クルマも労ってあげたりとか、愛着を持って接することが大事。
2軒の本屋で買い物を満喫したあと、「カングー」は三田さんが拠点とする神奈川へと戻ります。

しっかりとハンドルを動かしながら、丁寧にを運転する三田さん。移動手段としてはもちろん、イベントの出店も行ない、「カングー」の魅力を余すことなく堪能した1日。帰りの道中でこんなことを話していたのが印象的でした。

「長距離運転をしていたときのことなんですけど、あるとき『クルマも生き物みたいだな』ってふと思ったことがあったんです。当時は古いクルマに乗っていたんですけど、暑いと調子が悪くなるし、重い荷物を載せていてもそう。長く走らせると、やっぱり息を切らすように反応が悪くなる。それで結果的に壊れてしまったんです。ただの機械だと思って乗るのはよくないなと思いましたね。クルマも労ってあげたりとか、長距離なら休み休み運転するとか、そうやって愛着を持って接することがやっぱり大事なんですよね」

普段から重たい荷物を載せ、さらには地方での出店も増えたことで移動距離も伸びてきたからこそ、クルマに対してもそうした思いやりをもって接することが大事なのかもしれません。
「そうすると、相棒感もグッと増すと思うんです。そうゆう気持ちを持っていつもクルマを運転していますね」
