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Shopping Addict 2021 Nov. 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2021 Nov.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

ついこの間まで半袖で過ごしていたのに、気づけばもう11月。2021年もあと少しです。秋冬の立ち上がりはひと段落したころですが、まだまだ狙い目はたくさん。「Shopping Addict」にも、きっとあなたの物欲を刺激するアイテムが並んでいるはず。それでは、今月もどうぞ。

小牟田亮
山本博史
石井陽介
村松諒
脇山修平
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01 32
小牟田亮

3周ぐらい遅れて、、

焚き火にハマりつつあります。いつもそうなんです。出足が遅いんです。サウナは2周くらい遅れてここ一年ぐらいでめちゃハマり、足繁く通っています。焚き火に関してはみんな我先にとキャンプに行ってますが、結局のところ目的は火を囲んであれこれすることですよね。こんなとき家に庭があってよかったなーと思います。

tilak

tilakのシェイクドライジャケット

マットな生地感も最高に好み。

先月開催していた伊勢丹新宿店メンズ館でのポップアップ「SOTO and NAKA」でお取り扱いさせていただいていた〈ティラック〉。もちろん前々からブランドの存在は知っていたものの、天下の〈アクロニウム〉との深い関係性などを見るに、自分には少しハーコーなすぎる気がしていて、なかなか手が伸びませんでした。が、この超軽量(Lサイズで175g!)のジャケットに関しては、自分にもハマるのではと思った次第です。表地をなくして、水は通さず水蒸気は通すことが特徴である「ゴアテックスメンブレン」を表面に採用、持続的な撥水性を実現した「シェイクドライ」という素材は、その名の通り振るだけで乾いてしまうほどの高い撥水性を誇っており、それがとにかく最高なんです。今年の夏、ある屋外イベントに参加したのですが、その際に改めてこの手のシェルの重要性を痛感しました。つねにカバンに忍ばせておきたい一品です。あ、一点だけ。表生地がないのでバックパックなどをガシガシ背負うとメンブレンにダメージがいきます。その点お含みおきくださいー。
¥49,500

ギアリズム
grgb.stores.jp/items/

halfTen canterbury

ハーフテン カンタベリーのアウター

超高品質で現代的なアウター群。

〈ノンネイティブ〉の藤井隆行さんが〈カンタベリー〉と組んでスタートさせた〈ハーフテン カンタベリー〉。ローンチ時に取材をさせていただいたのですが、本格的な秋冬コレクションが現在店頭に並んでいます。藤井さんのものづくりの素晴らしさに関しては、これまで散々お伝えしてきておりで、先日もこんな座組のご紹介をさせていただいたわけなのですが、この〈ハーフテン カンタベリー〉はファッションとスポーツの掛け合わせという、とっつきやすそうで実に奥深い領域に、改めて堂々と踏み込んだエポックメイキングな取り組みです。〈カンタベリー〉と組んだからこそ使える素材、ラグビーから着想を得て形になったディテールワーク、それらを“藤井印”ともいえるミニマルで都会的なデザインで包み込んだコレクション。どれもいいのですが、やはり白眉なのはアウターでしょう。誰でも似合うし、どの服装にも合うという魔法のようなプロダクト、ぜひ一度試してみてください。
左 ¥46,200、右 ¥38,500

カンタベリー吉祥寺
0422-29-7150

10YC

10YCのユーティリティージャケット

じゃぶじゃぶ洗えます。

暖冬化が進むなか、ヘビーアウターを着込むのではなく、ちょうどいい塩梅のレイヤードで冬を乗り切るという方、増えているのではないでしょうか。そんななか、ここ数年でアパレル冬市場で主役の座にまで上り詰めたのが、写真のようなユーティリティージャケットです。アウターとしてもインナーとしても同じくらいの頻度で活躍してくれるので、とにかく一着持っておくにこしたことはないわけです。ここ数年は〈ムジラボ〉のこれを愛用していたのですが、さすがにくたびれてきたところで発見したのがこの〈10YC〉です。「10年着続けたいと思える服」をテーマにものづくりをしているブランドで、時代に影響されないエバーグリーンなデザインに、適正(と思われる)価格、押し付けがましくないプレゼンテーション、そのすべてが心地いいです。これからの時代、胸を張って着ていきたいのはこういう服なのではないでしょうか。
¥18,690

