A STYLIST JOURNAL
池田尚輝
スタイリスト
ハッスルにて坂井達志に師事。'05年渡米。帰国後現在はファッションを中心として様々なフィールドで活動。
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Opening Ceremony→Pendleton→思い出
2009.08.29
NYCはアメリカじゃなくて一つの国だ、とか、Tokyoっぽいなんて言われることがしばしばありますよね。確かに人や街の忙しなさ何かは東京に似てるとも言えると思うのですが、そうは言ってもやっぱりアメリカ本土のイーストエンド、LAほどではないけど、独特のゆるさはかの大国らしいのではないかと。
そんな大都市に暮らしていた頃、乾いた空気にPendletonのブランケットとDannerのブーツが堪らなく欲しくなり、探し回った記憶を西武渋谷モヴィーダに出来たOpening Ceremonyの1Fで鮮明に思い出した。猛烈に物欲を刺激されたのはNYC,Nolita地区になるPrince St とLafayette Stの交差点付近にあるPaula Rubenstein GelleryというRL御大も訪れるというアンティークショップで見つけた1940'sのネイティヴアメリカンのブランケット。渋赤ベースの色合いや柄はもちろん、味の出た風合いは出色。そういうのはもちろん高価。という理由もあってその後アリゾナへと旅し、ブランケットのありそうなアンティークモールなんかをはしごするも、結局同等に高価か、そもそも玉数はNYより少ないのではないかと思ってしまうほど僅か。
それでNYCへ戻ってTent & TrailsというアウトドアショップでセールになっていたPendletonブランケットと、アメリカでは日本の半額以下で手に入るDannerのブーツを(当時の気分では)遂に購入。
そんな個人的には執念深い思い出を含んだPendletonでつくったアウターウエアなどがOpening Ceremony1Fには所狭しと並んでいました、とさ。
写真は先日、念願の富士山登頂の際に履いて、やっとちょっと味のでたDanner Lightとお土産に頂いたトートバッグをPendleton ブランケットの上でシュート。チャームがかわいい。
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