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【湘南国際マラソンへの道】Vol.2 RBRGに聞く! 湘南国際で活躍必至のランニングギア。

2021年2月28日、「第15回 湘南国際マラソン」が開催されます。今大会の大きな特徴は「マイボトル必携」という新ルールが導入されること。ランナーは満水にしたマイボトル(400ml以上)を携帯してスタートしなければならず、コース上に用意された給水ポイントで自ら給水をおこないます。

「マイボトル必携」と聞いて、おそらく多くの人が疑問に思うでしょう。「マラソンのレース中に、どうやってマイボトルを携帯すればいいの?」と。

そこで、マイボトル必携という新ルールに対応するためのギアや、真冬のマラソンを快適に走るためのウェアなど、湘南国際マラソンで活用したいおすすめアイテムを、東京・東神田に店を構えるランニング&トレイルランニング用品専門店「Run boys! Run girls!(以下RBRG)」の水越正人さんに教えてもらいました。

トレイルランニングをこよなく愛する水越さん。信越五岳100マイルやアメリカのMOAB 200マイルといった超ロングトレイルレースの完走歴を持つ実力者であるとともに、2014年6月に開催されたフイナム ランニング クラブ♡の第一回グループランから参加している同クラブの古参メンバーでもあります。

01:必携品のマイボトルを手持ちで携帯するなら。

[左] グレートコッシーマウンテン「マッドドッグ ボトルホルダー」¥2,500+TAX(ボトルは別売
[中央] サロモン「アクティブ ハンドヘルド」¥2,600+TAX
[右] ウェルビー「シェイクハンズ(RBRGロゴバージョン)」¥2,200+TAX

まずは、マイボトル必携の新ルールに対応するボトルから。

「湘南国際マラソンは400ml以上のマイボトルが必携ということで、おすすめをピックアップしてみました。

グレートコッシーマウンテンのボトルホルダーは、あらゆる形状のボトルに取り付け可能。力を入れなくてもボトルをしっかり握れて、落とす心配もありません。

サロモンのハンドヘルドタイプのソフトフラスクは、この手の製品の定番中の定番。走りながらでも飲みやすいうえ、水の量が減っても中の水が揺れないのがポイントです。

ウェルビーのボトルは、グリップ部分が細身で持ちやすく、手持ちのほかパンツのヒップ部分に差して携帯することもできます。ただ、容量が330mlなので、湘南国際マラソンのレギュレーションをクリアするには2本持つ必要があります」(水越さん)

02:ボトルを腰回りに収納すれば、手ぶらで走れる!

[左上] T8「メンズ シェルパショーツV2」¥9,000+TAX
[左下] アンサー4「3インチ ショートパンツ」¥8,900
[右] ザ・ノース・フェイス「フライウェイト スピードショーツ」¥12,000+TAX

『マラソンのレース中にボトルを持ちたくない』『できれば手ぶらで走りたい』という人もいるでしょう。それなら、腰回りに大きめのメッシュポケットがついたショートパンツにボトルを収納するのがおすすめとのこと。

「ここで挙げたショートパンツはいずれも、腰回りのメッシュポケットに400ml程度のソフトフラスクを収納できます。伸縮性の高いメッシュ素材でフラスクを腰回りに密着させることができるので、走行中も揺れにくいのが魅力。スマホやジェルなどの収納にも重宝します」(水越さん)

03:薄手のジャケットで、寒さや雨に備える。

[左] アンサー4「ウィンドシェルジャケット」¥19,000+TAX
[右]ザ・ノース・フェイス「ストライクトレイルフーディ」¥19,000+TAX

マラソンは長丁場。走っているうちに暑くなるため、薄着で走る人が多いですが、気温が低い真冬や雨天時などは、サッと羽織れる薄手のジャケットが1枚あると重宝します。

「アンサー4のウィンドシェルジャケットは、驚くほど軽いので携帯しやすく、生地がしなやかなので着心地も抜群。ダブルジップなうえに脇下にベンチレーションもあり、体温調整もしやすいです。

ザ・ノース・フェイスのストライクトレイルフーディは、軽量レインジャケットの名作。RBRGでも売れ続けています。トレイルランナーに愛用者が多いですが、寒い時期や雨天時のロードランニングにもおすすめです。とりわけ、このホワイトは、下に付けたゼッケンがすこし透けて見えるので、マラソンにも最適です」(水越さん)

04:多くのランナーが悩む擦れ対策に。

[左上] ニューハレ「パッチ」¥360
[左下] トモズピット「テングバーム」¥2,250+TAX
[右] T8「コマンドー」¥3,000+TAX

マラソンのように長時間に及ぶランニングにおいて、“擦れ”は大敵。悩まされているランナーは少なくありません。擦れを未然に防ぐアイテムを教えてもらいました。

「ニューハレのパッチは、あらかじめ小さめにカットされたテーピング。乳首、かかと、つま先など、気になる箇所に貼るだけで、擦れを予防できます。

テングバームは、皮膚の上に膜をつくることで擦れを予防する保護クリーム。べたつかず、付け心地も良好です。

高温多湿な香港で生まれたT8のランニング用アンダーウェアは、フィット感や通気性が高いので、擦れにくく、蒸れにくいのが特徴。マラソンで想定されるあらゆるトラブルを予防してくれます」(水越さん)

05:肌をドライに保ち、汗冷えをおさえる。

[左] ファイントラック「ウィメンズ ドライレイヤー クール タンクトップ」¥4,300+TAX [右] ファイントラック「メンズ ドライレイヤー ベーシック ノースリーブ」¥3,700+TAX

寒い時期のランニングやトレイルランニングでは“汗冷え”が課題です。汗でウェアが濡れた状態で風に吹かれると、体温が急激に下がってしまい、場合によっては低体温症になりかねなせん。

「マラソンのレース中、汗冷えに悩まされたことがあるなら、Tシャツの下に着る機能性アンダーウェアを試してみてはいかがでしょうか?

この種の製品で代表的なのが、ファイントラックのドライレイヤーです。これをTシャツの下に着ることで、汗を効率的に発散。肌をドライに保ち、汗冷えを軽減してくれます」(水越さん)

以上、RBRGの水越さんに、トレイルランニングに強いランニング用品専門店の視点でおすすめギアを挙げてもらいました。湘南国際マラソンに出場予定の人はぜひ参考にしてみてください。

「Run boys! Run girls!」
東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル404
Tel.03-5825-4534
rb-rg.jp

ところで、本稿執筆中、湘南国際マラソン事務局から一通のメールが届きました。件名は『新型コロナウイルス感染状況に対応した「開催種目25kmへの変更」について』。発表によると、2021年2月28日に開催される第15回湘南国際マラソンは「フルマラソン」から「25kmコース」に変更されるとのこと。残念ではありますが、そう決まった以上は気持ちを切り替えるほかありません。コースがどうであれ、無事に開催されることを祈りつつ、当日に向けて引き続き準備を進めていきたいと思います。

Photo_Erina Takahashi
Text_Issey Enomoto

INFORMATION

第15回湘南国際マラソン

公式サイト

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