10YC
10yc.jp/collections/utility-jacket/products/

SANTASSÉ

サンタセッのスエット

いまの気分はこのムード。

茨城県の某所に存在する圧倒的なショップ「SANTASSÉ」。フイナムのYoutubeでご紹介させていただいたので、未見の方はぜひご覧ください。このスエットはそのショップのオリジナルというか、スーベニア的な扱いの一品です。「SANTASSÉ」のオーナーである、デザイナー大貫達正さんが手がけたという、ゆるくとも確かな刺繍ワークがじつにチャーミングです。なんだか、これくらい力の抜けた感じの調子が心地いいなって最近思うんです。ちょっと前までは それこそ〈スポーティ&リッチ〉的な端正な感じが好みだったのですが、いまのムードはこういうゆるふわ系です。ボディにはみんな大好き、アメリカ産の某ブランドを使用しており、愛らしいごわつきが特徴です。ガシガシ着込んでじゃぶじゃぶ洗えば、よりいい顔になることでしょう。
¥19,800

SANTASSÉ
santasse.com

山本博史

日光。

2年ぶりに開催された「日光国立公園マウンテンランニング」に出場してきました。ミドルの部で34km。これがまた意外としんどい。いやはや、ちゃんと走り込まないと、どんなレースも疲れますね。はい。

Salomon

サロモンのミドルレイヤージャケット

見た目も、機能も、コスパもいい。

みなさん、〈サロモン〉着てますか? ことスニーカーにおいてはファッションシーンで着実に市民権を得ている〈サロモン〉ではありますが、アパレルのコストパフォーマンスがめちゃくちゃ良いのは意外と知れられていません。しかも、ここ数シーズンでデザイン性も格段にアップしているし、タウンユースに馴染むアイテムが多々あるんです。こちらのミドルレイヤージャケットでは、素材には軽量かつ速乾性に優れたリブ編みのフリースを採用。ストレッチ性も備えているため、アクティブな動きを妨げることなく、汗や湿気を外に逃がしてくれます。またフルジップ仕様なので、ジップの開け締めでスピーディに通気のコントロールができるのも魅力的。それでいて価格はご覧の通り。人と被らず、機能的でスタイリッシュ、しかもお財布にも優しい。〈サロモン〉のアパレル、この冬こそゲットしてみてはいかがでしょう。個人的にはワンサイズアップさせて、あえてゆったり目で着用しています。
各¥10,230

サロモン コールセンター
03-6631-0837
www.salomon.com/ja-jp

South2 West8

サウスツー ウエストエイトのインサレーションパンツ

真冬の寒さが恋しい。

当たり前だけど、冬は寒い。ましてや真冬でも走るときは軽装だし、寒いシーズンのレースでは走れる格好の上に防寒着を羽織って、脱いだらすぐに出走できる状態で会場に向かうことがあります。ゆえに活用する時期は限られるけれど、暖かいパンツには物欲が湧くんです。そこで食指が動いたのが〈サウスツー ウエストエイト〉の定番・センターシームパンツの、中綿入りバージョンです。かねてから愛用していた馴染みのシルエットをキープしながら、中綿が適度なボリューム感を構築。ウエストのウェビングベルトがスムーズな脱着を可能にし、レングスのアレンジできるドローコードを裾に配置するなど、保温性以外にも優れた機能が満載。とはいえ、履くにはまだ時期尚早。真冬の寒さが訪れるのを楽しみにしながら、クローゼットに寝かせています。
¥24,200

