米蔵をリノベーションした大空間で手仕事にふれる。

pejite 益子
時を経ても色褪せない明治・大正・昭和初期に作られた日本の美しい家具、地元益子を中心とした作家の器、シンプルながらもこだわりの詰まったウェアなど、日本人の手仕事が感じられる品々を取り揃えている益子の名店。
住所:栃木県芳賀郡益子町益子973-6
電話:0285-81-5494
時間:11:00~18:00(木曜定休)
@pejite_mashiko
都内からクルマで約2時間。最初の目的地であるセレクトショップ「pejite 益子」に到着。東京・青山にもお店を構えますが「せっかくの機会なので本店に行ってみたくて」と、池田さん。


「都内でも作家物の器は買えるんですが、また今度でもいいかなって買い逃してしまうこともあるんですよ。でも、益子まで来ると、いま買うぞって気になるじゃないですか。それに、ここならゆっくり検討できるのもいいですよね」(池田)

約60年前に建てられたという大谷石の元米蔵をリノベーションした静謐な空間には、地元益子を中心とした作家の器や古家具など、オーナーが厳選したアイテムが並びます。なかでも池田さんの興味を引いたのが、〈木村硝子店〉のグラスたち。ちょうど在庫が補充されたタイミングだったようで、コンパクトシリーズの「ロック」「タンブラー」「ゾンビ」など、選び放題。

「湯島の直営店、いまは予約制なんですよ。それに、欲しくても在庫がないって言われることもあるんですけど、ここは豊富に揃っていますね。ぼくは家で『ゾンビ』の10オンスを愛用しています。これで飲むジントニックが美味しいですよ」(池田)

映像用のスクリーンを吊るすことができるカンは、カラビナを用いれば荷物もかけられる。
買い物を堪能したら、お次は「pejite 益子」からクルマで5分ほどの場所にある「starnet」へ。

starnet
ファッションブランドのプロデュースや企業のディレクションなどを手掛ける馬場浩史さんが、1998年にオープンさせたショップ。自然と土地と現代の暮らしの調和を発信し、地元の方々や作家、県外のファンも多い。食材や器をはじめ、併設されたカフェではオーガニックな食事も楽しめる。
住所:栃木県芳賀郡益子町益子3278-1
電話:0285-72-9661
時間:11:00~18:00(毎週木曜定休)
@starnet_mashiko


器以外にも、地元の生産者による食材なども取り揃える「starnet」。県外からも多くの人が訪れる場所は、近所の人たちからも愛されるお店です。

ここに立ち寄った目的は、夕暮れ時のコーヒーブレイク用にコーヒー豆を買うこと。さて、「starnet」オリジナルブレンドの豆を買ったら、足早に中禅寺湖へと「GMLVAN C-01JSF」を走らせます。