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essential designs - Ano hito no indispensable thing -Case04: Ryo Miyoshi and the parosant of cyclomorphism.

essential designs - that person's indispensable items
Case04: Ryo Miyoshi and the parosant of the cyclomorphic moratorium.

For that person, it’s an indispensable item. Once you understand why it’s so essential, you’ll gain insight into their approach to choosing things and their personal style of living. Whether it’s clothing, daily necessities, or work tools—there are as many forms of “essentials” as there are people. We’ll trace the stories behind each and every one. In this fourth installment, we feature Ryo Miyoshi and the Palo Santo from “Cyclomorium.”

一見同じに見えるモノでも、実は全然違う。

ーところで、パロサントを挟んでいるクリップは?

Miyoshi: パロサントは鉛筆と一緒で、短くなってくると最後までは使いづらく捨てるしかないんですよ。でも、それってもったいないじゃないですか。そう思って〈エブリワン〉でつくったのがこのクリップです。受け皿も必要ないし、パロサントは縦に置いている方が煙の立ち上がりもよくて、ニオイの広がりも変わってきます。両面にロゴをエンボスで入れたデザインで、これ以外に書類を留めたりするのにも使ってますね。

ー旅先に持っていくのにも便利ですね。

Miyoshi: 〈パケ〉にパロサント1〜2本とこのクリップを入れるだけなので、すごく楽。あと、この〈パケ〉は日本製なんですけど、密閉性に優れていて香りが飛ぶことなく保管できるのもいいんですよね。

〈サイクモラトリアム〉と〈エブリワン〉のコラボレーションで誕生した〈パケ〉のジッパーバッグ入りパロサントは、現在完売中で近日再入荷予定。しっかりと密閉されるのでニオイが飛ぶことなく、常にフレッシュな状態をキープしておける。

ー三好さんは自宅でも使用されているとのことですが、ご家族の反応はいかがでしょうか?

Miyoshi: 反応はいいと思います。火を着けていると子どもが楽しそうに息を吹きかけて遊んだりしていますし、そもそもパロサントは燃焼時間がそんなに長くないので、お香よりも安全なんですよ。ケムリは短時間で空間全体に広がりますが、その後もずっと残り続けるわけではなく、ニオイだけがほのかに残る。ちなみに、この煙やニオイが不快に感じる=メンタル的に濁っている状態だと言われていて、逆に心地よいと感じるとメンタル的にも……。

ー整っていると。いまの三好さんは当然?

Miyoshi: おかげ様で、すごく心地よく感じられています(笑)

ーそもそもパロサントって、どこでも買えるんですか?

Miyoshi: ネットで探せば結構見つかると思います。実店舗だと専門店か……「プレイマウンテン(PLAY MOUNTAIN)」さんでも取り扱ってますね。すごく高品質ですし、〈サイクモラトリウム〉にも引けを取らないと思います。

ー三好さんがここで紹介したことで、再び注目されそうです。

Miyoshi: 数年前にパロサントが注目されたときに、ライフスタイル系のブランドやショップがブームに乗って販売していましたが、正直どれも品質があまりよくなくって。結局、いまだに販売し続けているところは少ないんじゃないかな。〈サイクモラトリウム〉のように形を整えるのって、やっぱり手間もコストもかかるので。

ー一口にパロサントといっても、クオリティに違いがあると。

Miyoshi: そう。どれも同じに見えるかもしれないですけど、実は全然違うんです。どこかのタイミングでぼくはそれを伝えたかったので、この取材のお話をいただいたときに「話すならいまだな」って(笑)。ちゃんとこだわってつくられているモノがもっと世の中に広がるといいなと。

三好さんの好きが高じて、トレーやクリップなどパラサント関連のアイテムをいろいろと展開している〈エブリワン〉。金属製のクリップは着火をしやすくするのと着火後のスタンドの両方を兼ねる。

ー今回はパロサントを紹介していただきましたが、それ以外で生活に不可欠なアイテムでいうと、どんなモノがありますか?

Miyoshi: それで言えば炭酸水。気分がリフレッシュできるモノが好きなんでしょうね。

ーなるほど。三好さんの“クリエイティブに対する考え”についても教えてください。

Miyoshi: クリエイティブにおける道筋として“複雑に色々と思考・思索をしながらも、最終的な出口はシンプルに”。それが自分が好きなモノのつくり方です。この〈サイクモラトリアム〉のパロサントもそうですよね。商品としてはすごくシンプルですが、原木をどう削って最終的にどのように仕上げるか。そこに彼らにしか生み出せない価値がある。ぼくはそこが重要だと思っています。

ーまた出口がシンプルだからこそ、受け取る側も自由に捉えられたりして。

Miyoshi: そうですね。パロサントもスピリチュアルとファッション、どちらにも捉えることができますし。

ーお香も好きだと伺っています。ご自身の中で“ニオイ”は重要な要素なのでしょうか?

Miyoshi: 私自身も経験ありますが、ひとのニオイや場所のニオイって記憶に結びついているじゃないですか。お客さんが私たちの店を訪れた際に感じる空気感や、言葉では表せない心地良さ。ニオイはそのトリガーとなる必要な要素だと思っています。

ーここで改めてお訊きします。三好さんの考える“エッセンシャル”とは?

Miyoshi: 私がつくっている〈エブリワン〉のアイテムなんかもそうだと思います。パックTやクールネックスエット、ソックスはどれもシンプルで、いつでも手に入れることができる。そんな仕組みをつくっていきたいと思っていて。簡単なことではないですけど、そのチャレンジが誰かの役に立って、そのひとのエッセンシャルに繋がっていくのかなって。

ーいつでも手に入れられる=そのひとにとって不可欠なモノとなる=エッセンシャルであると。そういえば“自分だけの空間”の話が冒頭にもありましたが、今回お邪魔したアトリエはすごく素敵でした。

Miyoshi: モノをつくる環境ってすごく大事だと思っていて。雑多な部屋よりも整った部屋の方がノイズもなく思索に没頭できますし、そのときにどんな音楽を流しているかもクリエイティブに反映される。なので自分にとって“空間”はすごく大事なんだと思います。場所を変えることで、どうクリエイティブが変化していくか。そこを確かめるのがすごくおもしろく興味深い。そして、そんな空間に欠かせないのがパロサントなんです。

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