SOUTH2 WEST8
011-280-7577
nepenthes.co.jp

HERENESS

ヒアネスのリアルウールフリース

色が好き。

個人的には自分のことを、フツーの服ばかり着ている人間だと思っています。走れることを重視してはいるものの、それは機能を求めた結果であって、デザインとしてファッション的なニュアンスを取り入れることはほぼありません。強いて言うなら色くらい、かな。色ってスタイルとしてのニュアンスをつくるじゃないですか。そういった意味で自分好みなブランドの1つに挙げられるのが、日本発のスポーツブランド〈ヒアネス〉です。こちらの「リアルウールフリース」では、グレーとブラウンともに在りそうで無い絶妙な配色を採用。素材にはニュージーランド産の高品質メリノウールを使い、毛足は風合いを残しながらも毛玉になりにくい長さに調整され、肌触りも抜群。胸ポケット部分にはサトウキビ由来のポリエステルを合わせ、環境にも優しく、動物福祉にも繋がる1着に仕上げられています。ちなみにオフィシャルサイトの商品解説もかなり読み応えあるので、ぜひチェックしてみてください。
各¥33,000

HERENESS
hereness.jp

Ultra Spire

ウルトラスパイアのバックパック

質実剛健だけどテクニカル。

普段から走れるバックパックを背負っています。といっても、トレラン的なベストタイプではもちろんなくて、ファストパッキングなどにも使える大容量のタイプをチョイスしています。なかでも最近気になっているのが、〈ウルトラスパイア〉の「エピック XT 2.0」です。容量は30リットルとなり、素材はリップストップよりも強度があるXTファブリックを採用。背面パネル部分の汗や湿気を分散させるファイバーシステムにより、快適な背負い心地を実現しています。また、シーンに応じて使い分けられる取り外し可能なフレームを付属することで、積載量に応じたアレンジができるのもポイント。その他にもショルダーハーネス部分の豊富なポケットや、フロントのメッシュポケットなど、メインの荷室以外の収納力も抜群。なによりもこの質実剛健だけど、テクニカルなルックスがぼく好み。新しいバックパックの選択肢に加えておこうかなと。
¥27,500

エイアンドエフ
03-3209-7575
aandf.co.jp

石井陽介

ユニコーンはスターな男なのだ。

ライブ当日の忙しい合間を縫って行われたユニコーン取材。小・中学生の頃に憧れた、ビデオテープが擦り切れるまで見まくった、しゃべり方や格好まで真似した、あのユニコーンについに会える……。緊張バクバクでテンション上がりまくりでめちゃくちゃ楽しい! そんなぼくたち取材班の想いを詰め込んだ記事、まだ見てないよって方はぜひご一読を!

KAPITAL

キャピタルのノルディックセーター

ワクワクさせてよ!

服に求めるものっていろいろあるけど、個人的にいちばん大事にしているのが袖を通した時のワクワク感。そしてこのワクワク感をいちばん肌で感じられるのが〈キャピタル〉なんです。例えばこのセーター、パッと見は至極まっとうなノルディック柄のセーターですが、よく見ると両肘には〈キャピタル〉のアイコンであるHAPPYパッチが付いているんです。伝統的なモチーフを扱いながらも、どこかにクスッと笑える仕掛けが必ず散りばめられている。そのうえ作りは超絶ハイクオリティ。この振り幅と間の取り方がほんと絶妙で、毎回膝を打つわけです。この冬は素朴な風合いの服が着たくて、ローゲージのセーターをちょうど探していたところ。自分にとってピッタリのセーターが、やっぱり〈キャピタル〉で見つかりました。
¥45,980

