幻想的な立木の風景。その隙間を狙ってキャスト!
片倉ダム最大の特徴は、スタンディングティンバー(立木)。海外の湖のような、ワイルドな景観の中でバス釣りを楽しむことができます。その周りにバスが居着いているそうで、立木の攻略次第で釣果が左右されます。それはさておき、美しい景色に感動する一同。

石井:いろんな場所に立木のエリアがあるから、ボートを進めると違った景色が見えてくるのがいいですね。周囲の木が高くて、道路とかが見えないから、ポツンと湖上に浮いている感覚です。
池本:オレンジの夕焼けとか、霧の日とか、この立木がどんな感じに見えるのか気になります。釣りじゃなくても、写真を撮りに来たいくらい、いい景観ですね。
小松:立木を縫って移動したり、狭い支流に入って行ったり、片倉ダムは冒険感があって楽しいです!


そして昼前、オリキンさん率いる石井・平本ペアに動きがありました! 釣ったのは平本さん。



平本:〈ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO)〉のバブルガムピンクのレッグワームを、ダウンショットでセッティングしました。オリキンさんから、根がかりが多い場所というアドバイスがあったので、フックはオフセットに。ボトムまで落として、数回シェイクすると、ブルブルと反応があったのでフッキングすると、30cmないくらいのかわいいサイズを釣り上げることができました!
さらに同じポイントで、石井も続けざまにヒット!



石井:琵琶湖で釣った時と同じ〈O.S.P〉のルアー「HPシャッドテール 2.5インチ」を、ダウンショットでセット。ワームに変えたら反応が良くなって、2回くらいアタリがあったんですよ。浅瀬にバスが見えていて、オリキンさんに言われたとおりに投げてみたら、見事に釣れました。釣れる気がしていたから、釣れた瞬間も焦ることなかったです。琵琶湖でダウンショットを特訓したから、自分なりのコツを掴んでいましたね。


それぞれのガイドも見事に釣り上げ、前半戦となる午前中を終えました。まだボウズのTK・小松ペアと池本さんは午後に期待。オリキンさんの提案でポイントを移動します。
折金:本流と支流が合流する付近の小魚を待ち伏せたり、回遊していたりするバスを狙います。魚群探知機にも反応があるので、釣れそうな雰囲気です。
ここで反応があったのは池本さん。


池本:午前にノーシンカーのワームに反応があったから、それで試していました。ボトムをとって、ふんわりワームを動かしていると、アタリの感触が。バスが暴れてフックからワームが外れてしまいましたが、なんとか釣れてよかったです。
そして、釣れていないけど、会話だけが盛り上がっていた村松さん率いるTK・小松ペア。
TK:〈カランバ(Karamba)〉と「HIGHSOX SKATEBOARDS」がコラボした、ダブルスウィッシャーのルアーでワンアクションを加えたらバイトしましたが、キャッチまでいたりませんでした……。
100発100中くらいのナイスキャストが決まっていましたが、そこにバスはいなかったようです。

小松:流れのある岬や岸際で何度も跳ねていましたが、僕のルアーには見向きもせず。バスのほうが一枚上手ですね。


午前に釣り上げ、心に余裕のある石井・平本ペアは、いかがでしょうか。
平本:午後は風が吹き出したので、朝まずめと同じく巻き物を投げたのですが、反応がありませんでした。〈ゲーリーヤマモト〉のレッグワームをダウンショットでセットしたら、大きなブルーギルが釣れました。
石井:同じく、反応はあまり良くない状況。とりあえず1匹は釣れたから、40cmオーバーを釣りたいです。〈ダイワ〉のロッド「ブラックレーベル(BLX SG 662L+FS)」は、長さも硬さも扱いやすくて、キャストがうまくなった気がします。
時間が経ち、夕まずめの時間に。最後の集中力を振り絞って、キャストを続けます。ガイドのみなさんは続々と釣り上げていました。




