「DO」する人だけの場所ではない。
――ここを今後、どんな場所に育てていきたいですか?
設楽: 明治公園自体、いろいろなスポーツイベントが行われていますし、敷地内には温浴施設などもあります。そういう場所ともいっしょになって、このエリア全体でムーブメントをつくっていけたら面白いと思っています。
牧野: グループランはもちろんやりたいですね。でも、スポーツって「DOすること」だけではないと思うんです。
――観ることも含めてスポーツ、ということですか?
牧野: そうです。〈ビームス スポーツ〉には「& ENJOY」という考え方があって、走る人だけ、競技をする人だけを対象にしているわけではない。スポーツを観るのが好きな人もいれば、ギアが好きな人もいる。それぞれの楽しみ方があっていいと思っています。
――カフェも併設されているので、イベントとの相性もよさそうですね。
牧野: 大きなスクリーンもありますし、スポーツ好きが集まって何かを観る会でもいい。グループランの拠点でもいいし、ギア系のマーケットのようなものをやってもいい。スペースがあるので、使い方はいろいろ考えられます。
吉川: 自分は商品側から、行くたびに何か発見がある場所にしたいです。「普通のスポーツショップには置いていないものがある」「あそこに行けば何か面白いものがある」と思ってもらえる場所。驚きや楽しさを出し続けるために、商品も常にアップデートしていきたいです。
――つまり、買い物をするためだけの店ではないと。
設楽: そうですね。コロナ禍のとき、店も会社も閉まって、人に会えない時期がありました。そのときあらためて、仲間と会いたい、いっしょに何かをしたいという気持ちの大切さに気づいたんです。
「ビームス」はこれからも「コミュニティブランド」でありたいと思っています。家族でも、仕事仲間でも、友人でも、スポーツの仲間でもいい。同じものが好きな人たちが集まるところには、ハッピーがある。なかでもスポーツは、年齢も仕事も違う人たちをひとつにつなげる力が強い。〈ビームス スポーツ〉は、そういう人たちが出会い、クロスオーバーする場所にしていきたいですね。