DAY2
大きな期待を抱く朝の時間。早速50が出た!

朝5時にマリーナへ集合。準備を済ませて、早速出船です! やっぱりボートは気持ちいい。時速70km/hほどの速さは、クルマやバイクのそれとは異なります。海と違って波がないので、湖上を走るというより滑る感覚。気温は20度くらいでちょうどいいし、全身で受ける風も最高。広大な琵琶湖の景色を眺めながら、約20分で最初のポイントに到着しました。



ここは石積みの周りをバスのエサとなる小魚、ハスが回遊していて、日が昇っても影ができるから、日中もバスが活発に動いている場所。昨晩手に入れた、白水さんおすすめのルアーでキャストを開始します。小魚が動き出し、バスの活性も上がる朝イチ。過去の琵琶湖釣行を振り返っても、この時間帯が激アツなんですよね。しばらくすると、ほら早速! 釣ったのは池本。3投目で、なんと50cmが!


池本:自己ベスト更新! 50とは分からなかったけど、とにかく重かった。まるで海の魚を釣っているみたいでした。白水さんに教えてもらったとおり、岬に投げたら着底前に食ってくれて。あとは、舞い上がっちゃって、あんまり覚えていない(笑)。

ヒットルアーは、〈デプス(deps)〉の「サカマタシャッド」。全国的に釣果が出ている、人気のソフトジャークベイトです。シルエットと動きがハスに似ているから、という白水さんの予想が当たりました。
一匹目から満足いくサイズが釣れて、全員のやる気がヒートアップ。すると、時間を空けずに林田さんのロッドにも反応が! 立て続けに、同じく「サカマタシャッド」で釣れました。


林田: 2回ジャークしたらステイして、また2ジャークしたらグッときました。「サカマタ」を使ったのは初めて。以前はいろんなルアーを試していたけど、最近は慣れたものばかり使っていたんですよね。でも、「サカマタ」は気になっていました。ジャークとステイでアクションするルアーをほかにも使っているから、扱いやすかったです。
さらに胸が弾む一同。この時間を逃すまいと集中してキャストします。石井と小松も「サカマタシャッド」を使いつつ、白水さんがおすすめするネコリグを。
石井: 2人が「サカマタ」で釣ったから、期待しちゃいます。とにかく、まずは一匹釣りたいので、実績のあるルアーで手堅く。
小松: まだまだ釣れそうな気配。信頼しているネコリグで一匹を釣りたいです。



すると、小松がキャッチ。前日よりサイズアップに成功しました(笑)。小型中の小型でも、一匹は一匹。そして、村山さんと斎須さんは、白水さんがおすすめする、クランクベイトをチョイス。
斎須: クランクをずっと投げていたら、水面まで追いかけてきたし、アタリもある。大物が釣れることを期待しています。
村山: とにかく、今回はクランクで釣りたいから、ひたすら投げてみることに。底にゴツゴツと当てながら巻いて、釣れたら気持ちいいですね。


グリグリと巻き続けると、村山さんのクランクベイトにバスが食いつく! しかし、残念ながらバラしてしまったようです。

村山: 重さの感覚では、たぶん50はあったけど、並んでいるボートの後方に走って行って、バレちゃった。針が曲がっていますよ。久しぶりの大きさだったのに残念すぎる。へこむな〜。
その後、しばらくこの場所で粘ってみましたが、朝まずめが終わったのか、プレッシャーを与えてしまったのか、反応がなくなってしまいました。50mほど沖に移動します。ここは底の土砂を工事で掘削された浚渫(しゅんせつ)エリア。起伏に流れ着いた木などに、えびや小魚が溜まっていて、バスもついているそうです。巻き物で釣りやすいそうで、〈O.S.P〉の「ブリッツ マックスDR」を巻き続けていた斎須さんにバイトが!

斎須: 一応釣れましたけど、サイズが(笑)。アタリがあったかも、ってくらいの感触でした。
同じく「ブリッツ マックスDR」を巻いていた池本は、こんな魚が。


なんとナマズ!
池本: 昨日手に入れたルアーで釣ろうと、さっき「サカマタ」で釣ったから、次は「ブリッツ マックスDR」で。引きが強くて、また50くらいのバスが釣れたと思ったら、まさかのナマズ。たまたまですけど、クランクで釣れたのが嬉しいです。
そして林田さんは再び「サカマタシャッド」でキャッチ!


気づけば昼前。徐々にアタリも減り、シビアな状況に。ポイントを移動してみます。
