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スニーカーフリークのリアルな靴選び。 Vol.10 杉浦祐次郎
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スニーカーフリークのリアルな靴選び。 Vol.10 杉浦祐次郎

最新のパフォーマンスシューズから、限定品にコラボレーション、はたまた忠実な復刻モデルもあればトップメゾンだって参戦し、拡大を続けるスニーカーマーケット。そんななかスニーカーに精通した人たちは今、どのような視点で、どのモデルを選び、実際に履いているのか? 業界屈指のスニーカーフリークたちのリアルな靴選びをリレー形式で紹介していきます。今回登場するのは、前回の野中涼さんからの紹介で、〈ストーンアイランド〉のPR/コミュニケーションを担当する杉浦祐次郎さん。最近特に気に入っている5足を挙げてもらい、それぞれを選んだ理由やお気に入りのポイントを聞いてみました。

01:NIKE_ AIR JORDAN 1 RETRO TRAVIS SCOTT 自分にとっていちばん大切な宝物。

ー 今日は杉浦さんが最近気に入っているスニーカーについて話を聞かせてください。まずはこのトラヴィス・スコットの「エアジョーダン1」から。

杉浦:この「エアジョーダン1」は自分にとっていちばん大切な宝物です。というのも、以前勤めていたカナダ・トロントのスニーカーショップ「カプセル」のスタッフが、ぼくへのプレゼントとしてわざわざ航空便で送ってくれたんです。贈り主はぼくにスニーカーのイロハを教えてくれたメンター的存在。これが届いたときは心底驚いたし、うれしかったです。

ー このモデルは「エアジョーダン1」のなかでも入手困難な一足ですよね。

杉浦:市場価格はすごいことになっているようですが、ぼくは気にせず普通に履いています。スニーカーは履いてナンボ。ぼくはコレクターではないので、どんなにレアなコレクターズピースでも、眺めるだけのためにスニーカーを手元に置いておくことはありません。

ー 杉浦さんにとって「エアジョーダン1」の魅力とは?

杉浦:デザインがシュッとしていて、服とあわせやすいこと。バッシュってボリュームのあるチャンキーなものが多いですが、「エアジョーダン1」はシャープなフォルムなので、自分の服装と相性がいいんです。

02:NIKE_AIR JORDAN 5 運命を感じる1足。

ー 続いて「エアジョーダン5」。これはオリジナルカラーの復刻版ですか?

杉浦:はい、オリジナルカラーの復刻版です。5年ほど前に購入しました。

ー 「エアジョーダン」のなかでも「5」は「1」に次ぐ人気モデルですよね。

杉浦:ぼく自身も「5」は「1」の次に好きなモデルで、特にブラックが大好きです。

ー 杉浦さんは「エアジョーダン5」のどういったところに惹かれますか?

杉浦:見た目のかっこよさはもちろんですが、このシューズはぼくが生まれた年のNBAオールスターでマイケル・ジョーダンが履いていたモデルでもあって。なにか運命めいたものを勝手に感じています。

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