クラシックなアイテムをオーバーサイズで着崩した現代版プレッピー。
Styling by Riai Matsunaga
〈ポロ ラルフ ローレン for ビームス〉デニムジャケット ¥88,000、キャップ ¥17,600、〈ジ エー〉シャツ ¥25,300、〈ジーエイチバス〉ローファー ¥39,600(以上、ビームス 原宿 03-3470-3947) / 〈ウェアハウスカンパニー × ビームス ボーイ〉Tシャツ ¥12,980、〈ビームス ボーイ〉サングラス ¥4,620、〈ロスターソックス × ビームス ボーイ〉ソックス ¥2,530、ヴィンテージ ナバホリング ¥74,800(以上、ビームス ボーイ 原宿 03-5770-5550) / 〈ビームス プラス〉パンツ ¥16,500、ベルト ¥6,600(以上、ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)
― まずはスタイリングのテーマをお聞かせください。
Matsunaga:そうだなあ。テーマは、ちょっと昔のアメカジです。レトロな配色のボーダーとか、クラシックなデニムジャケットやチノパンなど、どこか懐かしい感じがするアイテムを中心に選んでコーデを組んでみました。
― デニムジャケットを早い段階から決めていましたが、どの辺が決め手になったのでしょう?
Matsunaga:アメカジといえばデニムのイメージがあったので、初めからデニムは何かしら取り入れたいと決めていました。お店を見ているときも、いろんなデニムが目に入ってきたんですが、このデニムジャケットは主張が激しすぎず、でも大胆に刺繍が施されていて、コーデの主役になるなと思って。それと大きめのサイズ感も、女の子が着たらかわいいじゃないですか!
― デニムジャケットはスムーズに決まりましたが、インナーやパンツ選びは苦戦していましたね。
Matsunaga:いままでの自分だとシンプルな服ばかり集めてしまうので、どうにかいつもの自分とは違う、アメカジ感が出せればと思ってめちゃくちゃ悩みました。デニムジャケットはなんでも合わせられるだけに、選べるパンツの種類が多くて。それこそデニムジャケットを着ている店員さんの着こなしをチェックしたり、スタッフさんに相談をしながら、最終的にチノパンに辿り着いた感じです。
― 選んだ服こそベーシックですが、サイジングや着こなし方でアレンジをしていた点が、じつに松永さんらしいなと思いました。着こなしという点で気に入っているポイントはありますか。
Matsunaga:シャツの着方は工夫をしましたね。前を開けてインナーのボーダーを見せたり、左裾は出して、右裾だけベルトを見せるためにタックインをしたところがお気に入りです。
― くるぶし丈のパンツとローファーから覗く、靴下の柄もいいポイントになっています。
Matsunaga:最初は由愛が履いていたような靴下も気になっていたんですが、選んだ服が結構シンプルめだったので、靴下くらいは派手でもコーデのポイントになるし、バランス取れるかなって。その分、靴はシンプルなローファーを選んでみました。
― デニムと赤という色合わせについてはいかがでしょう。
Matsunaga:まずデニムは絶対に決めていて。帽子は赤にするか、柄にするか迷ったんですが、デニムと赤の組み合わせがクラシカルな雰囲気が出てかわいかったので、赤を選んだんです。ただ、レトロになり過ぎないように、インナーにクリーンな白シャツを持ってきました。この白シャツが予想以上の働きをみせてくれて。色や柄物がたくさんあるなかで、まとまり感を出してくれたし、シンプルなシャツだからそこ、他の服が“映えて”見えるようになったんです。
― アメカジコーデで難しかったところはありますか。
Matsunaga:アクセサリー選びが意外と難しかったですね。アメカジのお洋服って主張が強いものが多いので、アクセサリーはどこまで派手なものが着けられるのか、逆に着けない方がキレイに見えるのかと最後まで迷ったんですが、ターコイズのリングがデニムの色といい感じにマッチしてくれましたね。
― では最後に、今日のスタイリングに自分で点数をつけるなら何点?
Matsunaga:500点満点!(笑)。スタイリングもそうですが、何より服を選ぶ過程も楽しかったです。私は普段買い物するときは、自分の中でこれ!と決めたものをパッと取ってできるだけ早くお店から出てしまうタイプなんです。けれど今日はゆっくり相談しながら服を選んだのも新鮮でしたし、新しい自分にも出会えた気がします。いままで自己表現は音楽で満たしていたんですが、ファッションで自分を表現することの楽しさを、今日を通して学んだ気がします。