CASE 03:Leo Funatsu ストリートカルチャーと密接な関係があるスニーカー。
PROFILE

1999年、千葉県生まれ。6歳からストリートダンスに興味を持ち始め、ブレイクダンスやポップダンスをスタート。10歳の頃に始めたヒップホップダンスでは、若干15歳にして世界的ダンスバトル「SDK」のアジアチャンピオンになり、アジア代表としてチェコの世界大会で優勝。現在はダンスクルー「PWNED」に所属する傍ら、インストラクターとしても活躍中。
Instagram:@leo_funatsu


ー Leoさんがスニーカーを選ぶ基準を教えてください。
Leo:ダンスをやっているので、憧れのダンサーの足元を参考にすることが多いですね。その人の映像をYoutubeで見て、「自分もこの靴を履きたい」っていうところから探します。海外に「ミスフィッツ(Misfitss)」というヒップホップダンスクルーがいるんですけど、その人たちが「PUMA SUEDE」を履いていたんですよ。それに影響されて買ったのがきっかけです。
そのあともいろんなブランドのスニーカーを試して、履き心地とかを考慮した結果、やっぱり「PUMA SUEDE」に戻ってきてます。クラシックなデザインもかっこいいですよね。

Suede S
ー 今日持ってきていただいたモデルは、Leoさんが持っている「PUMA SUEDE」のなかでも最高の履き心地だそうですね。
Leo:これは、過去に〈プーマ〉が展開していたスケートボーディングフォーカスのモデルなんですけど、インソールのクッション性がすごく高く、アウトソールも負荷がかかるところはタフな素材に切り替えられていたり、かなり実用的なんですよ。最近の「PUMA SUEDE」も、インソールが柔らかく履きやすいところが気に入ってますね。
ー ダンサーからすると、履き心地やフィット感は選ぶ基準になりますか?
Leo:ぼくは気にしてます。「PUMA SUEDE」はソールが最初から柔らかいので、履き慣らす必要がないというか。硬いとしなりが悪くなるので、どうしても慣れるまでに時間がかかってしまうんです。でも「PUMA SUEDE」はその心配がなくてグリップ力も抜群。いい感じに地面を感じられます。
ー 「PUMA SUEDE」を履いているダンサーは多いですか?
Leo:そうですね。昔から人気で、キッズでもエントリーモデルとして「PUMA SUEDE」を選ぶ子が多いです。
ー ダンスやヒップホップカルチャーのなかでアイコニックなアイテムだから、支持されているんですね。
Leo:そうだと思います。B-BOYも「PUMA SUEDE」を履いている人は多いですし、それが魅力的に映って「自分も履こう」と思う人がたくさんいるはず。自分のチームメイトも履いているし、衣装にも合わせやすいんですよ。ぼくの周りでは支持率がめっちゃ高いアイテムです。ダンサーとしてこれを履いておけば間違いないし、履くことで気持ちがぐっと引き締まるので。
あと、ダンスの大会では国内外問わず〈プーマ〉が関わっていることが多いんです。ぼくも以前、世界大会で優勝した時に、めちゃくちゃデカい「PUMA SUEDE」をトロフィーとしていただきました。そういう経験もあって、ダンスカルチャーとは密接な印象です。

ー Leoさんは、これまで何足くらい「PUMA SUEDE」を履いてきたんですか?
Leo:ベーシックなブラック×ホワイトと、レッド×ホワイト、それに今日持ってきたコイツの3足ですね。たまにシューレースをファットレースにして、気分を変えて履くこともあります。昔のアメリカのラッパーたちがファットレースで履いていて、日本のB-BOYたちも同じようにして履いているのが印象的だったので。「PUMA SUEDE」といえばファットレース、というイメージもありますね。
ー 今日は「SUEDE VTG」を履いてもらいましたが、いかがですか?
Leo:やっぱりクッション性が高い。履いていて疲れないです。あとはスエードの色合いも良いですね。ちょっと色褪せたブラックというか。ただでさえクラシックなモデルですが、より味わいを感じます。やっぱり「PUMA SUEDE」は良いですね、ダンスもいけるし、街履きとしてもクールに履けますから。
あと、ぼくはスケートもするのですが、そういうシーンにもフィットしそうです。最近ストリートでこのスニーカーを履いて滑っている子が多いし、海外のスケート動画でも「PUMA SUEDE」をよく目にします。

ー 今日の着こなしで意識したことはありますか?
Leo:自分のなかで昔のB-BOYのイメージは崩したくなかったので、太めのデニムを穿いてきました。トップスもそれに合わせてダボっとしたスタイルで。90’sのオールドスクールなラッパーな雰囲気を意識しています。
ー 最後に、これからの〈プーマ〉に期待することはありますか?
Leo:毎シーズンいろいろなモデルがリリースされていますが、素材やテクノロジー面はアップデートしつつも、デザインは変わらずこのままでいて欲しいです。「PUMA SUEDE」はブランドのコアだと思うし、どの時代でもファンがいるモデル。いつでも手に取れるよう、ずっと残してもらいたいです。