A STYLIST JOURNAL
池田尚輝
スタイリスト
ハッスルにて坂井達志に師事。'05年渡米。帰国後現在はファッションを中心として様々なフィールドで活動。
www.naokiikeda.com
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Hans Coper Retrospective
2010.08.18
常軌を逸した暑さの中、日常と距離の置ける冷房の効いたミュージアムは身体にも精神にも
一服の清涼をもたらしてくれるようです。
中でも陶器は涼しげな質感が夏に合っている気がする。20世紀を代表する陶芸家
Lucie Rieの陶器のボタン製作の助手としてその活動をスタートさせたハンス・コパー、その
回顧展が汐留で開催中。
ピカソ、ナウム ガボン、ブランクーシなどのアーティストに憧れていたという彼の作風は
とても彫刻的。個人的にはけっこうツボだった。更に気になったのは、Hansの妻で写真家の
Jane Coperの写真達。さりげないHansの創作風景を捉えたスナップが信頼感に溢れている
感じでとても良い雰囲気。この写真集だけでもあれば欲しいと思った。
パナソニック電工 汐留ミュージアムで9/5(日)まで。¥500という入場料も気楽で良い。
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