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ダンクを見て馬場を思い出す。
2010.12.20
ナイキダンクと言えば、高校生の時にバスケ部のコーチとして来ていた非常勤の先生を思い出す。「ヒラノ〜。お前BOON読んどるやろ。ナイキ ダンクの紺黄ってわかるか? あれ先生持っとるぞ。欲しいか? 5万円で譲ってやってもいいぞ〜。ボロボロだけどな」生徒相手に商売をするすごい人だった。
その先生は、初めてコーチとして来たその日に、ジャイアント馬場がプリントされた本人直筆サイン入りTシャツを着て、「23」ナンバリングのジョーダン5を履いてたっけ。しかもバスケは大して上手くなかった。(ジャイアント馬場Tシャツを着ていたので、その日から先生のあだ名は馬場になった。)ちなみに僕は馬場から、NB996(だったかな記憶曖昧)とフランスメイドのアディダススーパースター黒白を購入。いずれも履き潰す寸前のボロだったけど、超嬉しかったのは言うまでもありません。
今思えば子供相手に細かい小遣い稼ぎをしやがってとも思うけど、バレたときのリスクも考えずに無茶苦茶な人だったなあと。単なるバスケ好きのスニーカーマニアか。昔はそういう勢いあるおっさんがいっぱいいたとも思うのです。
先週プレスルームで見せてもらった新しいダンクと、ずらりと揃った過去のアーカイブを見て、馬場を思い出した。今もスニーカー追っかけてるのか、馬場は。
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