キャピタル 恵比寿店
03-5725-3923

MOUNTAIN RESEARCH

マウンテンリサーチのキルティングジャケット

心地良い歪み。

こうして平置きのブツ撮り写真を見ても伝わる通り、不思議なかたちのジャケットです。身幅はあるけど着丈は短い。直線的なパターンだから、いざ着てみると全体的に歪みが生まれて“いびつ”なシルエットになる。いわゆるの服のかたちをしていないんですよね。それもそのはず、このジャケットのデザインイメージが「袖を付けたミリタリーブランケット」なんだから。肩にかけるブランケットは色々あるけど、着るブランケットって! この突飛なアイデアが実に〈マウンテンリサーチ〉らしくて好きなんですよね。マスク付きのフードは取り外し可能なので様々な着用が楽しみめます。キルティングなので軽いのも嬉しいですね。一見すると変形型のジャケットで攻略するのが難しそうですが、あまり計算はせず、いつもの格好になんとなく羽織るくらいが気持ちいい気がします。どうでしょう?
¥71,500

…..リサーチ ジェネラルストア
03-3463-6376

CONVERSE SKATEBOARDING

コンバース スケートボーディングのCS モカシンSK OX

ディテール一発!

歴史のあるブランドというのは、意匠ひとつでそれだとわかる説得力と個性があります。例えば〈コンバース〉のスケートラインである〈コンバース スケートボーディング〉を例に挙げてみます。巷で人気のモカシンタイプのチャッカブーツを同ブランドが手掛けるとご覧の通り。アッパーデザインは至極シンプルなモカシンデザインですが、それでもどことなく〈コンバース〉の雰囲気が感じられるのは、名作「オールスター」と同じトウバンパーを使っているから。このディテール一発でしっかりと〈コンバース〉の顔になるっていうのが単純に凄いことだと思うし、他所のブランドにはない安心感と魅力に繋がっているのかな、と。ワントーンでまとめているのもモダンで良き。ストリートスタイルをちょっぴり上品にしたい時に具合のいい1足です。
各¥12,100

コンバースインフォメーションセンター
0120-819-217

SPATZ 

チルなローチェア。

さっそく使ってます。

ぼくたちフイナムがアウトドア部門のキュレーションを担当したポップアップショップ「SOTO and NAKA」。自分たちが本当に良いと思うもの、欲しいものを集めたので、当然ながら商品に触れていると物欲が刺激されるわけで。で、たくさん散財しました。中でも気に入っているのがスイスの老舗ギアブランド〈スパッツ〉の折りたたみ式ローチェア「ウッドスター」です。ドイツ産のブナ材を使ったフレームと、600デニールのコットンキャンバスをあしらったシート。上質かつ丈夫なつくりで安定感のある座り心地が味わえます。腰が沈み過ぎない、ちょうどいい位置をキープしてくれるから、焚き火に蒔きをくべる時やローテーブルで食事をする時も動きやすいんですよね。先日伺った「ANARCHO MOUNTANIEERS CAMP」でも大活躍でした。コットン製のシートなので使い込んだら良い雰囲気になりそう。退色した真っ赤なキャンバス生地、好きなんだよなあ。とことん使い倒してやろうかと!
¥18,700

バーリオ
075-354-6604
www.barriojapan.com

村松諒

偉大なる支配者。

創業時の理念を守るのか、ビジネスを優先するのか。2010年にリリースされ、そのわずか2年後、「フェスブック」に10億ドルで買収されたSNSの物語は非常に濃密で混沌としていました。『インスタグラム 野望の果ての真実』で描かれるマーク・ザッカーバーグ、恐るべし。

AIGLE

エーグルのコート

期待せずにはいられない。

先日、こちらのニュース記事で取り上げた〈エーグル〉のカプセルコレクション。〈エチュード・スタジオ〉の3人がアーティスティック・ディレクターに就任し、本格始動する2022年春夏コレクションを前にリリースされたアイテム群です。ニュートラルな色使いとクセのないシルエットはまさにぼく好みで、モデルルックを見た瞬間に魅了されました。話が逸れるんですが、このモデルルックもどこかソール・ライターを想起させるエモーショナルな写真でとっても素敵です。ここでピックアップしたのは、ゴアテックスを使ったトレンチコート。この何ともそそられる色使いと無駄のないデザインにやられました。写真はぼくが着るイメージで撮影したので、あえて付属のウエストベルトを出していませんが、もちろん腰で巻いても様になります。この出来栄え、来年のコレクションがより一層楽しみになりました。
¥82,500

