師岡とおるの毎日とファーウェイのスマートウォッチ。

師岡： 家はあるんですけどね。ほぼ一年中、帰らずにここで寝ちゃうんです。

師岡： 床に布団を敷いて。寝て起きたら、すぐ仕事です。

師岡： ちょっと遠くからイラストをチェックしようとおもって横になると、そのまま寝ちゃう。それが睡眠という感じなので、ずっとスイッチがオンの状態。根本的な疲れは取れていないと思います。

師岡： 夢のなかでもずっと仕事しちゃうから、スイッチを切り替えるために台所とか風呂にふとんを敷いて寝たこともありましたね。

師岡： どこにいるかわからない状態にしたくて。手塚治虫先生がダンボールで寝てたってエピソードがあるじゃないですか。ああいうのに憧れて（笑）。いい布団で寝たからって、必ずしも自分に合っているわけでもないですし。いい枕を使ってたら余計に首が痛くなったこともありますからね。言われてみると、寝ようと思って寝たことが、ここ何年もないかもしれない。

師岡： 48歳です。

師岡： 嫌いじゃないみたいですね、追い詰められるのが。若いときはまるで仕事がなかったから、仕事に追われる同業者に嫉妬してました。いまでも精力的に活動している先輩デザイナーや漫画家さんをみると、まだ落ち着いちゃいけないなって。

師岡： お酒でストレスを解消してるんだと思います。お風呂やサウナも好きで、大阪に行ったときは末広温泉の温冷浴も体験しました。あれ、ほんとうに気持ちいいですよ。

師岡： 伊藤沙莉さんとは2年くらい前に知り合って。そこから出演作品を見始めたら、すごいファンになっちゃって。それで、一緒になんかやろうって感じで『NONBEE!』をはじめたんです。でも、いざ絵を描くってなったら、ちょっと下手なの描けないなと1年くらいずーっと悩んでたんですよ。やっと、ご本人もファンも喜んでくれるものが描けました。

師岡： 大人になったから高級時計を買おうと思っていたけど、やっぱりこっちのほうが便利ですよ。ひとは、便利さにはかなわないですからね。