イベントを盛り上げた影の立役者である出展ブース。
開会イベントが終了すると、来場者は山中湖の豊かな自然を堪能したり、ユーザー同士のコミュニケーションにいそしんだりと、思い思いの時間を過ごします。そして、中には今回のイベントを盛り上げてくれた出展ブースのコンテンツを楽しんでいた人も。



こちらはフランスを代表する菓子店「ピエール・エルメ」のブース。この日はルデュ・リシャール社長自らイベントに参加し、代名詞であるマカロンを配布。早朝の「カングー」の行列を思わせる長蛇の列がここにもできていました。「ピエール・エルメ」仕様の「カングー」もキュートです。



ここでは以前こちらの記事で紹介した、「カングーファーム」の監修をおこなう「代官山青果店」のブース。ディレクターの色川裕也さんもイベントに参加していました。
「ぼくらの会社はアパレルが本業。その中でレザーアイテムもつくっていて、工場で中途半端に残ってしまったレザーを使ってこうしたバッグやキーホルダーをつくりました」
使い途のなくなってしまったレザーをアップサイクルして、クルマに取り付けるためのバッグをデザイン。他にもレザー小物類を景品にしたガチャガチャを設置したところ、そちらも好評ですべてなくなってしまったようです。
「『カングーファーム』は次回の収穫に向けて、新しい野菜の仕込みを準備しています。またイベントもおこなう予定なので、『ルノー・ジャポン』のインスタグラムでぜひ動向をチェックしてほしいです」



続いてこちらのブースは、「ほぼ日」とのコレボレーションである「ほぼ日カングーKIOSK」。「ほぼ日」のグッズはもちろん、カットソーブランドの〈フィルメランジェ〉とのコラボTや、横浜日本大通りの幅広い国や年代の眼鏡を取り扱う眼鏡店「素敵眼鏡MICHIO」による「カングー」をイメージしたオリジナルサングラスを販売。
「カングー」の観音扉はお店としても使えるんじゃないか? というところから着想を得て今回のブースをつくったそう。パンデミックによってなかなか外に出れない世の中だったので、このクルマに乗って会いに全国へでかけていくそう。


そしてこちらが「素敵眼鏡MICHIO」によるオリジナルのサングラス。店主の鵜飼三千男さんは原宿にあったヴィンテージショップでバイヤーを務めた人物。今回のメガネはどんな想いでデザインされたのでしょうか?
「ユーザーの方々は『カングー』に乗ることが気分の上昇につながるわけですが、その気持ちを倍増させる印象的なものをデザインしたいと思いました。そこで見つけたのが60年代のフランスのフレーム。コロッとした形ですごくかわいいものだったんです。それをベースに新型『カングー』のマッチョで彫りが深い感じを表現しました。コックピットにゴーグルをつけるような感覚で、このサングラスをかけて『カングー』に乗ってくれたらうれしいですね」