エーグルカスタマーサービス
0120-810-378
www.aigle.co.jp

SLOANE

スローンのタートルネック

気づいたら3枚目。

今年の冬はラニーニャ現象の影響で寒くなると言われています。コロナの状況が落ち着いてるとはいえ、体調管理は十分気をつけたいところ。手はじめはやっぱりファッションです。本格的なウィンターシーズン到来を前に手に入れたのが、こちらの〈スローン〉のタートルネック。ウールシルクにカシミアをブレンドした、イタリアの「カリアッジ」社の糸を使い、丁寧に編み立てた1枚です。うっすら光沢感を放つ生地はとっても滑らかで、着たときに全くストレスがありません。実はこれで〈スローン〉のタートルネックは3枚目。この数字に同じものを偏愛し続ける自分の嗜好がよくあわられています(笑)。
¥36,300

スローン
03-6421-2603
www.sloane.jp

PLAY COMME des GARÇONS

プレイ・コム デ ギャルソン×ケーウェイのパーカ

シンプル・イズ・ベスト

先日、「コム デ ギャルソン」社の2022年春夏コレクションの展示会に行ってきました。〈コム デ ギャルソン〉〈ジュンヤ ワタナベ〉〈ケイ ニノミヤ〉などの最新作がずらっと並ぶなか、思わず手に取ったのが、〈プレイ・コム デ ギャルソン〉のナイロンパーカ。パリの老舗レインウェアメーカー〈ケーウェイ〉とはじめてコラボしたもので、スーベニアショップで売られていそうな、このシンプルなつくりに惹かれました。いまの気分に合うハーフジップのデザインというのも個人的にはツボ。持ち運びに便利なパッカブル仕様なので、バッグのなかにひとつ入れておけば、いざという時に活躍すること間違いなし。3色あるけど、いまのぼくの気分はベージュかな。
各¥25,300

コム デ ギャルソン
03-3486-7611

PUEBCO

プエブコのカップ

気持ちいい裏切り。

三軒茶屋と池尻大橋のちょうど中間、世田谷公園の近くにある「プエブコ 三宿店」。インテリア雑貨が所狭しと並ぶ空間は、訪れる度に必ず新しい発見があります。少し前には芸人・千原ジュニアさんが自身のYouTubeチャンネルの撮影で来店。アップされた映像には、普段テレビで見せる顔とは違い、商品をしっかり吟味しながら、ただただお買い物を楽しむ姿が映し出されています。ジュニアさんと〈プエブコ〉、この意外な組み合わせが興味深く、つい見入ってしまうので、気になる方はググってみてください。で、この動画に触発されてぼくも行ってきました。数ある商品のなかで気になったのが、こちらの「NOT PAPER CUP」。小洒落た使い捨ての紙コップのように見えますが、実は陶器なんです。手に取ったひとを気持ちよく裏切る、ウイットに富んだものづくりはさすが〈プエブコ〉。これはまとめ買い決定ですね。
各¥1,320

プエブコ 三宿店
03-5432-9081
puebco.jp

脇山修平

I′m 米ニスト。

撮影中に目の前でおにぎりを握ってもらったのですが、すこぶる美味しかったです。土鍋で炊いて、お櫃に入れて、ふわっと空気を含むように優しく握って、海苔を巻いてもらったら5秒以内に一口目をぱくり。ほろりと崩れるあの口当たりと海苔の味、忘れられません。具沢山の豚汁も絶品で最高だったなあ…。

