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焚き火道具について語るときに焚き火マイスターの語ること。
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焚き火道具について語るときに焚き火マイスターの語ること。

焚き火マイスターこと猪野正哉さんが、自身2冊目となる著書「焚き火と道具」を上梓。火を焚くというシンプルな行為において、道具の果たす役割とは? また、コロナ禍以降、キャンプブーム冷めやらないなか、焚き火カルチャーはいまどうなっているのか? 猪野さんとは旧知の仲であり焚き火好きでもあるライターの榎本一生が、焚き火を囲みつつ、焚き火道具にまつわるあれこれについて話を聞いてみました。

焚き火マイスターのお気に入りの道具3選!

ー 猪野さんがどんな焚き火道具を愛用しているのか、詳しくは本を読んでもらうとして、ここでは特におすすめのモノを紹介してもらえますか。

猪野:わかりました。3つご紹介しましょう。まずはムラコの焚き火台「サテライトファイヤーベース」です。

ー かっこいいですね。佇まいが美しい。

猪野:でしょ? オリジナリティあふれるデザインがこの焚き火台の魅力。特に火を焚いたときの美しさは格別です。見た目は華奢ですが、つくりはしっかりしていて、安定感があります。

ー 折り畳み式なので携帯にも便利そうです。

猪野:ぼくはクルマに積みっぱなしにしています。シンプルな構造なので設営もスムーズ。バイクツーリングなどにも適していると思います。

続いて、オリジナルのハンドポンプです。

ー ハンドポンプ?

猪野:もともとは水風船用の空気入れですが、知り合いのカメラマンが火吹棒代わりに使っているのを見て真似しました。熾火になったらこれで酸素を送ってあげると、さらによく燃えます。

ー これは便利そう。オリジナルというのは、自作ということ?

猪野:いや、百均のダイソーで買った水風船用の空気入れにステッカーを貼っただけ。そのアイデアも知り合いからの拝借です。いいものはパクる、これ大事です(笑)。

3つめは、ハーキンスのUSB充電式ヘッドライト「オービット」。これ、めちゃくちゃ明るいんですよ。

ー 明るすぎるくらい明るいですね。

猪野:明るさは最大1000ルーメン。ヘッドライトとしてだけでなく、木などに吊るしてランタンのように使っても便利です。

あと、みなさんにお伝えしたいのが、人と話すときはヘッドライトのスイッチをオフにしましょう。光が直撃されると眩しいので。でも相手次第では「消して」と言いづらいんですよね(笑)。

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