日本のフィッシングシーンの盛り上がりは周知の事実。カルチャーまわりひとたちがやりはじめたことで、その流れは必然的にファッションにも波及しました。
海外のモードの世界でも釣りの要素を取り入れるブランドがあります。それは〈ボッター(BOTTER)〉。2018年に若手デザイナーの登竜門「LVMHプライズ」でファイナリストに選ばれた実力派です。インディペンデントな形態でありながら、海洋汚染問題に取り組んでいることでも知られています。
上の写真にはありませんが、代表作のひとつはルアーを使ったアクセサリー。ルアーは日本の釣具屋がハンドメイドでつくるもので、毎シーズン、ネックレスなどに使われています。
そんな〈ボッター〉が5月14日(土)から「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」でポップアップイベントを開催します。
今回はただ服を並べるだけではなく、アムステルダム出身のアーティスト、Ciro Duclosとタッグを組んだアート作品の展示も。下の投稿をご覧いただくと分かりますが、水を張った水槽のなかをルアーがリアルな魚の如く動く作品です。ルアーの姿をもがきながら前に進むひとの人生に重ねてつくられています。
イベントの開催に合わせて、アーティスト本人が来日。もちろん〈ボッター〉の新作の数々も手に取ることができます。
このブランドに注目している方はぜひ足を運んでみてください。海を愛するデザイナー2人の思いがきっと感じられるはずです。
BOTTER POP-UP EVENT
期間:5月14日(土)〜6月8日(水)
会場:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 2階
Instagram:@botter_paris @ciro.duclos @doverstreetmarketginza