IM MEN

アイム メンのバックパック

畳んで、開いて。

よくパッカブルのアイテムってありますよね。誰もがひとつは持ってるそれを、あまりうまく使いこなせていない自分がいます。というのも、パッカブルにしたまま存在を忘れてしまうとか、パッカブル化しなくなることがほとんどだからです。しかも、だいたいギュウギュウに押し込む感じだからシワが寄っちゃって、いざというときに使うのはどうなのかなって状態で…。なので、平らに畳めるという〈アイム メン〉のバックパック「OBI」を見て、日常使いのバッグってこういうのがいいんだよなって思いました。場所を取らないし、シンプルだからカジュアルからジャケットまでどんな服にも合うし、25L入る大きさで、ノートPC用のスリーブもあります。クリーンな印象でずっと使えそうなので、1個あればかなり便利そうです。
各¥52,800

イッセイ ミヤケ
03-5454-1705
www.isseymiyake.com/ja/brands/immen
@im_men_official

Blundstone

ブランドストーンのブーツ

革派も、じゃない派も。

急ぎのタンパク質補給に納豆を食べたり、いろんな塩を揃えておいて味付けをアレンジしたり。ヴィーガンのお店が少なかった頃に聞いたそんな話は少しずつ解消され、ヴィーガンフードを楽しめるお店も、レシピも増えてきました。その頃からずっとヴィーガンは思想だと思っています。もちろん、いい意味で。個人的にはこれみよがしに否定し合うのではなく、選択肢をつくって、共存できるのが理想です。そこで、〈ブランドストーン〉の先月出たばかりの新作です。大定番の「オリジナルス」をマイクロファイバーでアレンジし、ユーロフィングループでヴィーガン認定を受けています。これでどちらも選べるようになったわけです。お互いを理解して満足するのは難しいですが、折り合いがつく世の中になったらいいなと思います。
各¥23,100

ブランドストーン
blundstone.jp

NANGA

ナンガのマウンテンパーカ

ダウン以外もあるよ。

頑固一徹とか、〇〇一筋みたいなのに憧れがあります。でも実際は天邪鬼な人間なので、違う側面というか隙間的なアイテムを探したくなります。そんなのもあったんだ、みたいなものをです。この今年出た〈ナンガ〉のマウンテンパーカもそんな感じでした。お得意の難燃素材を使用しているのですが、ダウンは入っていません。つまり、春秋の焚き火用としてつくっています。ですがキャンプに行かない人間です。利便性よりも、このタキビ生地と呼ばれるアラミド混の素材感で、マウンテンパーカがあるのがいいなと思ったんです。ポケットも多いので、手ぶらでの自転車移動にもぴったり。ほとんど街で着て、もしキャンプに行くときがあれば持っていく。それくらいの距離感で楽しみたいです。
各¥36,300

ナンガ
nanga.jp

MASHIRO

マシロのハミガキ粉

粉なんです。

日用品の買い替えのタイミングがいまだにわかりません。まだあると思って買っていなかったら急になくなるし、予備を買っておいたらまだあるし。しかも、無くなる前に新しいのを開けてしまうこともしばしば。そのせいで途中まで使った残骸が残ります。気分で使ったりするんですが、残骸が居座って汚い感じがすごく嫌なんですよね。その筆頭がハミガキ粉。ヘナヘナのチューブが長期間滞在し、たまにキーッ!となっては捨てています。で、恥ずかしながら『ガールフイナム』の記事を見るまで知らなかった「スモカ歯磨」の〈マシロ〉。粉状だからできたジャータイプで、何個かストックが並んでいても見栄えがいいぞとゲットしたわけです。歯周病や口臭予防、ホワイトニング効果があるらしく、紙巻きタバコから電子タバコに変えた自分にはいろいろ嬉しいです。効果はもう少し使ってみてからですが、「スモカ歯磨」は創業89年ということで、期待大なのです。
各¥1,800

スモカ歯磨
0120−461−182
mashiro-smoca.jp/

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