DAY2 雨を避けて舵を切る! 群れたバスは釣れるのか!?
2日目、前日と打って変わって残念ながら雨。渇水していたので恵みの雨ですが……。調べてみると愛媛方面は、まだマシのよう。ってことで、愛媛県の金砂湖へ向かうことにしました。金砂湖は、大会が開催されることもあるほど有名なポイントで、かつて日本記録が出たこともあるそうです。滞在していた高松から1時間半ほど、うどん屋さんをハシゴしつつ到着です。


前日に降っていた雨で、流れ込む河川の水量は上々。河川は雨で濁っていますが、本湖は透きとおっていて、群れて泳ぐバスがたくさん見えました。見えているバスは釣りにくいですが、ちゃんといることが分かって、一気にヒートアップ! 早速スタートです!
着いて早々、バシバシ釣る川村さん! しかもデカッ!!



川村:本来はもっと透明な水質なので、警戒心が薄れているみたいです。以前に訪れたとき、カスタムした〈ボトムアップ〉のカエルワーム、スクーパーフロッグに反応していて、今回もそれを使ったら54cmが釣れました。前回ダメだったスピナーベイトでも釣れたので、今日はいいかもしれません。
その言葉どおり、離れた場所にいた市川はしっかり釣っていました!

市川:このサイズの見えているバスは6匹くらい釣れたし、スモールラバージグで35cmくらいのも釣れました。スレているけど、一応リアクションしてくれるから楽しいです。関東でスレている見えバスは、一切見向きもしませんからね。

河川の流れ込みや岸が窪んでいるところなど、金砂湖はバスが好むポイントがたくさんありました。小魚がたくさん泳いでいて、それを食べようとするバスが数匹群れとなり、グルグルとパトロール。ときどき、捕食しようと水面を割って跳ねるバスもいて、確かに昨日の門入ダムより釣れそうな予感が。鳥とセミの鳴き声が気持ちよく響くなか、竿を振り続けます。
そして平本も! 川村さんと同じタイミングで釣って喜ぶ様子はさながら子ども。微笑ましいです。


平本:川村さんと2ショット! これは嬉しい! 対岸の小さく窪んだところに、高比重ワームをノーシンカーで投げてみたら、一投目で釣れました!
はしゃぐ平本に対して、黙々と竿を振る石井。ついに降り出した雨に哀愁が漂い、気持ちを察せます。


石井:反応はあるけど、釣れないっすね〜。昨日も釣れてないから焦りが増して、頻繁にルアーを変えているけど、それが負のスパイラル。釣り迷子です。このあとのうどんに気持ちを切り替えようと思います。
そして前日釣って調子に乗っていた小松も撃沈。

小松:泳いでいるバスはルアーに少し反応するけど、見切られてばかり……。バスに弄ばれています。そこで食わせるのが腕の見せどころですね。やっぱり軽いルアーばかりじゃ限界があると痛感。気持ちを切り替えて、森にクワガタ取りに行ってもいいですか?
こうして、釣れないメンバーの心が折れたところでタイムアップ。知識と経験で差が出た1日でした。合宿も大詰め、3日目はどうなるのでしょう!?