CASE 01:Takashi Kodama 先輩がセットアップに「PUMA SUEDE」を合わせていた。
PROFILE

1985年生まれ。「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」で販売、PRを経験したのち、今年1月より「UNITED ARROWS green label relaxing」のPR担当に。トレードマークは爽やかな笑顔と、どこか品のあるカジュアルスタイル。フットワークの軽さで知られるUAお馴染みの名物プレス。
Instagram:@takashikodama_

SUEDE CLASSIC XXI ¥9,790
ー 児玉さんは最近どんなシューズが気分ですか?
児玉:シンプルな服装で過ごすことが増えたので、シューズで差し色を取り入れることが多いです。最近はブラックやホワイトというよりも、明るい色を足元に選びたくなります。

ー 今回のパープル×イエローも特徴的なカラーリングですよね。
児玉:そうですね。ラインナップのなかでいちばん目を引く色だったので、これを選びました。「PUMA SUEDE」のベーシックカラーは持っていますし、新しい色にチャレンジしたくて。このシューズはローテクのなかでも品がある上に、春らしい配色でいまの季節にも合うと思うんです。最近は同じスニーカーばかりだったのですが、久しぶりに「PUMA SUEDE」をチェックしてまた履きたい気分になり、新鮮な気持ちで履くことができました。
ー 昔もよく履いてたんですか?
児玉:最近までぼくがPRを担当していた「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(以下、B&Y)」でも何度か別注をさせてもらっていて、そのアイテムを履いていましたね。あとは古着を漁っている時に見つけた、レッド×ブラックの「CLYDE」も愛用してました。だから〈プーマ〉は結構履いてましたね。
ー 〈プーマ〉というブランドにどんなイメージを持っていますか?
児玉:サッカーのスパイクのイメージが強いです。学生時代にサッカーをやっていたのですが、ぼくの世代はみんな〈プーマ〉でした。
セレクトショップに入ってからはカルチャーとの接点があることを知って、オールドスクールなストリートスタイルでは欠かせないシューズなんだということを認識しましたね。アスリートはもちろん、ヒップホップのアーティストも履いていたり、スポーツとカルチャーの両軸があるブランドという印象です。

手前からSUEDE CLASSIC NY、SUEDE CLASSIC LA
ー 今日お持ちいただいた「PUMA SUEDE」はどんなモデルなんですか?
児玉:これは今季の「B&Y」の別注です。ニューヨークをイメージしたネイビーと、ロサンゼルスの砂浜を意識したサンドベージュの「PUMA SUEDE」。一見どこが別注なの? っていうような加減が「B&Y」らしいんですけど、ステッチの色やロゴの入り方を絶妙にアレンジしているんです。服を選ばず、クリーンに履きこなせるデザインですね。
ー 店頭でも〈プーマ〉は人気ですか?
児玉:そうですね、昔から変わらず人気があります。〈プーマ〉の別注は毎シーズン発表しているわけではなく、本当に必要と思ったときにやらせてもらっているので、きっとお客さんにとってもありがたみがあるというか、新鮮に感じられるんだと思います。
ー ローテクスニーカーという点も人気の所以なのでしょうか。
児玉:それもあると思います。パンツとのバランスが取りやすいですし、ファッションのテイストもキレイめ目からカジュアル、ストリートまで幅広く対応できるので。控えめなデザインも魅力的ですよね。コーディネートに溶け込むし履きやすい。だからこそ、いろんな人に支持されているんだと思います。

ー 今日はセットアップに合わせていますが、そういったコーディネートにもマッチしますね。
児玉:ちょっと上品な雰囲気で合わせたくて。あと、ぼくが「ユナイテッドアローズ」に入社した頃、先輩がセットアップに「PUMA SUEDE」を合わせていたんですよ。それがすごくカッコよくて。それまではスニーカーで着崩すという発想がなかったのて、そのスタイルが目から鱗だったんですよ。今日はその先輩のスタイリングを参考にしました。

ー 先ほど児玉さんも仰っていましたが、ほかのローテクスニーカーと比べて「PUMA SUEDE」は、どこか品がありますよね。
児玉:スエードという素材や、このフォルムがそういう印象を形づくっているんだと思います。セットアップに合うということは、スラックス単体とも相性がいいということ。だから、トップスにカジュアルなアイテムを持ってきてもいいし、いろんなコーディネートが楽しめるんですよね。
ー 今後〈プーマ〉に期待することはありますか?
児玉:「PUMA SUEDE」を自分好みの配色でオーダーできるサービスが復活してくれたら嬉しいです。”自分別注”みたいな(笑)。シルエットがプレーンな分、ほかのローテクスニーカーと比べても、カッコいいカラーリングを見つけられる可能性が高い気がするんですよ。そのサービスがいま発表されたら、間違いなく飛びつきます。