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スニーカーフリークのリアルな靴選び。 Vol.8 神谷 龍
HOUYHNHNM SNEAKER RELAY

スニーカーフリークのリアルな靴選び。
Vol.8 神谷 龍

最新のパフォーマンスシューズから、限定品にコラボレーション、はたまた忠実な復刻モデルもあればトップメゾンだって参戦し、拡大を続けるスニーカーマーケット。そんななかスニーカーに精通した人たちは今、どのような視点で、どのモデルを選び、実際に履いているのか? 業界屈指のスニーカーフリークたちのリアルな靴選びをリレー形式で紹介していきます。今回登場するのは、前回の内藤有希さんからの紹介で、フリーランスプランナーの神谷龍さん。最近特に気に入っている5足を挙げてもらい、それぞれを選んだ理由やお気に入りのポイントを聞いてみました。

  • Photo_Erina Takahashi
  • Text_Issey Enomoto
  • Edit_Hiroshi Yamamoto

01:VANS × RAD_Authentic 自分史上、最愛のスニーカー。

ー 今日は神谷さんが最近気に入っているスニーカーについて話を聞かせてください。まずはこの〈ヴァンズ〉から。これはどういったモデルですか?

神谷:BMXをテーマにした映画「RAD」をモチーフにしたモデルです。ぼくはそれほどBMXのカルチャーにどっぷり浸かっているわけではないのですが、この〈ヴァンズ〉はカラーリングやデザインがとても気に入っていて。自分史上いちばん好きなスニーカーと言ってもいいくらいです。

ー あまりにも好きすぎて、同じものを3足買ってしまった、と。

神谷:最初に買ったのは10年ほど前。原宿のスポーツ系のショップのスタッフが履いているのを見て影響を受けて。以来、見つけるたびに買い足してきました。

ー 3足のうち2足はほぼ新品ですが、1足はボロボロになるほど履き込まれていますね。

神谷:足に馴染みすぎてしまっていることもあり、結局こればかり履いています。これを履いてたくさん遊んだし、いろんなところに行った。ぼくにとって思い入れの深い1足なんです。残りの2足はストック用です。これからも出会いがあればまた買い足したいと思っています。

02:VANS × BAD BRAINS_SK8-HI スニーカーが音楽を聴くきっかけに。

ー 次も〈ヴァンズ〉ですね。カラーも同じブラック×イエロー。これはどういったモデルですか?

神谷:バッドブレインズとのコラボレーションモデルです。10年ほど前、いっしょに会社をやっている「CURIOSITY」の山木悠が履いていたものを譲り受けました。もったいなくてまだ履けていないのですが。

ー バッドブレインズはもともと好きなバンドですか?

神谷:このスニーカーをきっかけにして聴くようになりました。これに限らず、ぼくはモノからカルチャーに入っていくことが多いです。

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