NEAT|西野大士|TROUSERS
Q:「THE CO-OP」のプロジェクトを聞いたとき、どんな印象を受けましたか?
A:僕もアメリカに行ったときは各地の大学や専門学校に行って生協でTシャツやパーカー、キャップを買ったりしているので、まさにそれをお洒落にした日本版だと思いました。どちらかというとワクワク系でした!
Q:ご自身はどんな学生時代を送っていましたか? とくにファッション、アート、カルチャーとどのような出会い方をしていましたか?
A:とにかく時間があれば古着屋に行っていました。それで憧れの店員さんに色々と教えてもらいめちゃくちゃ買ってました(笑)。そこからアメリカにのめり込んでいった感じです。
Q:今回作っていただいたアイテムの解説をお願いします。
A:今回の別注アイテムは、〈ニート〉の定番の2インタックのベーシックなモデルを少し穿きやすくするためにシルエットをストレートに近い形にしました。生地は学生さんに長くご愛用いただければいいなという思いもあり、ベーシックなウールギャバのブラックとグレーにしました。
Q:いま、貴方が学生さんに何かを教えるとしたらどんなことが思い浮かびますか?
A:とにかく色んな服を買って色々な格好をしてほしいです。とにかく買わないと自分のスタイルができないので。
Q:「THE CO-OP」でご自身のブランドに初めて触れる学生さんにメッセージをお願いします。
A:とにかく〈ニート〉を穿いてファッションを楽しんでください。
PROFILE
1983年生まれ、淡路島出身。小学校の教師をするかたわらバンタンデザイン研究所に通い卒業。老舗アメトラブランドの販売員を経てプレスに。退職後、様々なブランドのPRを担当しながらトラウザーズ専業ブランド〈NEAT〉を立ち上げる。現在は、プレスオフィス「NISHINOYA」も経営し、国内外20ブランド以上のPRを担当する。
R.ALAGAN|高橋れいみ|RING
Q:「THE CO-OP」のプロジェクトを聞いたとき、どんな印象を受けましたか?
A:アメリカの大学の購買みたいな雰囲気なのかな、と純粋にワクワクする感じを受けました。
Q:ご自身はどんな学生時代を送っていましたか? とくにファッション、アート、カルチャーとどのような出会い方をしていましたか?
A:ロサンゼルスの大学でジェネラルアートを専攻していました。「SUISIDE CUT(自殺版画)」と呼ばれる版画のクラスの最終課題が、気が狂いそうなくらい大変で今でも覚えています。油絵のクラス用に大量の絵の具を購買で買ったり、フォトグラフィー専攻のアメリカンコリアンの友人のモデルをやったり、黒人のクラスメイトの友達が面白がってブレードを編んでくれたり、様々な人種の友達と交友がありました。
歴史的な建造物や美術館が街中にあり気軽に訪れることができたし、フリーマーケットでセラーから古物の歴史や雑談を聞いたり、ラブレアやシルバーレイクのヴィンテージショップで古着を買ったり。そんな鮮烈で楽しい学生生活のなかで、自然にアートやカルチャーに触れた感じです。
Q:今回作っていただいたアイテムの解説をお願いします。
A:ウエアがアメカジっぽい雰囲気だったので、手元だけはモダンなものをというバランスが素敵なのでは、と思っています。クラシックな要素のスクールシグネットリングにモダンなロゴをあしらって、現代的な仕上がりにしています。フリップ式にしているので、普段はソリッドな面を身につけていて、IACのメンバーに会うときはロゴの面を見せて、IDを互いを確認しあえるような、秘密結社感的遊びを加えています。
Q:いま、貴方が学生さんに何かを教えるとしたらどんなことが思い浮かびますか?
A:「枠に囚われず好きなことに夢中になって」でしょうか。
Q:「THE CO-OP」でご自身のブランドに初めて触れる学生さんにメッセージをお願いします。
A:ジュエリーはファッションのカテゴリーのなかで一番親密なアイテムだと思っています。腕の良い職人が卓越した技術で心を込めて作った一品です。身につけてお守りのように末長く愛でて頂きたいです。
PROFILE
群馬県で台湾人の母と日本人の父の間に生まれ、自然と共に育ち、幼少期に台湾で多くを過ごした際に培った民族的感覚と、思春期にロサンゼルスに移住したことでモダニズムやヴィンテージに強く影響を受けている。2016年~R.ALAGANを設立。日本の職人と妥協しないジュエリーを制作している。