自然の中に身を置くことで気持ちがリフレッシュできる。
無事に設置を終えた頃には完全に雨があがり、夕日が空に浮かんでいました。きれいな景色をみんなで眺めつつ、そろそろ夕飯の支度に取り掛かる時間。普段キャンプをするときも、近藤さんが料理をつくるんだとか。
「もともと料理が好きなので、つくるのは苦にならないですね。それに持ってきているのは自分のギアなので、自分で使いたいっていうのもあるんです(笑)。あとはなにより、喜んでもらうのがうれしいというのがいちばんなんですが」




近藤さんが料理をつくっているあいだ、ゲームをしてながらできあがりを待つほかのメンバーたち。「自分ひとりで道具を用意したり、料理をつくるのは大変ですけど、それでも飽きない」と近藤さんは続けます。
「収集癖のせいはあるかもしれません。服とおなじで新しいギアがどんどん欲しくなるというか、新しいものを買ったらそれを試しにでかけたくなる(笑)。ぼくの場合、キャンプがしたくてアウトドアをはじめたのではなくて、服やギアに興味が湧いてそれが入り口になっているので、そうした理由は大きいですね。だから自分が買い足すギアも実用性を重視してます」

「あとは都会の喧騒から離れて自然の中に身を置くことで、気持ちがリフレッシュできますよね。東京で仕事をしていると毎日仕事の連絡がきて、一方ではそれに慣れてしまっている自分もいるんです。だからこうしてキャンプをしていると、完全にオフになれる。前日の準備から、東京に帰ってきて使った道具を整理し終わるまで、ぼくにとっては息抜きのような時間になってるんです」



気になる本日のメニューはカレー鍋。湖畔にスパイスのいい香りが漂い、食欲を刺激します。肌寒い季節、外で食べるのにちょうどいい料理です。
「自然の中にタープやテントを建てて、そこにこうしてテーブルや椅子を置いてみんなと一緒にいるのが単純に楽しいんです。友達とテーブルを囲むことは家でもできるじゃんって思うんですけど、テレビをつけたりとか、そこからどこかへ出かけたりしちゃうじゃないですか。でも、キャンプだとそれができないですよね。だからこそ普段できない話ができたりとかして、より一層距離が縮まる感じがする。それがキャンプの魅力だと思います」

カングーも生活を豊かにするギアのひとつ。
料理を食べているあいだに辺りはすっかり真っ暗に。雨のスタートから一転して気持ちいい天気が訪れたと思えば、気がつくとすこし冷んやりとした夜の空気が漂っていました。だけどストーブの灯が暖かく4人を包み込み、ゆったりとした時間がそこには流れていました。
「こうした自然の変化を感じられるのもアウトドアならではですよね。とくにこうした景色が抜けた場所にくると本当に癒されます」
こうやってみんなで楽しくキャンプができるのも、クルマがあってこそ。「いまの生活はクルマがないと成立しない」と近藤さんは話します。
「こういう場所へ来るときはもちろんですが、仕事でもやっぱりクルマがないと成り立たない。朝早く起きて、撮影現場や衣装のリースに向かうときにクルマを運転していると、自然とスイッチが入るんです。自分にとってクルマはそういう役割を果たしていますね」

ファッションと一緒にライフスタイルを提案したかったと語っていた近藤さん。独立してから3年が経過し、当初目指していたものが体現できてきたと語ります。
「メディアで自分が紹介するアイテムは、当たり前ですけど自分が本当にいいと思ったものです。それを見て、誰かが欲しいと思ってくれたらすごくうれしいですし、それによってその人の生活がより豊かになったらさらにうれしいです。そういう意味では『カングー』も、ぼくにとっては本当におすすめしたいアイテムです」

「男にとってクルマは憧れです。はじめて手にするクルマであれば、なおさら気持ちも高まります。ぼくにとってそれが『カングー』でよかったなと思ってます。実際に乗っていてすごくいいクルマだったし、狭い道も多い都内でも運転がしやすかった。乗り心地だけじゃなくて見た目もポップでおしゃれだし、なじみやすいデザインですよね。実用性の高いクルマだからこそ、生活を豊かにするギアとして、自分も自信を持っておすすめできます」