フォトグラファーの本多晃氏が写真展を開催。青年たちの青春の1ページが切り取られています。

特にいまのご時世では、理屈抜きに気分が塞ぐこともあるでしょう。そういうときに、今度の写真展は特効薬になりそうです。

フォトグラファーである本多晃氏が開く写真展「ジュビリー（Jubilee）」は、国籍の違う青年たちのポートレート作品が飾られます。

70点を超える作品群は、カラフルな色使いにポップな表情が乗っかって、まるで80年代の青春映画を観ているよう。

思春期の真っ只中にいる若者たちの、楽しくめまぐるしく過ぎていく時間を大人の視点で切り取り、見る人を不思議と明るく懐かしい気持ちにさせてくれます。

それもそのはず、タイトルの「Jubilee」は“歓喜の時”の意。と同時にイスラエルでは、50年ごとに訪れる自由と解放の年のことでもあります。

会期は、10月1日（金）から8日（金）までの1週間。特設のコーヒースタンドもあるので、ちょっと休憩がてら立ち寄ってみてください。日常の中で知らず知らずのうちに溜まっていた負の気持ちが、じんわりと解放されるはずです。