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スニーカーフリークのリアルな靴選び。 Vol.3 石川 涼
HOUYHNHNM SNEAKER RELAY

スニーカーフリークのリアルな靴選び。
Vol.3 石川 涼

最新のパフォーマンスシューズから、限定品にコラボレーション、はたまた忠実な復刻モデルもあればトップメゾンだって参戦し、拡大を続けるスニーカーマーケット。そんななかスニーカーに精通した人たちは今、どのような視点で、どのモデルを選び、実際に履いているのか? 業界屈指のスニーカーフリークたちのリアルな靴選びをリレー形式で紹介していきます。今回登場するのは、前回の津吉学さんからの紹介で、〈VANQUISH〉や〈#FR2〉などを手掛ける(株)せーの代表・石川涼さん。特に気に入っている5足を挙げてもらい、それぞれを選んだ理由やお気に入りのポイントを聞いてみました。

 

01:NIKE_AIR FORCE 1 HTM 黒レザー×白ステッチがお気に入り。

ー 今日は石川さんが最近気に入っているスニーカーについて話を聞かせてください。まずはこの「エアフォース1」から。これ、HTMですよね?

石川:はい。20年ほど前、発売当時に買ったものです。どうしても欲しくて、知り合いに頼んでなんとか手に入れました。

ー HTMといえば、藤原ヒロシさんと、ナイキデザイナーのティンカー・ハットフィールド、そしてナイキCEO(当時)のマーク・パーカーというスニーカー界のレジェントたちが製作に携わったスペシャルプロジェクトですね。そのネーミングも三者の頭文字に由来しています。

石川:当時の僕はそういう薀蓄はよくわからず、単純に見た目が気に入って購入しました。スニーカーのようなカジュアルなものに高級感のあるレザーを組み合わせるという手法が新鮮だったし、レザーに白ステッチという組み合わせもかっこよかったです。

ー 20年も前のものなのに、コンディションは良好ですね。

石川:僕は物持ちがいいほうだと思いますし、スニーカーに限らず、気に入ったものはきちんと手入れをしながら長く大切に使い続けます。最近はスニーカーのメンテナンスに街のコインランドリーのスニーカー専用ランドリーを利用することが多いです。

ー 約20年前のスニーカー、履き心地はどうですか?

石川:ぶっちゃけ、良くはないです(笑)。最近のスニーカーに比べると重いし、履いていると疲れる。時代の流れを感じますね。

 

02:NIKE_AIR JORDAN 2 不人気ゆえ、履いている人が少ないのがいい。

ー 続いて「エアジョーダン2」。これはいつ発売されたものですか?

石川:4年ほど前に発売された復刻版です。「エアジョーダン」シリーズは1が一番好きで、その次に2が好きです。

ー 「エアジョーダン」シリーズのなかでも2は一般的に不人気モデルとされていますが、2が好きな理由は?

石川:スウッシュがないところや、側面のリザードの型押し部分のデザインが好き。それと、不人気ゆえに、履いている人が少ないのもいいですね。

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