒップな理容室と美容室に新生活にふさわしいヘアスタイルをオーダーしてみました。彼らがつくる髪型を参考に、春は心機一転、爽やかに行きましょう。

BARBER 02 : CUT HOUSE KYODO

駅近の洗練された2席の空間。

取材を受けてくれた理容師の高橋北翔さん。

経堂駅のすぐそばにある「CUT HOUSE KYODO」は、下高井戸にある「BARBER SAKOTA」の姉妹店。幅広い世代のひとたちが訪れる、親しみやすい “町の床屋” です。付近には個人経営の美味しい飲食店が点在。下北沢や豪徳寺の人気エリアも近いので、カット後にこのまわりで一日を過ごせるのもうれしい限り。

店先はガラス張りで、室内に気持ちのいい光が差し込みます。白を基調にしたクリーンな内装はよく見ると随所にさり気ないこだわりが。入り口のドアには、アメリカンヴィンテージのハンドルを使っていたり、オーバーホールした年代物のスタイリングチェアを導入していたりと、スタイリッシュな空間にいい意味での違和感を加えています。内装を担当したのは、オフィスやショップなどの空間デザインを手がけ、インテリアプロダクトも製作する「STUDIO DOUGHNUTS」。昨年リニューアルした「BARBER SAKOTA」も「STUDIO DOUGHNUTS」が腕を振いました。

壁に埋め込んだスピーカーのフレームは、ハンドメイド家具や内装を手掛ける「NOTEWORKS」が製作したもの。この一見するとスピーカーだと分からないデザインが洒落ています。エアコンを見えない位置に設置しているのも特徴のひとつ。そして、カバーをグリーンに変更したスタイリングチェアが店全体に温かみをプラスします。そんな細かいところまでこだわった店内の様子からもヘアカットの丁寧な仕上がりが想像できます。

HOUYHNHNM’S REQUEST

「“やんちゃすぎない”フェードカットでお願いします」

新生活を前にして、新たなヘアスタイルに挑戦しようとするお客さんが何人も訪れたという「CUT HOUSE KYODO」。今回カットを担当してくれた理容師の髙橋北翔さんは、ばっさりと切らずに、まずはお客さんの髪型を活かしてカットすることが多いと話します。切るのは簡単だけど伸ばすのは時間がかかるので、まずは適度にカットして、次回もっと短くするか同じ長さにするか相談しながら進めるそう。このやり方であれば切ったひとが後悔することはありません。今回提案してくれたのは、前髪を残したフェードカットスタイル。もみあげと襟足は肌に近いところまで剃り上げるスキンフェードを施し、サイドの刈り上げ部分を通常よりも低めに設定したことで柔らかい印象となって、清潔感のある仕上がりになりました。

RECOMMENDED BY CUT HOUSE KYODO

オーガニックで、柔らかい質感のグリース。

BBS プロダクツ グリース ¥4,400

「CUT HOUSE KYODO」のおすすめは「BARBER SAKOTA」が開発した「BBSプロダクツ グリース」。一般的なグリースより柔らかくてベタつきにくく、限りなくオーガニックに近い成分でつくられているので、肌に優しいところもポイントです。今回カットした方は髪質が硬いため、オイルではなく、このグリースを使ったとのこと。適量を手に伸ばして髪に馴染ませるだけでセットは完了です。

CUT HOUSE KYODO

住所:東京都世田谷区経堂1-21-11
電話:03-4362-6117
Instagram:@cut_house_kyodo

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