これからも一緒に原宿のファッションを盛り上げていきたい。
ー「ビームス」のアイテムをご覧になられて、どうでしたか?
藤原:古着とのミックスコーデにすごく合いそうだなと思いました。ぼくのように普段古着ばかり着ているひとも取り入れやすそうだし、逆に「ビームス」のアイテムだけでコーディネートして、一点だけ古着を混ぜても上手に収まりそうですし。そういう古着ミックスに合うバランスの取れたラインナップだと思いますね。時代の流れがしっかり見えているなと。
ーとくに気になったアイテムはありますか?
藤原:カモ柄のコートですね。自分もオリジナルを持ってますけど、これは着てみたいなと思いました。ぼくもものづくりをするようになって思うんですが、あれが4万円台前半というのにまず驚きますし。機能面はもちろん、ファッションとしてきちんとデザインされているのもすごい。
吉川:今度オリジナルのアイテムを是非見せてください(笑)
藤原:ぜひぜひ!
ー藤原さんに聞きたいのですが、今後「ビームス」に期待することがあれば教えてほしいです。
藤原:ぼくは原宿に25年いるので、「ビームス」のいろんな世代の方々と会う機会が多いんですけど、とくに若い方々のファッションやカルチャーを盛り上げていこうという想いを強く感じます。もちろん古着屋界隈でもそれは同じで、ぼくもそれに賛同してサポートできることはしていきたいなと思っているんです。「ビームス」は原宿のファッションカルチャーの発信源だと思っていますし、ぼくらはその一本裏手のとんちゃん通りでバックアップしていくので、一緒に原宿を盛り上げていきたいなと思ってますね。なので、今後も末長くお付き合いできたらうれしいです。
吉川:本当にそうですよね。ありがたいお言葉、沁みますね。こちらこそ一緒にがんばっていけたらと思います。
ー次章は12月のアイテムになりますが、ヘビーアウターがラインナップするのでしょうか?
吉川:新型でダウンをつくったんですが、それも70年代のクラシックなアイテムをベースに現代的な解釈でアップデートしているので、乞うご期待ください。