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オーダーメイドなキャンプはいかが? キャンプ オン パレードで、いちからテントをつくるには。

いよいよ盛り上がりを見せるキャンプブームのなか、大小さまざまなブランドが生まれ、ここ数年で道具は一気に増えました。

とはいえ、まだこの業界の急成長につくり手が追いつけていないのが現状。キャンプ場に行くと右を見ても左を見ても同じテント、同じチェア…なんてことはザラにあります。

とりわけこだわり派の方は、より自分好みでオリジナリティの高いものを追求したくなってくるはず。そこで、〈キャンプ オン パレード(CAMP on PARADE)〉の登場というわけです。

〈キャンプ オン パレード〉では、テント、タープという大物ギアを生地から選んでオーダーできる、他に例を見ないサービスを提供しています。店舗を持たず、普段はオンラインのみの注文ですが、4月20日(水)から1週間のあいだ「伊勢丹新宿店 メンズ館」で期間限定の受注会が行われます。

生地やパーツの見本を見ながら対面でオーダーができる貴重な機会。ですが実際のところどのようにオーダーでき、どこまで注文に応えてくれるのでしょうか?今回はフイナムが完成までのプロセスを追いかけます。

大物ギアをオーダーするまでの手順とは?

1.相談しながらできあがりのイメージを固める

まずはつくりたいテント、タープを具体的に想像するところから。ざっくりとしたイラストでも、数字まで細かく書かれた図でも、ふんわりとした言葉のイメージだけでもOK。〈キャンプ オン パレード〉に要望を持ち込んで、話しながら完成図を固めていきます。

家族で、夫婦で、あるいはひとりで、キャンプのスタイルは人それぞれです。とくに居住空間となるテントやタープは使用する人数が重要となってきます。

アウトドアに精通したスタッフが、スタイルを確認し、手持ちの道具と照らし合わせて、よく行く場所や季節などなど、丁寧にヒアリングを行います。20分、30分と話していくうちに、最適な形が浮かび上がってくるというわけです。

2.生地、形、パーツ選び

さてしっかりイメージが浮かんだら、素材を選んでいきます。〈キャンプ オン パレード〉では、形状、生地、サイズ、グロメットやガイロープ、ポールなど細かくカスタマイズできます。

とくに30種類近くある生地は、カラーだけでなく難燃素材やポリコットンなど機能面にもバリエーションを持たせています。ポールを木製にするか鉄製にするか、サイズはどのくらいにするか、素材によって金額も変わってくるので、そこは財布と相談です。

ポップアップイベント時は1/8サイズのテントの模型が展示されるので、テントを頼むならここでじっくり観察すべし。

ここまで選べばオーダーは完了。あとは自宅に完成品が送られてくるのを待つだけです。

3.工房での製品づくり

さてここからは実際の作業工程の話。オーダーを受けたあと、吉祥寺にある工房でものづくりが行われます。まずはオーダー時に固まったイメージを、スタッフが製品ごとに図面へ起こすところからです。サイズを緻密に計算し、慎重に線を引きます。

こうして手作業で線を引いているので、細かい微調整を相談することもできるのです。テントなら天井高を上下させたり、薪ストーブの煙突穴の位置を変えたり。タープなら広くしたり狭くしたり。キャンプ場に足繁く通うひとこそ、微妙な不便を感じているものです。〈キャンプ オン パレード〉では、そんな不満も解消してくれます。

図面ができあがったら、さっそく製作へ。布を切り出し、ミシンで縫い、革をなめします。

ここにいるスタッフの多くは、もともと着ぐるみや暗幕などのいわゆる大物を扱うプロ。服飾制作以上に体力と想像力の必要なテント、タープづくりにはうってつけの職人たちが揃っています。

8名の精鋭たちがそれぞれ作業を分担し、図面どおりに仕上げていきます。

4.商品完成、到着

基本的にひとの手でつくられているため、かかる手間暇もひとしお。テント、タープは現在6ヶ月ほど、座面や脚をカスタムできるチェアは3ヶ月ほど、時間をかけて手元へ届きます。

その代わり、品質は折り紙付き。待つ時間が長い分、楽しみも膨らむというものです。

5.アフターケア

キャンプ道具は屋外で使用する分、劣化も早いのが常。糸がほつれたり、火の粉で穴が空いたりなんてよくあることです。気分が変わってカラーに飽きたり、使う道具を変えたからテントやタープが使いにくくなった、ということもあるでしょう。

不都合が生じたとき、もう一度〈キャンプ オン パレード〉を思い出してみてください。修理だけでなく、布を替えたりつくりを変えたり、相談次第で、一度できあがった商品を新たに生まれ変わらせることもできます。手作業だからフォロー体制も万全なんです。

ついまた頼りたくなる、信頼のブランド。

〈キャンプ オン パレード〉で一度オーダーすると、リピーターになってしまうひとは少なくありません。2018年、〈キャンプ オン パレード〉が立ち上がったばかりの頃から利用しているという松野さんもそのひとり。

タープを注文して以来、すっかりハマっていまやテント、ポールケース、チェアと一通りギアをオーダー。とくにテントは愛用してやまないと言います。

実際にオーダーしたのがこちらのテント。

実は初めてテントのオーダーをしたのもこの松野さん。当時オーダーのメニューにはなかったテントですが、タープオーダーのスタイルに惚れ込み、直接相談を持ち込んだのがきっかけでした。

“ずっと既製品を使っていたのですが、自分の思い描くキャンプサイトにどうしてもしっくりくるものがなくて。ダメ元で相談してみたんです。”と松野さんは語ります。

仕上がりは想像どおり、いや想像以上の出来。気に入ってもう2年ほど使い続けているとのこと。

“初めてのオーダーだったからか、使う頻度が高いからか、糸がほつれてきたこともありました。既製品だったらそこで諦めたりするところを、〈キャンプ オン パレード〉に連絡して、修理してもらって…。何かと相談できるのが嬉しいです”と松野さん。

最近、念願かなってワーゲンバスを購入したという松野さんは、その横に取り付けるカーサイドテントを構想中。

“そのときはまた〈キャンプ オン パレード〉にお願いしようかと!”と意気込み十分でした。

自分だけのキャンプギアをその手に。

〈キャンプ オン パレード〉ならなんとかしてくれる。オーダーメイドという魅力に加え、安心感のあるブランドです。

実店舗がないため、生地やパーツを実際に見ながらオーダーできるのはこのポップアップのみ。しかもここでオーダーしておけば、夏のキャンプには間に合います。

気になる方は一度気軽に訪れてみてください。模型や生地を眺めるうちに、ふつふつと理想のアイテム像が湧き上がってくるはずです。

INFORMATION

CAMP on PARADE POP UP STORE

会期:4月20日(水)〜26日(火)
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館6階 メンズコンテンポラリー
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
電話:03-3352-1111
時間:10:00〜20:00

Instagram:@camponparade
      @isetanmens@isetanmens_contemporary

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