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いま気になるのは、こんなEV。
EV will be NEW NORMAL! Vol.2

いま気になるのは、こんなEV。

日本でも2030年代なかばには、ガソリン車販売禁止の方向になるなんてニュースもあるし、世界的にも今後のEV化の流れは止まりそうにない。帝王の〈テスラ〉はもちろん、スタートアップ系企業も増えてきているし、大手ブランドもいよいよ本気でEVに取り組み始めた。今回は、怒涛のイキオイで進化を続ける気になるEV事情にフォーカス。クルマの概念、ちょっとだけ覆ります。

  • Text_Takashi Sakurai
  • Edit_Keisuke Kimura

Topic.3 2021年以降に発売される気になるEV車。

新規参入やコンバートといったインディペンデントな動きが盛り上がる一方、大手メーカーも次々に新型EVを発表していて、各メーカーの個性が光るEVが揃い踏み。ここでは今後発売される気になるEV車をご紹介。

気になるEV車 No.1__ルノーのメガーヌ

2020年秋に発表されたのが、〈ルノー〉のコンセプトカー「メガーヌ eビジョン」。そして、今年の6月には、次世代のメガーヌにフルEVバージョンを設定すると発表。コンセプトカーはハッチバック仕様で、全長4210mm、全幅1800mmとコンパクトなので、製品版も日本の道路事情にマッチした使い勝手の良いモデルが期待できそうだ。

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ルノー・ジャポン

公式サイト

気になるEV車 No.2__フォルクスワーゲンのID. BUZZ

一度は乗ってみたいクルマランキング上位にくるであろう、〈フォルクスワーゲン〉のタイプ2、通称ワーゲンバスをデザインモチーフにしたのがコチラの「ID.BUZZ」。2022年から生産が開始されるということで、現在発表されているのはコンセプトモデル。航続距離は最大で約550km。最高速度は160km/hで0-100km/h加速はなんと5.0秒。見かけによらず、かなり攻め攻めな走りができる。ボディサイズは日本で言うところのミニバンタイプ。元祖タイプ2同様、キャンピングカー仕様の登場も期待できる。

ABOUT

フォルクスワーゲン

公式サイト

気になるEV車 No.3__アルファ・モーター・コーポレーションのジャックスCUV

往年のラリーカーのようなルックスのCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ヴィークル)。アメリカの〈アルファ・モーター・コーポレーション〉という会社が手がけたもので、かなり攻め攻めなルックスだけど、コンセプトモデルではなく、まんま市販されるモデル。もちろん見た目を裏切らない高いオフロード性能を備えているし、ルーフトップにアウトドアギアを満載したら、そのホンモノ感はかなりのもの。航続可能距離は約400km。現在予約受付中で、前輪駆動モデルが約400万円。四輪駆動モデルは約500万円から。

ABOUT

アルファ・モータース・コーポレーション

公式サイト

気になるEV車 No.4__テスラのサイバートラック

もう、これほど“サイバー”という名前が似合うクルマもないでしょ、というくらい近未来なデザインを採用したテスラの最新モデル。ボディ部分はウルトラハード 30X ステンレススチール構造という、なんだかもう、とにかく硬い素材で、テスラによれば「ボディはほぼ貫通不可能」。さらにガラス部分はテスラ アーマーガラスと来るから、もはや装甲車の趣きすらある。パワートレインは3種類用意されていて、最上位は3つのモーターの四輪駆動仕様。なんと0~100km/h加速は2.9秒以内というバケモノっぷりだ。最上位モデルでは805km以上という脅威の航続距離も実現。現在「テスラジャパン」でも予約受付中で、2021年下旬から生産開始予定。

ABOUT

テスラ

公式サイト

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