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FEATURE | TIE UP
ティソの新機軸 “Tissot PRX Automatic” と、職業の異なる3人の目利き。
3 MEN WEARING INNOVATIVE WATCHES

ティソの新機軸 “Tissot PRX Automatic” と、職業の異なる3人の目利き。

ブランドディレクター、ネギ農家、美容師。各分野で活躍する3人が腕に着けたのは、老舗ウォッチブランド〈ティソ(TISSOT)〉の新作「Tissot PRX Automatic(ティソ PRX オートマティック)」。1970年代の煌びやかなムードを反映させたデザインに、オートマティックムーブメントを搭載したこだわりのタイムピースは、目利きたちの目にどう映ったのか? 彼らの言葉とスタイルを紡ぎ、この腕時計が持つ魅力に迫ります。

Style 02_Youichi Ohwashi

PROFILE

大鷲陽一
ネギ農家

たくましいヒゲをたくわえた端正な顔立ちに、187cmのスラッとした長身、さらには小麦色に焼けた健康的な素肌。モデルと見紛う風貌でありながら、実は由緒正しい「深谷ねぎ」の専業農家の後継者。自身のコーディネートを披露したインスタグラムのアカウントが服好きの間で注目の的に。
Instagram:@youichi.ohwashi

ネギにとってストレスのない環境をつくるのがぼくらの仕事。

ー 農家になった経緯を教えてください。

高校を卒業してからアパレルショップで働いたり、派遣社員として工場で勤務したりと、20歳になるまで職を転々としていたんですけど、フラフラしている自分にだんだん嫌気が差してきて。親に頼み込んで家業を継がせてもらって、ネギ農家になったのが17年前のことです。

ー ネギづくりで大切にしていることは?

丁寧な仕事をしてあげることが、ネギや野菜にとってストレスのない環境に繋がると思います。いまは大雨や猛暑など野菜にとって大変な時期もありますが、自然に逆らうことはできないので、排水や雑草の管理、虫や菌の防除などできることを丁寧にやることですかね。

ー 大鷲さんがつくられている「深谷ねぎ」は、一年を通して栽培・収穫があると聞きました。

そうなんです。ぼくの家では、出荷は毎年9月頃から徐々にはじめ、10月頃から本格的になります。種まきは12月末から年明けにかけて行い、生育期間に入るといった流れですね。ただ一年中忙しいというわけではないので、ねぎの出荷の様子を見ながら、他の畑ににんじんやごぼうを栽培する年もあります。

ー 農家としてどんなときに楽しさを感じますか?

野菜を通じて、食べてくれるひととの繋がりを感じたときですね。個人的に栽培している野菜のひとつにトウモロコシがあって、毎年のようにお世話になった方へお中元代わりとして贈っているんです。受け取った方から、トウモロコシとお子さんが一緒に写った写真や、「いつも楽しみにしてます」というメッセージをいただくと嬉しくなりますね。

服選びのポイントはデザイナーの考えに共感するかどうか。

ー インスタグラムで日々コーディネートを発信されていますが、ファッションは昔から好きだったんですか?

好きではあったんですけど、ちょうど裏原全盛期だった頃は釣りに熱中していて。高校時代はスケボーにハマったこともあって、近所のスケートショップに通い詰めてました。

ー どういった基準で服を選ばれていますか?

実はほとんど感覚なんです。結局カッコいいとか着心地がいいとか、自分が欲しい! 着たい! って思う気持ちになるべく任せるようになりました。あと生産背景や素材だけじゃなく、デザイナーさんやスタッフさんの人柄も個人的には重要だなと思っていて。そうしたひとたちと会話をするなかで、人柄を含めて服を好きになるような買い物をしたいとも思っています。

ー フォロワー数3万人オーバーのインスタグラムですが、精力的に投稿する理由は?

フォロワーさんたちに対しては、ぼくのことを気にかけてもらっていて大変ありがたいと思っています。なのでぼくの投稿が、何かのきっかけや気づきに繋がれば嬉しいです。フォロワー数の増減を気にせず、今後もマイペースにアップしていければいいですね。

愛着を持って使い続けられる時計の真髄がここに。

ー 「Tissot PRX Automatic」にはどんな印象を持ちましたか?

時計はコーディネートの一部として考えているので、着こなしの邪魔にならないのが絶対条件。その意味で、この時計はケースと一体化した滑らかなブレスが着けやすく、スタイリングを彩ってくれるアクセサリーのような感覚で使えて、どんなスタイルにもフィットしそうですね。

ー デザイン面についてはいかがですか?

落ち着いた表情がありつつ、1970年代の煌びやかな要素も落とし込まれていますよね。遊び心あふれるデザインのなかに、老舗ブランドらしい奥深さが感じられました。

ー 〈ティソ〉にはどんなイメージを持っていましたか?

知ってはいたんですが、これまで手に取ったことがなくて。実際に着けてみると、持ち続けることで愛着が湧く時計の真髄に触れられたような気がします。

ー この時計に合うスタイリングを組んでもらいましたが、コーディネートのポイントは?

クセのある服が好きなので、フレアデニムを穿いて、見えないとは思いますがあえて色味のあるソックスを合わせてみました。そのなかで、腕元にこの時計を持ってくると、コーディネート全体をまとめてくれる感じがします。

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