Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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GFOS
2010.06.24
以前はドキュメンタリーものの映画を好む事は皆無だったのですが、これも加齢現象の一端とでも言うべきなのか最近では好んで観ているのも事実。
確かに作り手の過剰な演出がない限り、出演者の演技力やキャラクターに依存する事が少ないので安心感というか、ハズレ感がないのがいいのかもしれません。
それが理由かどうかは解りませんが、気付けば今年に入って「ベジャール そしてバレエは続く」「ONE SHOT ONE KILL」「ホームレス・ワールドカップ」「レフェリー 知られざるサッカーの裏舞台」と、すでに4本も観ている事に驚くと同時に、そのうち2本がサッカーものなのにビックリですが、スポーツ嫌いの僕でも夜中の「Get Sports」のような解説ものが好きなことを考えれば自然と納得。
そうは言ってもあえてというか、自然と避けているジャンルがあります。
それは「音楽」モノ。
別に音楽が嫌いって訳じゃいんですよ(笑)。
どちらかと言えばかなり好きな方だと思うのですが、多分なんですが、あまり理屈っぽくなるのが好きじゃないからかも。
これはミュージシャンがどうのというよりも、単に高校の頃の親友がバンドをやっていてその手のビデオを見ながらしょっちゅう非現実的な音楽談義みたいのに花を咲かせていたのに辟易していたからに違いありません。
まぁ言ってみれば「トラウマ」のようなもの(笑)。
あ、ちなみに「トラウマ」って日本語だと思ってる人、結構多いんじゃないですか?
正解は古代ギリシャ語で「傷」を意味する言葉なので、知らなかった人は知らなそうな人にに自慢して下さい。
で、そんな僕が久々に劇場で観た音楽モノがこちら...
「ソウル・パワー」
フイナムのニュース欄にもあったのでそちらも参考にして頂くとして、特筆すべきはモハメド・アリの言動。本来ならGod Father of SoulのJBの事を書くのが普通かもしれませんが、個人的には舞台となっている1974年、つまり36年前の今とは雲泥の差もある社会状況をもろに反映している辺りにこの映画のドキュメント性を強く感じました。
★★★★★
そして、今でこそ様々なドキュメンタリーやBehind the scene的な作品がありますが、この映画をラストまで見ると、JBを始め出演者の一流のエンターティナーゆえの理解力の深さに脱帽あるのみ。
誰よりもファンが喜ぶ事を熟知している。
偉大なるアーティストであり、偉大なるプロモーターである事を証明してくれていると同時に、この作品が単なる記録ではなく、エンターテインメントである事を、誰よりも理解している事に驚くばかりです。
個人的にはB.B KINGのステージ終わりのコメントがお気に入りです。
あ、驚くといえばドン・キング、若いなぁ〜!
...って、あれ?知らない人の方が多いのかな(汗)?


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