Dia:Beacon - A STYLIST JOURNAL（池田尚輝）

出張と称しNYCへリサーチの旅に。

ファッションウィークなので毎日朝から夜までメンズ・レディス織り交ぜいろんなブラン

ドのショーやプレゼンテーションが行われます。主目的はそれらを観る事なのでとても重

要だし楽しいのですが、NY Fshion Weekは比較的会期が長いので、引切り無しに観て

いると体力的にも精神的にも疲労を感じるのは確か。

そこで最近恒例としているのが、ナカ日をつくって1日小旅行をすること。この辺は単身

自腹出張の醍醐味です。今回向かったのはBeaconというGrand Central StからMetro

Northという電車で1時間半弱走ったところ。道中の車窓からの景色も（進行向かって左側

に座席をトル！）素晴らしく、それだけでも満足に近いですが、地のDia art Foundation

が運営するミュージアムDia:Beaconは作品も環境も含めまた素晴らしいのです。

Joseph Beuys,Richard Cellaの巨大なアイアン作品,今年98歳で亡くなったLouise　Buorgeoisの大小の作品群,Warholの膨大な連続作品など、あのスケールでないと味わえな

いものばかり。 実は2年前にもここを訪れていて、今回は2回目。前回気になったけど買

わなかったLawrence Weinerというアーティストのポスターを手に入れたくての再訪。

無事それを購入し、3時間の滞在で帰路へ。夜は余裕でマンハッタンで友人と食事が出来ます。

埃っぽい都会を再度魅力的に認識できる、有意義な小旅行です。次回はフィラデルフィア

美術館へMarcel DuchampとBrancusiを拝みに行きたい。