新生活にぴったりな髪型ってどんな感じ？

渋谷駅から歩いて6分ほどのオフィス街にお店を構える「welc」。“家のようなサロン” をコンセプトに掲げ、理想のおうちにお邪魔したときに覚える高揚感と居心地のよさを追求しています。店名は “welcome” に由来していて、自分の家に招いてサービスを提供するようなイメージから名付けられました。家に友達が友達を連れて遊びに来るように、お客さんの紹介でお客さんが増えることが多いそう。

お店のロゴに使われているテープは家に必ずあって、ひとが使うもの。家を思わせる温かみのあるものを使いたいという思いから、テープを貼り合わせたようなデザインを採用しました。お客さんとの縁や思い出を、この場所に繋ぎ止めておけるように、という願いも込められています。

エレベーターで3階まで上がると、そこは店内。内装はメキシコの建築家、ルイス・バラガンの作品をイメージし、カーテンやクッションを置くことで家っぽさを演出しています。スタイリングチェアはカバーをファブリックに変更し、温かみのある雰囲気に。

姉妹店のヘアサロン「norm」はギャラリーをテーマにしていて、店内でアートの展示も開催しているそう。その繋がりから「welc」でも知り合いのアーティストの作品が飾られているといいます。さまざまな場所に置かれた個性豊かな作品たちが店内を彩ります。

リクエストしたのは、短めでナチュラルなショートスタイル。店長の藤代拓実さんは、朝のセットに時間のかからない、簡単なスタイリングで済むヘアスタイルを提案してくれました。話を聞くと藤代さんはスタイリングをしなくても野暮ったくならない髪型をリクエストされることが多いそう。今回は梳きバサミをあまり使わず、あえて重めに仕上げることで寝癖が付きにくく、セットしなくてもサマになるショートスタイルに。サイドと襟足は自然に刈り上げ、清潔感もばっちり。スーツスタイルにも似合う髪型になりました。

髪を触ったり風を受けたりして自然なヘアスタイルになっていくと考える藤代さんは「モデニカ アート ワックス 4」を使用。これはこのシリーズのなかでも一番軽くて柔らかい質感。ほどよいキープ力がナチュラルなヘアスタイルに最適です。乾燥と紫外線による髪のダメージを補修するシアバターが配合され、湿気からヘアスタイルを守るウォータープルーフポリマーや保湿成分も使用されています。