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ディレクター吉川基希と共に編む、 BEAMSの解体新書。 第3章「BerBerJin 藤原裕と、古着的解釈でオリジナルを読み解く」
STRATEGY OF BEAMS

ディレクター吉川基希と共に編む、 BEAMSの解体新書。 第3章「BerBerJin 藤原裕と、古着的解釈でオリジナルを読み解く」

「URBAN ACTIVITY LABO」というシーズンテーマを設ける2022年秋冬の「ビームス(BEAMS)」。“都会的な活動をするための架空の研究所” から生まれたウェアの数々をどのように攻略していけばいいのか? メンズカジュアル部門のディレクターを務める吉川基希さんと一緒に、その方法を探ります。
今回は原宿にあるヴィンテージショップ「ベルベルジン」の藤原裕さんが登場。古着的解釈を経てデザインされるものもある「ビームス」のオリジナルアイテム。それらの服は、数々のヴィンテージウェアを見てきた藤原さんの目に、どのように映るのか? “古着”というキーワードを軸に語ってもらいました。

  • Photo_Ko Tsuchiya
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Yuri Sudo

これからも一緒に原宿のファッションを盛り上げていきたい。

ー「ビームス」のアイテムをご覧になられて、どうでしたか?

藤原:古着とのミックスコーデにすごく合いそうだなと思いました。ぼくのように普段古着ばかり着ているひとも取り入れやすそうだし、逆に「ビームス」のアイテムだけでコーディネートして、一点だけ古着を混ぜても上手に収まりそうですし。そういう古着ミックスに合うバランスの取れたラインナップだと思いますね。時代の流れがしっかり見えているなと。

ーとくに気になったアイテムはありますか?

藤原:カモ柄のコートですね。自分もオリジナルを持ってますけど、これは着てみたいなと思いました。ぼくもものづくりをするようになって思うんですが、あれが4万円台前半というのにまず驚きますし。機能面はもちろん、ファッションとしてきちんとデザインされているのもすごい。

吉川:今度オリジナルのアイテムを是非見せてください(笑)

藤原:ぜひぜひ!

ー藤原さんに聞きたいのですが、今後「ビームス」に期待することがあれば教えてほしいです。

藤原:ぼくは原宿に25年いるので、「ビームス」のいろんな世代の方々と会う機会が多いんですけど、とくに若い方々のファッションやカルチャーを盛り上げていこうという想いを強く感じます。もちろん古着屋界隈でもそれは同じで、ぼくもそれに賛同してサポートできることはしていきたいなと思っているんです。「ビームス」は原宿のファッションカルチャーの発信源だと思っていますし、ぼくらはその一本裏手のとんちゃん通りでバックアップしていくので、一緒に原宿を盛り上げていきたいなと思ってますね。なので、今後も末長くお付き合いできたらうれしいです。

吉川:本当にそうですよね。ありがたいお言葉、沁みますね。こちらこそ一緒にがんばっていけたらと思います。

ー次章は12月のアイテムになりますが、ヘビーアウターがラインナップするのでしょうか?

吉川:新型でダウンをつくったんですが、それも70年代のクラシックなアイテムをベースに現代的な解釈でアップデートしているので、乞うご期待ください。

INFORMATION
    

BEAMS 22AW COLLECTION

公式サイト
Instagram:@ beams_official
@beams_mens_casual

       

BEAMS NOVEMBER LOOK

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